3月22日 (木)  仰げば尊し



かなり疲れが溜まっています。
寝起きが悪いったらありゃあしない。

久しぶりに朝は鳥たちと戯れました。
バードフィーダーにもすっかり慣れている様子です。
それでも餌台に餌を置けばやっぱり取り易いほうを選びます。
バードフィーダーのお陰で出かけるときも
餌が無くなる心配がなくなりました。


さて今日はSBS学苑の授業と「おひさま通信」の収録です。
寝過ごすと困るのでバスにしたのはいいのですが、
また事故です。
最近、東名高速の事故が多いような気がしますが、
使う頻度が増えたからそう感じるだけなのでしょうか?
今日の事故は由比の辺りでした。
ちょうど海がきれいに見えるところです。
気持ちは分かりますが、ドライバーの方はくれぐれも御用心。
余所見をしないように…。

事故のせいでゆっくり食事をする時間がありませんでした。
慌ててパンやさんのティールームでサンドイッチを頬張りました。

授業を終えてSBSへ。
少しずつ番組へのお便りも増えてきました。
今月の放送は25日。朝9時から9時半までです。
今回は、いつもは童謡をかけるところに
私が歌った「仰げば尊し」を入れることにしました。

「仰げば尊し」は、一時期卒業式に歌う学校が減っていましたが、
私は歌ってほしいと思います。
「仰げば尊し」は1884年(明治17年)に
小学唱歌に取り入れられたのが最初と聞きます。
それが「歌詞の内容が教師を崇める内容だから…」とか、
「立身出世を呼びかけているのが社会情勢に合わない」
などという理由で歌われなくなったそうです。

おかしいです。
教えてくれる先生を尊ばないで、学問が身につくはずありません。
立身出世を望むことのどこが悪いというのでしょう。
それよりも何よりも、長いこと歌い継がれてきた歌だからこそ、
世代を超えて想いを共有することができるということに、
価値観を見出して欲しいと思います。

 仰げば尊し

  仰げば尊し わが師の恩
  教えの庭にも はや幾年
  思えばいと疾し この年月
  今こそ 別れめ いざさらば

  互いにむつみし 日頃の恩
  別るる後にも やよ、忘るな
  身を立て名を挙げ やよ、励めよ
  今こそ 別れめ いざさらば

  朝夕馴れにし 学びの窓
  蛍のともし火 積む白雪
  忘るる間ぞなき ゆく年月
  今こそ 別れめ いざさらば

今日の写真

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 富士川辺りの富士山。
 高速の窓から。

Photo-2
 「おひさま通信」の収録を終えて、
 通代さんとディレクターの山内さん。

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