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3月28日 (水) イチゴ狩りと「アッパレ!ハレハレ」
大家さんの斉藤夫妻に誘われて急遽静岡に行くことになりました。 SBSラジオのワイド番組「アッパレ!ハレハレ」が明日で最後。 その番組を見に行きたいと、夕べ連絡があり、 アナウンサーの伊藤圭介さんに連絡して 見せていただくことになったのです。 実は今日は午前中、イチゴ狩りに行くつもりでしたが、 その後で一緒に行こうということになりました。
韮山のイチゴ農園に行く予定を 静岡に近い久能山に変更。 ネットで検索してイチゴ農園を選びました。 韮山は土地が平坦なのでハウスは大きなドーム型ですが、 久能山は石垣型のハウスなので細長いドームです。
農園の駐車場に着くと、ご主人が迎えに来ていました。 今年は春が早いので、イチゴも既に終盤とのこと。 「どこからですか?」 と訊かれて「御殿場です」というと ご主人の口から零れたのは『稲穂雅巳』『富原薫』など、 童謡の作家たちの名前。 富原さんは童謡『汽車ぽっぽ』の作詞者で、 『おひさまコンサート』でいつも歌っている歌のひとつです。 そのことを話すと、とても喜んでくださり、 「実は私は童謡史を研究しているんですよ」とのこと。 すっかり話がはずみました。
でも今日はイチゴ狩りが目的。 「イチゴなんかいいから話していきなさい」 とまるで商売っ気がありません。 また来る約束をしてハウスに飛び込みました。
どこのハウスでもいいというので ハウスを渡り歩いてほどほどに食べてから戻ると ご主人がコピーした新聞記事を沢山持ってきていました。 ご主人が新聞に掲載した童謡の記事や ご主人の研究を取り上げた記事などでした。 「必ずまた伺います」と約束してSBSに向かいました。
それにしても人の縁って不思議です。 偶然選んだ農園でこんな出逢いがあるなんて…。
さて、SBSラジオでは春の番組改正で 「アッパレ!ハレハレ」が3月いっぱいで終了します。 アナウンサーの伊藤圭介さんは「おひさまのたね」を 最初に取り上げてくださった方。 やはり駆けつけないわけには行きません。
6Fのスタジオに行くと、 ちょうど中村こずえさんの番組が終るところで 久しぶりにお話も出来ました。
スタジオの外には、 見に来るリスナーの人の為に席が用意してありました。 残すところあと2日。 リスナーからのメッセージには万感胸迫るのもがあります。 1時半過ぎに、見に来た他のリスナーの方たちと一緒に 私もスタジオに入りました。 「おひさまのたね」を最初に蒔いてくれた圭介さんと この歌への想いを語り合いました。 何度かSBSを突然訪れてはこの番組に出させていただきましたが、 それもこれが最後です。
スタジオの外で最後まで聴かせていただきましたが その間に鈴木通代さんやお世話になっているスタッフや キャスタードライバーさんたちが通り、話に花が咲きました。 「アッパレ!ハレハレ」は明日で終わりです。 圭介さん、ほんとうにありがとうございました。 そしてお疲れ様でした。
Photo-1 スタジオを訪れたリスナーひとりひとりに 丁寧に挨拶をする圭介さん。
Photo-2 番組終了後、圭介さんと記念撮影。 スッピンで失礼!
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3月22日 (木) 仰げば尊し
かなり疲れが溜まっています。 寝起きが悪いったらありゃあしない。
久しぶりに朝は鳥たちと戯れました。 バードフィーダーにもすっかり慣れている様子です。 それでも餌台に餌を置けばやっぱり取り易いほうを選びます。 バードフィーダーのお陰で出かけるときも 餌が無くなる心配がなくなりました。
さて今日はSBS学苑の授業と「おひさま通信」の収録です。 寝過ごすと困るのでバスにしたのはいいのですが、 また事故です。 最近、東名高速の事故が多いような気がしますが、 使う頻度が増えたからそう感じるだけなのでしょうか? 今日の事故は由比の辺りでした。 ちょうど海がきれいに見えるところです。 気持ちは分かりますが、ドライバーの方はくれぐれも御用心。 余所見をしないように…。
事故のせいでゆっくり食事をする時間がありませんでした。 慌ててパンやさんのティールームでサンドイッチを頬張りました。
授業を終えてSBSへ。 少しずつ番組へのお便りも増えてきました。 今月の放送は25日。朝9時から9時半までです。 今回は、いつもは童謡をかけるところに 私が歌った「仰げば尊し」を入れることにしました。
「仰げば尊し」は、一時期卒業式に歌う学校が減っていましたが、 私は歌ってほしいと思います。 「仰げば尊し」は1884年(明治17年)に 小学唱歌に取り入れられたのが最初と聞きます。 それが「歌詞の内容が教師を崇める内容だから…」とか、 「立身出世を呼びかけているのが社会情勢に合わない」 などという理由で歌われなくなったそうです。
おかしいです。 教えてくれる先生を尊ばないで、学問が身につくはずありません。 立身出世を望むことのどこが悪いというのでしょう。 それよりも何よりも、長いこと歌い継がれてきた歌だからこそ、 世代を超えて想いを共有することができるということに、 価値観を見出して欲しいと思います。
仰げば尊し
仰げば尊し わが師の恩 教えの庭にも はや幾年 思えばいと疾し この年月 今こそ 別れめ いざさらば
互いにむつみし 日頃の恩 別るる後にも やよ、忘るな 身を立て名を挙げ やよ、励めよ 今こそ 別れめ いざさらば
朝夕馴れにし 学びの窓 蛍のともし火 積む白雪 忘るる間ぞなき ゆく年月 今こそ 別れめ いざさらば
今日の写真
photo-1 富士川辺りの富士山。 高速の窓から。
Photo-2 「おひさま通信」の収録を終えて、 通代さんとディレクターの山内さん。
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3月5日 (月) ただいまぁ!
やっと我が家に戻ってきました。 2日のあさか保育園の「おひさまコンサート」のあと東京へ。 2日から「マタドール」の展示受注会が 目白台の「リリースタイル」で行われたからです。 お手伝いで、もうバタバタの日々でした。
でもその間、久しぶりに亡き父母の住んでいた部屋で過ごしました。
朝起きるとお茶を入れて仏壇に供え、般若心経を唱えます。 般若心経は母が亡くなった後、 毎日読んでいるうちに覚えてしまい、 そんな私のお経を聞くのが父は好きだったのです。 だから私が般若心経を唱えていると、 父や母が聴きに来ているような気がします。 今日は最終日なので、片付けてから部屋を後にしました。
テレビの天気予報によると、今日は春ニ番だそうです。 まるで嵐のような風でしたね。
数日家を空けていると、こんな日は鳥たちが心配です。 強い風に加え、雨が降ったらどんな風に過ごすんでしょう…。 予報通り夜になって雨が降り出しました。 展示会の片づけが終って帰るころには激しい雨でした。
その雨も西へ行くに従い治まって来ました。 御殿場に戻る頃にはすっかり止んで月が出ていました。 「味彩庵」へ行くと、久しぶりの馴染みの笑顔に迎えられ、 ようやく我が家へ戻った気分になりました。 明日の朝、鳥たちに会うのが楽しみです。
Photo-1 すっかり写真を忘れていました。 撮ったのはこれ一枚…。 「リリースタイル」のショウルーム。 来年の秋冬物の展示です。 来期の色はアースカラーを中心に、 スカイブルーとコーラル(赤系)が鮮やかです。 写真ではちゃんとした色が出なくて残念。
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