Diary 2006. 2
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2月28日 (火)  ビッチ、ビッチ。

明日から3月というのに冬のような寒さに逆戻り。
こういうときは花粉症と風邪を勘違いしやすいので御用心。

午前中のバスで東京へ向かう。
新宿で食事をし、東急ハンズで買い物をしてから事務所へ。
コンサートのチケットの発売が始まったので、
飯塚くんは大忙し。
いい席がどんどん無くなっていく。
ご予約はお早めに…。

お教室へ行くと、平尾先生が改装したお教室を見にいらしていた。
今まで5階と6階に分散していたレッスン室が
6階にまとまったのだ。

オリンピックもついに終わり、選手たちが帰ってきた。
メダルは一つだけだったけど、歴史に残るメダルだったね。
閉会式の後、選手数のわりにメダルが少なかったことに対して、
日本のオリンピック協会が選手団の縮小を示唆していた。
何も今言うことないのに…。
それよりも国として
他で節約できることがあるんじゃないかと思うんだけど…。

サッカーのボスニア・ヘルツェゴビナ戦は
先制したものの逆転されてどうなるかと思ったけど、
土壇場で中田がゴールを決めて同点になった。
久しぶりにヒデのゴールを見た。
やっぱ流石だね。
それにしてもボスニアの選手たちの名前ってみんなビッチ。
ナンとかビッチ、ナンとかビッチ…。
ビッチって日本の名字で言えば、
『田』とか『山』とか『木』とか、そんな感じなのかな?
大変なのは放送しているアナウンサーだよね。
あれを間違えずに全部言えるなんて凄い。
アナウンサーに拍手!!



2月27日 (月)  デトックス

朝寝坊も今日で終わり…多分…。
オリンピックですっかり時差ぼけ…?
目覚ましが鳴っても体が動かない。
拒否反応。
鳥の声に『燃えるごみの日』を思い出し、
仕方なく起きる。

『あるある』で味噌汁がいいと聞いた。
味噌は赤味噌、具は凍豆腐とメカブで180cc。
で、朝のお味噌汁を飲み始めていたけど3日で飽きた。
やっぱ凍豆腐は苦手だし、
だいたい180ccなんて飲めませ〜ん。
残った凍豆腐、どうしよう…。

「デトックス」という「毒出し健康法」がある。
食事や普段の生活の中で長い間に蓄積された
鉛、水銀、カドミウム、ヒ素などの
有害ミネラルを排出するというもの。
本を読み始めたら『ごもっとも』がいっぱい。
プチ断食もいいらしい。
(問題はいつやるかなんだけど…)
とりあえずはお勉強することにした。

弥勒は「マクロ・ビオティック」を取り入れているみたいだけど…。
「マクロ・ビオティック」っていうと
何故かマグロが頭に浮かんでしまうのは私だけかな…。


2月26日 (日)  中村こずえのみんなでニッポン日曜日

『中村こずえのみんなでニッポン日曜日』の中の
「サンデーズ・カフェ」に出演するため
東京のニッポン放送のスタジオへ。
この番組は地方のネットしている局向けのもので、
東京で録音してるけど、東京ではオン・エアされない。
でも全国11の放送局にネットし、
静岡ではSBSがネットしている。

天気は生憎のドシャ降り。
でも東京は地下街があるし道も舗装されているので、
昔のように長靴なんて履いている人は殆どいない。
御殿場(特に家の辺り)は長靴が必需品だ。
まあ、この雨も春の前ぶれということで。

今日は気の知れたこずえさんが相手なので
話もしやすいし、とっても気が楽。
ど〜んとこずえさんの胸を借りればいいのだ。

いつもラジオのゲストなどで
いろんな番組に出ると思うんだけど、
パーソナリティとして上手な人は
ゲストがちゃんと自分の言葉で話せるように
自然に聞き出すんだよね。
こずえさんはその辺が凄いと、いつも思う。
今日は20分の中で前半は「おひさまのたね」の話や
「おひさまのたね蒔き運動」のことなどをたっぷり話した。
こずえさんの話を引き出す技の凄さに
思わず息もつかない速さで話しまくり、
感極まって涙と鼻水がズズーッ。
『おひさま…』の話しをすると、
「たね蒔き運動」の中でもらった感動がいろいろ思い出されて、
ついつい涙腺が緩んじゃうんだよね。
後半はコンサートやライヴの告知をさせていただいた。
この番組は、静岡のSBSにネットしているので、
SBSのリスナーの方たちや
先日講演会をした清水町南小学校のご父兄からも
メールが来ていて嬉しかった。
応援ありがとうございました! v(^o^)v


2月25日 (土)  BSが見たい!

夜更かしも朝寝坊も
いよいよ日曜の夜中の閉会式で終わる。
PCに溜まった膨大な録画データをどう処理するか…。
結局、大好きなフィギュアがメインになりそうだけど…。
「DVDをこんなに作ってどうすんの? ほんとに見るの?」
ってみんなに言われる。
でも本だって気に入ったものは、
読んでも捨てずに蔵書するわけだし、
DVDも蔵書の内だよね……と、自分で納得。


今日、裏庭にキジが来た。
数日前、トンビに追われて逃げていったのを目撃して
心配していたんだけど、
どうやら無事に逃げ切ったようで、
元気に鳴きながら、のんびり歩き回っていた。
平和な風景に感謝。

夕方、弥勒と電話。
明日の朝、9:00〜9:30放送の
BS−iの『クボジュンのえいごっこ』という
子供向けの英語番組で絵本朗読のバックに
「おひさまのたね」が流れるとのこと。
み、見たい! でも、映らない…。
弥勒の家も映らないそうだ。
そうだ、ズカッチに頼もう!
見れる人、見てね。


2月24日 (金)  フィギュアで金!

朝、目覚ましで起きる。
勿論、フィギュアの応援の為に。
ちょうど最終グループが
リンクでウォーミングアップを始めたところだった。
ということはミキティは終わってしまっていたんだ。
結果が気になっていたら、
解説者が4回転に失敗したと報じた。
そうか、練習でも決まらなかったもんね。
でも挑戦し続けたって、頑張ったって言った。
まぁ彼女は若いし、これからの選手だもんね。

眠い目をこすりながらの応援。
まさかのコーエン選手の転倒、ジャンプの失敗。
ショート一位のプレッシャーは流石に重かったようだ。

そして荒川選手の迷いを振り切ったような
潔い堂々とした素晴らしい演技。
イナバウワーをもう少し長く見たかったけど、
コーエン選手を上回る得点に大拍手。
これぞ無欲の勝利!

その歓声が残る中、村主選手が登場。
荒川選手とはまったく違う世界を見事に演じきった。
ちょっとジャンプにミスがあったけど、
気にならないほど、とても優雅で感動的だった。
でも点数が思いのほか出ない。
解説の佐藤由香さんの
「私はコーエン選手より好かった…と思う」
の言葉に私もテレビに向かって大きく頷いていた。

そしてスルツカヤ選手までもがまさかの転倒。
ホントにオリンピックって何が起こるかわからないね。
演技を終えたスルツカヤ選手の苦笑いから、
彼女の口癖だという「これも人生…」って言葉が聞こえるようだった。

そして荒川選手が金メダルを手にしたのだった。
『君が代』が流れた時、その凄さを実感した。
これはホントに凄いことなんだよね。
オリンピックで日本人がフィギュアで金を取ったのだ。
起きて応援した甲斐があったね。

その感動を枕に押し込んで抱きしめて二度寝。
目覚めるとどのチャンネルでもフィギュアの話題。
今日一日で、何度放送されたんだろう。
なんど見てもいいけど、
あのメロディが頭にこびりついてしまった。


2月23日 (木)  健康管理

静岡へ。
このところ日中は すっかり春めいてきたので、
薄手のジャケットで出かけることにした。
ホームで電車を待っているときはちょっと寒かったけど、
御殿場線に乗り込むと寒さも消えた。
裾野に近づくにつれ暖かさが増し、
いつの間にかうつらうつら……。
人のざわつく気配に目が覚めると、
沼津に着いたところだった。
眠い身体を引きずるようにして、
大慌てで東海道線に乗り換える。
乗った途端にまた爆睡。
これは静岡行きなので大丈夫。

静岡は案の定、暖かかった。
時間があったのでアスティ(構内の店舗街)の本屋さんに立ち寄る。
どうしても目に付くのが健康に関する本。
マクロビオティックとか、さらさら血液とか、
高脂血症とか、足ツボとか……。
環境の悪化に伴い健康が見直されてきているのか、
団塊の世代が高齢化してきたのでターゲットにされているのか。
とにかくやたらに健康に関する本が多い。
最近、テレビでも随分取り上げられているもんね。
健康オタクの私は完璧に狙われている。
で、今日も二冊も買ってしまったのだった。

それにしても栄養価に関しても昔とは随分違う。
これでも栄養士の免許は持っているんだけど
(学校卒業しただけだけど…)、
私の知識は古すぎて今に通用しない。
でもまぁ、基礎知識はあるわけだし…。
薬に頼らず、頑張って自分で健康管理するぞ!
と秘かに決意…する……つもり…。
あ、そしたら痩せるかなぁ…。


2月22日 (水)  フィギュア3選手に「感動した!」

オリンピックもいよいよ終盤戦。
夕べのフィギュアは待てずに寝てしまった。
だからミキティはショートプログラムで
ジャンプに失敗してしまったのだ。
私が悪いのだ。
ちゃんと応援してあげなかったから…。
と、日本選手がミスるといつも思ってしまう。

でもがんばったよね。
ミキティは実に健気だったじゃないか!
荒川選手は切れのある潔い演技だったし、
村主選手も心の琴線に触れるいい演技だった。
二人ともあんなに感動的な演技なのに
コーエン選手のほうが点数が出る。
スルツカヤは、まぁ分かるけど…。
わっかんないなぁ…。
「先ず感動ありき」だと思うんだけどなぁ…。
どうも今の点数の出し方は合点がいかない。

でもオリンピックに向かう日本の3選手の言葉には
ずっと感動させられている。
同じ日本人として、
こういう選手たちを送り出せたことを誇りに思う。

かつて、イギリスのアイスダンスの選手に
トーベル&ディーンというペアがいた。
ジョージ・ウィンストンのピアノのメロディーに乗せた氷上での演技に、
知らず知らず涙が溢れていた。
それはもう『演技』という言葉を超えていた。
今でもジョージ・ウィンストンのメロディーを聴くと、
薄いブルーの衣装を着たトーベル&ディーンの演技が甦る。
フィギュアには、そんな感動を与えて欲しいのだ。

あさっては絶対応援するから…。
大丈夫。
今夜のサッカーだって
私が応援したら勝ったじゃないか!

でも私が望むのはメダルじゃない。
自由にのびのびと、
自分らしい演技を見せてくれたらそれでいい。



2月21日 (火)  キジの受難

夕べのテレビの反響か、
私のH.P.を見て下さった方が倍増。
書き込みやメールもたくさん頂いて感激。
ありがとうございました。
引き続きH.P.見てくださいまし。

午後、キジの声に外に出る。
姿を探していると大家さんの畑から
大家さんの自宅へ続く道に飛び出してきた。
とこそがそこへ、道の反対側の我が家の裏から
トンビが飛び出してきて、キジを追いまわし、
そのまま二羽で飛び立っていった。
高らかに鳴くキジが気にさわったのか、何なのか…。
そういえばトンビは猛禽類だよね。
でもまさか自分より大きなキジを襲うなんて…あり?
あのキジがどうなったのか心配……。
無事、逃げ切れましたように……。

それにしても猫に狙われたり、トンビに追われたり、
キジって大きい割りに狙われやすいんだね。
キジってトロイのか、頭が悪いのか…?
『キジも鳴かずば撃たれまい』って言葉があるほどだもんね。
もしも鳥に生まれ変わりたいと思っている人がいたら、
キジは止めたほうがいい。


2月20日 (月)  テレビ東京「名曲の時間です」放送

午後、ガールスカウトの鈴木リーダーが遊びに来る。
「おひさまのたね」が結びつけてくれた大事な友人の一人だ。
愛知万博の時の写真を持ってきてくれた。
思い出話と積もる話に花が咲く。
「NPOおひさまのたね」を立ち上げたいと話すと
とても喜んでくれた。
NPOを立ち上げるのには時間もかかるし手続きも大変だけど、
がんばって立ち上げて「おひさまのたね」の輪を広げたいな。



たった今、友人の弘美さん(味膳の女将さん)宅から帰宅。
我が家ではテレビ東京が映らないので
電波の届く弘美さんの家で見せてもらってきた。
ついでにマンションの大浴場でのんびり。

収録は先週だった。
どんな風に映るか心配だったけど、
案の定、しっかり太ってた……トホホ……。
しかも弘美さんのテレビは横長のワイドテレビ。
それでなくても……だからなおさら……。
だけどゲンジツ……そんなあんまり……。
もう笑い飛ばします…ハハハハハ……。
「マタドールのジャケット、きれいだね」って……。

でもやっぱり出て良かったな。
今度は「おひさまのたね」で出られたらいいね。



2月19日 (日)  イチゴ狩り

体調が回復したので快気祝いを兼ねて
念願の『イチゴ狩り』へ。
去年、地域統合で『伊豆の国市』になった韮山。
以前、教育委員会主催のフォーラムに呼ばれて
時代劇場に来たことがあったけど、
その先に『韮山イチゴ狩りセンター』がある。
去年行く時にインターネットで地図を調べていたら、
クーポン券をプリントアウトして持っていくと、
5人まで割引になると知った。
で、今年もプリントアウトして行った。

まずセンターへ行き入場券を買い、
先導車に導かれてハウスへ行く。
センターでは契約しているハウスに
公平にお客を送り込む。
去年は平日だったので空いていたけど、
今日は日曜日なのでかなり混んでいた。
観光バスも数台来ていた。
松本ナンバーの車もいた。
センターは混んでいても振り分けられるので
ハウスの中の混雑はほとんど無い。

案内されたハウスは去年と同じところだった。
入り口で練乳の入ったイチゴの『ヘタいれ』をもらう。
大きなハウスの中はイチゴの香りでいっぱいで、
畝が幾重にも続いている。
その畝の間を一往復する間に食べるのだ。
制限時間は30分。
短いようだが実は充分なのだ。

始めのうちは無我夢中で端から目に付いたものを食べる。
そのうちに大きさや色艶など見て選ぶようになる。
日向のイチゴは甘味が強いけど、
日陰のイチゴは冷たくて美味しい。
一番奥へ着くころにはもうお腹がイチゴでいっぱいになる。
ここで『ヘタ入れ』のバケツに一度ヘタを捨てる。

復路はイチゴのゲップをしながらも頑張って食べる。
中にいるのは人間だけじゃない。
ミツバチやビッキが沢山いる。
ここのビッキは冬眠しないのかな…?
それとももう目覚めたのかな?
何はともあれイチゴが喉元までいっぱいで、
30分なんていられたモンじゃない。
それでもとびっきり大きなイチゴを60個は食べたと思う。
普通のスーパーで売っているイチゴなら5パック以上かな…?
いやぁ、満足満足。
もう勘弁してください。
近いうち、また来ますから…。


2月18日 (土)  せつないニュース

今日は切ないニュースがあった。
子供たちを守る為に
グループ送迎に加わっていたお母さんが
自分の子供の目の前で他の園児二人を
刺し殺してしまったというのだ。
なんとも切ない話だよね。
子供を守る為のグループ送迎だったはずなのに…。
子供を殺してしまったお母さんは
中国人で日本人と結婚したものの、
言葉の壁に悩み、子育てに悩み、
自暴自棄になっていたようだ。
悩みを聞いてあげられる人がいなかったのかな?
こんな事件を聞くたびに
「おひさまのたね」を聴いて欲しいと思う。
呼んでくれるところがあったら
どこでも行って、歌とお話をしたなぁ…と思う。

人を平気で殺したり、騙したり…。
本当に社会が病んでいるよね。
政治家もお役人も見ている方向が違いすぎるよね。
人間はちっとも進化なんかしてないじゃないか!


今日の救いはサッカー。
ジーコ・ジャパンがフィンランドに勝った!
このところ勝利に見放されたかのようで
心配していたけど、今日は満天の勝利だった。
小野と久保も良かったし、
小笠原のロングシュートは気持ちよかった!
これだけは素直に喜ぼう。


2月17日 (金)  オリンピックの精神  

なかなかメダルが取れないオリンピック。
残念だけど、みんな頑張っているのは
充分というか痛々しいほど伝わってくる。

フィギュアスケートの大ちゃんも
4回転に挑戦して転んでしまったけど、
確実性を選ばなかったことに
私は拍手してあげたい。
プルシェンコの演技は凄いとは思うけど、
きれいにまとめすぎて、メダル狙いって感じで、
なんだかな…。
女子の3選手にも、
メダルなんて気にしないで頑張って欲しいね。
納得できることが一番だと思うし、
やってダメならあきらめもつくというもの。
メダルは結果としてもらえればいいと思う。
それが本来のオリンピックの精神だと思うんだけど…。
『より速く、より高く、より強く』
そして何よりも
「オリンピックは参加することに意義がある」
もちろん負けてもいいって意味じゃないけどね。
近代オリンピックの父・クーベルタンは、こうも言っている。
『人生で重要なことは勝つことではなく、
           努力することである。
   その本質は征服したかどうかにあるのではなく、
             よく戦ったかどうかにある』
いい言葉だなぁ…。
観る方ももう一度噛みしめる必要がありそうだ。
頑張っている姿が一番美しいし、感動を呼ぶのだ。
あれ?
これって新曲の『Bon Courage』に通じてる?


それにしてもスノーボードクロスは面白いね。
観ていて思わず一緒に体が動いてしまう。
もちろん滑れないんだけど、
スピード感やコーナーを回る時の体重移動の感覚が
リアルに伝わってきて、
一緒に滑っているような気分になる。
今夜も寝不足…。



2月16日 (木)  オリンピック種目

オリンピックの正式種目って、
どうやって決まるんだろう?
今まであった種目が無くなったり、
新しい種目が出来たり。
四年の間にいつの間にか変わってる。
勿論選手たちやスポーツ連盟なんかには
情報が入るんだろうけど、
一般には大きなニュースとして伝わらないから
聞き逃してしまうことが多い。
で、私のように開幕して突然知ったりするわけで、
なんだかな…。
そんなにメジャーな種目でなくても入っていたり、
野球のようにメジャーなスポーツなのに無くなってしまったり。
振り回される選手たちは可哀そうだよね。
たとえば今回のスノーボード・クロス。
エキサイティングでものすごく面白いと思うけど、
替わりに無くなったスラロームとかの選手は
ボードまで替えなくちゃならないわけし、
精神面も含めて切り替えるのが大変だよね。

それにしても夏冬のオリンピックで
始めて知ったスポーツ種目がたくさんある。
古代オリンピックの時代から比べると、
道具もいろいろ使うようになったし、
随分たくさんの種目が生まれたんだね。


2月15日 (水)  清水町南小学校のおひさまたち

清水町立南小学校へ。
毎朝、校内でこの歌を流し、
全校生徒で歌ってくれている。
私のHPから手話の解説書も取り寄せて
みんなで覚えてくれているという。

学校へ着くと清水町の教育委員会の高橋さんが来てくださっていた。
以前、清水町の依頼で講演した時にもお世話になった。
その時の講演会に、南小学校の校長先生がいらしていて、
今回の講演会のお話をいただいたのだった。
ただ、今回は話す相手が子供たち。
わかりやすく上手く話せるか心配…。
場所は学校の体育館。
始まる前に開場を見に行く。
演台は壇上ではなく子供たちと同じ高さ。
どういう風に子供たちを座らせたらいいかと訊かれ、
なるべく近くにしてもらった。

体育館に集まった子供たちは1000人近かった。
みんな黄色い座布団を持っていて、
(多分、災害時にはこれを頭に被るんだと思う)
膝を抱えて座っていた。
話の構成とかいろいろ考えていたんだけど、
子供たちの前に立って子供たちの目を見たら
みんな吹っ飛んでしまった。
もう思いつくまま素直に話すことにした。
とりとめのない私の話を、
みんなどんなふうに受け止めてくれただろう…?

子供たちに
「おひさまのたねってどんな種だと思いますか?」
と訊くとみんな様々な答えを返してくれた。
「げんきなたね」「あったかい」「優しい心」…。
それぞれに受け止めてくれているみたいで嬉しかった。
お話を終えて、手話の説明をして、
みんなと「おひさまのたね」を歌う。
始めはお行儀よく歌っていたけど
サビのところにくるとパワーアップ。
高学年の子供たちは手話を恥ずかしがるけど、
(恥ずかしがる時期も大事なんだよね)
低学年の子供たちはその分、元気いっぱいやってくれた。
体育館いっぱいにおひさまのたねが流れ、感無量。
この歌を歌うと不思議と優しい気持ちになれる。
「おひさまのたね」を「優しい気持ち」って答えた子は
歌っていて同じように感じてくれたのかもしれないね。
南小学校の子供たちが、
どんなおひさまになるか、見守りたいな。


2月14日 (火)  明日の準備

夕べは満月できれいな『蒼富士』が見られた。

予想外にオリンピックはまだメダルが無い。
トリノとは時差があるので
リアルタイムで観戦すると生活に支障を来たすので
ビデオに録って見る事にしている。
でもビデオを見る前にニュースで結果を知らされたりで、
ニュースとオリンピック番組と
どっちが先だか分からなくなったりして
頭の中はゴチャゴチャのパニック。

それにしても早く誰かにメダルを取ってほしいなぁ…。
オリンピックには魔物が棲んでいるっていうけど
ホントだね。

明日は清水町の小学校で講演会。
900人の子供たちを前に講演する。
子供たちの目線で話せるように
内容を分かりやすく変えなくては…。
物のない時代に育った私の話を
物の氾濫する時代の子供たちが聞いて
理解してもらえるかどうかが
ちょっと心配。
でも子供たちには授業で
「『おひさまのたね』ってどんな種?」
というテーマが与えられているという。
子供たちの話を訊くのが楽しみだな…。


2月13日 (月)  テレビ収録

テレビ東京『名曲の時間です』の収録の為東京へ。
朝、御殿場駅の乙女口にあるバス停に行くと、
「深夜に首都高で起きたタンクローリーの事故処理のため、
 大幅に遅れる可能性がありますのでご了承ください」
とのこと。
見通しがつかないというので急遽ロマンスカーに切り替える。

新宿駅で飯塚くんと落ち合い事務所へ。
河野さんと沢田さんと4人で
テレビ東京の天王洲アイルにある収録スタジオへ。
すでにキヨシさんは来ていたので楽屋にご挨拶。
奥様の恵美さん共々元気そう。
リハの前にメイク室でメイクしてもらう。
テレビはライトが強いので、
慣れないと自分でメイクするのは難しい。
本当は半分面倒…で、お願いしちゃう。
メイクさんにいろいろお話を聞く。
最近はデジタル放送対応のファンデーションを使うとのこと。
普通のファンデーションでは綺麗に映らないという。
やっぱ頼んでよかった!

司会は徳光さん、コロッケさん、大江アナ。
今日の出演は
杉田二郎さん、長谷川きよしさん、細坪基佳さん、
丸山圭子さん、山本コータローさん、リリィさんと私。

スタジオの中には客席もあり、
セットが4ヶ所作られていて、
センターのセットの後ろには映像が流れる。
昔のレコードジャケットなんか映ったりして…。
みんな若かったなぁ…ha、ha、ha、ha、ha……。
でもみんなとお話できて楽しかった。
放送は来週の月曜日。
きれいに映っていますように…。
でも家は箱根山が邪魔して電波が届かなくて映らないんだ…。


2月12日 (日)  採点法について

スキーのフリースタイルは残念だったね。
いい演技だったのにな…。
日本の選手は難しい技に挑戦するから
スピードが落ちて点が出にくくなるという。
確実な演技でスピードを出した方が
メダルを取りやすいそうだ。

ジャンプの原田選手が
体重がたった200グラム少ないだけで失格。
ジャンプのルールは何だか合点がいかない。
日本人に不利に作っているとしか思えない。
それでもみんな受け入れて頑張っている。

フィギュアスケートも採点方が変わったので、
選手はメダルを取るためには
大技をやるよりも安全策をとる様になる。
なんだかな…?

他のスポーツもそうだよね。
減点方式って言うのは
技の進化を押さえ込むと思うんだけど…。
型に納まった演技よりも
心に響く演技が見たいよね。

それでも日本の選手たちはめげないで頑張っている。
荒川静香選手も点数の出ないイナバウァーを
あえて入れることにしたと聞く。
きっと世界中に感動を与えてくれるに違いない。

頑張っている日本の選手たちに拍手!!


2月11日 (土)  オリンピック始まる

ついに始まったトリノオリンピック。
PCで「TORINO」と打つと
最初に「鳥の」と出るので要注意! 
意味が違ってくる。

開会式、よかったなぁ。
オリンピックも変わったよね。
開会式は単なる儀式じゃなくて
立派なショウになってるモンね。
女の子が歌った国家も好かったし、
ハバロッティが聴けるとは思わなかった。
もう大感動で鳥肌が立った!

ところが夕べPCで録画しておいたのに、
何故か途中で切れていたので大慌て。
どうしようと思っていたら、さすがNHK。
再放送してくれた。
全部とってオリジナルの総集編を作るぞ!
…と意気込んでいるけど大丈夫かな…?
これから寝不足の日々が始まりそう。
がんばれ! ニッポン! Bon Courage!


2月10日 (金)  お灸持参

事務所へ行く前に山崎Pの事務所へ。
新曲の打ち合わせ。
曲の直しにはOKが出てホッ。
弥勒に渡す曲先の音源もコピーしてもらう。
前回、音が入っていなくて弥勒は空振りだったけど、
今回はちゃんと確認したので大丈夫。
きっとすぐに出来てくる……だろうな(^0^)"

事務所に行くと、萩ちゃんがニコニコ。
「朝からずっと待ってましたよ」と飯塚くん。
待っていたのはもちろん私じゃなくて『安倍川きな粉ロール』。
今日は飯塚くんのためにお灸も持ってきた。
お灸に火をつけるにはお線香が一番安全なので
お線香も持ってきた。
肩こりのツボにお灸をしてあげる。
肩のほかに、手の甲にある『合谷』、首にある『風池』、
肘にある『曲池』『手三里』と言うツボにする。
ちょっと効いたみたい。
エロちゃんにもしてあげる。
事務所中にお灸とお線香の香りが満ちる。
隣の総務から入ってくる人たちは
決まって鼻をクンクンさせるけど、
お灸を見て納得する。
「悪い匂いじゃないですよ」とは言ってくれるけど…。
事務所でお灸、流行るかなぁ?

夜、長谷川きよしさんに電話。
昨日、留守中に電話を頂いていたのだ。
月曜日にご一緒するテレビ東京の番組のことだった。
お互い地方住まいなので会う機会が少ないから、
久しぶりに会うので話が楽しみだね。


2月9日 (木)  今年初めての「安倍川きな粉ロール」

静岡へ。
到着早々アスティーの売店へ行き、
「安倍川きな粉ロール」のお取り置きを頼む。
今日は利美ちゃんの分も買った。
私が買ったら残りはあと一本になってしまった。
帰りのバスのチケットを買い、
食事をしてコーヒーを飲んで、SBS学苑へ。
全て駅の構内につながる駅ビルの中にあるので
駅ビルから一歩も外へ出なくてもいい。
便利と言えば便利だけど、ちょっと味気ないかも。

授業が終わってから忘れずに「きな粉ロール」を受け取りに行く。
見ると、売店のショウケースの中には
「安倍川きな粉ロール」がたくさん入っていた。
な〜んだ。慌てることなかった。
でも以前は売れてしまったら夕方には無かったのに、
入っているということは、私が火をつけたのかも…。
な〜んて思ったりして。

JRバスに乗り込み、MDを聴きながらウトウト…。
富士川のあたりで眼が覚めると大渋滞。
でも目の前にそびえる富士山が綺麗だった。
ほんとうに富士山というのは
見る場所でぜんぜん違う顔をしているんだよね。

渋滞の原因は工事だった。
またウトウトしているうちに足鷹サービスエリアに着いた。
運転手さんに訊くと、
遅れは7〜8分くらいですみそうだと言う。
ここからは寝てしまうとヤバイ。

家に帰ると利美ちゃんがコーヒーが沸かして待っていた。
今年はじめての「安倍川きな粉ロール」。
やっぱりめちゃくちゃ美味しかった。
利美ちゃんは御礼のお持ち帰りをもらって大喜び。
明日は事務所で萩ちゃんが大喜びかな…?


2月8日 (水)  防犯カメラ

午前中、所用があって東京へ。
昼食後、帰りのバスのチケットを買うべく
小田急ハルクの建物にある券売所へ。
私はいつも通路側を指定する。
今日は「5B」だった。
チケットを手にして出ると、まだ時間がある。
ビックカメラのパソコンのアクセサリー売り場をのぞき、
スタバでコーヒーフラペチーノ・ライトを買い、
さあ、と思ったところでダウンジャケットのポケットに手を入れたら
チケットが無い。
バックの中にも、財布の中にも無い。
慌てて券売所へ行って事情を説明。
「また買いなおさなくてはならないの?」
と訊くと、券が見つかったら払い戻しますとのこと。
チケットの番号も覚えているし、
売った人も覚えていてくれていてもダメらしい。
「とりあえず時間の限り探してきます」
と言って、行った場所を探したけど無い。
あきらめて新しいチケットを買って、
紛失証明をもらう手続きをしてもらおうとしたら、
いつもいるメガネのお兄さんが、
「ちょっと待って」と手続きしようとしているお姉さんを止めて、
なにやら一生懸命に見ている。
「確かに券を買って手に持って出て行く姿が映っていますね」
見ていたのは防犯ビデオだったようだ。
機転を利かせて救ってくれた。
そうか、こんなところでも防犯カメラって役に立つんだ…と感動。
何よりメガネのお兄さんに感謝!
御礼を言ってバスに乗り込む。
これからは気をつけます。


2月7日 (火)  ラスト・チャンス?

夕べから降り始めた雪は10〜15センチ。
かろうじてカマキリ予報は当たった。

裏庭の小道の雪を竹箒で掃いてむき餌を撒く。
窓から様子を窺うと、
いつもは群れないキジバトも
今日ばかりは気にせず4羽が一緒になって食べている。
刻んだリンゴも撒いたので、シロハラもメジロもいる。

運転手がドイツから戻ってきたので久しぶりに車で買い物。
電気店でDVDのケース。
薬屋さんでお灸。
ホームセンターで鳥の餌とお灸に使うチャッカマン。
パン屋さんでパン。
スーパーで牛乳とミカン…etc…。
車だとこんなにいっぺんに買える。
有難さを痛感。
やっ派、運転練習した方がいいのかな…。
でも30年もしていないと、初心者より恐いよね。
年も年だし……。
でもやるならラスト・チャンス?
これまた悩む。
………………………………。

今日は暖かくなると天気予報で言っていたのに
空はどんより曇っていて風も強い。
霧が発生して、風に乗って流れるのが見える。
それでも夕方には雪はだいぶ消えていた。
春が近い証拠だね。
明日こそ暖かくなりますように…。


2月6日 (月)  前世

裏庭で枯葉をブンブン投げているのは…。
シロハラでもない、ツグミでもない。
アカハラだぁ。
初お目見え。
早速、鳥類図鑑に印をつける。

日本選手団がいよいよトリノ入り。
それなのに会場の準備はまだみたい。
そういえばずーっと前に
両親のお供でヨーロッパ旅行に行った時、
ちょうどローマでワールドカップが開催されていて、
街中が大騒ぎで、夜間外出禁止令が出たっけ。
あの時はワールドカップにあわせて
トレビの泉の改装が行われていたんだけど、
間に合わなかったんだよね。
ラテン系民族は前向きというか、
「あと何日しかない」じゃなくて「まだ何日もある」と思うらしい。
で、間に合わなかったら「ま、いっか」なんて言うんだろうな…。
私もそれに近いものがあるから前世はラテン系かもしれない。
いや、でも帯状疱疹になるくらい神経が細いようだし、どうだかな?

夜、雪が降り始めた。
朝まで降り続けるとヤバイかも…。
カマキリ予報が外れないことを祈る。


2月5日 (日)  マルチナ

自分の枕でゆっくり朝寝坊。
スズメの騒ぐ声に窓のカーテンを開けると、
いっせいに飛び立った。
昨日のうちに餌をたくさん入れておいたのに、
もうカラッポだった。
やれやれ……。
ミカンを枝に刺しているあいだにも
すぐ上でメジロの声がする。
ヤマガラたちも集まっている。

午後、テレビでテニス観戦。
昨日シャラポワに圧勝したヒンギス対ロシアのデメンティエワ。
若い頃のヒンギスはあんまり好きじゃなかったんだけど、
昨日の試合を見て感動して、ファンになった。
復活してきたヒンギスはカッコ好かった。
思えばヒンギスの名マルチナは、
私が大好きだったナブラチロワからとったんだよね。
ヒンギスがナブ様のような選手になるように応援しよう!
でも残念ながら今日の試合は負けてしまった。
負けたけど、コメントはカッコ好かった。
これからのマルチナ・ヒンギスに期待しよう!

夜、利美ちゃんに教わったとおり、
一人でお灸をしてみる。
なんだ、簡単じゃないか…。
付属のツボの説明図を見ていると
あっちもこっちもしたくなる。
あ、もうこれしか残ってない…。



2月4日 (土)  

夕べは遅くなったのでホテルを取ったはいいけど、
ホテルというのはどうも乾燥していていやだよね。
お風呂にお湯を張って寝たけど、
体調も万全じゃないし、
寝苦しくて何度も起きてしまった。

実家の仏壇にお線香をあげに行ってから
新宿の東急ハンズで枕を見る。
ずっと枕を探しているんだけど
どうもピタリとくるものが無い。
結局、今使っている羽毛枕に戻る。

低反発のポリウレタンのテンビュール枕は
ちょっと熱がこもり易くて
新しくなったとは言えまだまだ夏には暑そうだし、
ビーズの入ったものはうるさそうだし、
籾殻は硬いし、
高さもいろいろあるよね。
でもいい枕ってお値段が高いのでビックリ。
一万円を軽く超える。
で、外れたら最悪だし、悩む悩む。
店員さんにいろんな枕を借りては、
お試し用のベッドの上であっち向いたりこっち向いたり…。
何やっているんだ、私は…。
結局、今選びあぐねているのが
高反発の「マニフレックス」というイタリア生まれの枕と
「メディフロウ」という水を入れる枕。
どちらも\12,600。
「マニフレックス」は形が変えられるのがいいし、
「メディフロウ」は水の量で高さを変えられるのがいい。
どっちがいいんだろう…。
よく考えることにして、店員さんに謝って店を出る。

帰りのバスの中、空気枕をしてMDを聴きながら寝ていたら、
周りがざわついて眼が覚める。
みんなバスを降りる準備をしている。
「な、何があったんですか?」
隣の青年に訊くと、
「さっき、バスが接触事故を起こして乗り換えるんですよ」
全然、気づかなかった。
ちょっと恥ずかしかった。
でも大した事故ではなかったようで、一時間ほど遅れて到着。
今日は自分の枕で寝るぞ。


2月3日 (金)  星屑同窓会へ

まずは、きょうこさん、
無事1/2成人式の終了とのこと、ご苦労様でした。
子供たちの記念すべき日に『おひさまのたね』が歌われたこと、
誇りに思います。
みんなが周りをあたたかくするおひさまのような人になることを
心から祈ります。
出来ればこのときの歌声や、映像、せめて写真なりとも
事務所に送っていただけたら嬉しいです。

今日は午後から東京へ。
今夜は『星屑同窓会』兼、『やなせたかし誕生パーティー』に参加する。
『星屑同窓会』とは、
以前サンリオから出ていた『詩とメルヘン』という雑誌に
係った人たちの同窓会。
『詩とメルヘン』はイラストレーターや詩人の登竜門と言われていた雑誌。
廃刊になってがっかりしている人も多いはず。
その雑誌からでビューしたり、参加したイラストレーターや詩人、
編集者等々、様々な人が集まるのだ。
わたしも増刊号などでお仕事をさせていただいた関係で
お声をかけていただいている。
もともとは、やなせ先生が編集長をしていた
『詩とメルヘン』のパーティーだったのだけれど、
廃刊になって、『星屑同窓会』となり、親交を深めている。
みんながお世話になったやなせ先生の誕生会をしようと
毎年この時期に始めたのに、先生は会費をとらない。
かわりにみんなから、わずかだけどお金を集めてプレゼントをする。
先生は電飾のベストを着たりして登場し、
ステージであんぱんマンを従えて歌ったりと、
華麗な『やなせたかしショー』を展開する。
報告は明日。

で、今日は東京に泊まるぞ。
疲れない程度に遊びます。
では行ってきま〜す。

星屑同窓会の前に萩ちゃんに頼まれていた
『マタドール』のコートを渡すため事務所へ。
ラベンダー色のきれいなコート。
私とは色違い(私はグリーン)。
萩ちゃんは色が白いのでよく似合う。
「節分のお豆をどうぞ」なんてすすめられたけど、
そんな、歳の数なんて無理です。

星屑同窓会は、毎年赤坂プリンスホテルで開かれる。
やなせ先生に係ったイラストレーターや詩人などが全国から集まる。
近年は随分若い人が増えた。
中学生の詩人までいるのだ。
久しぶりに会える人や、
ここでしか会えない人もいるので楽しみにしている。
約3時間、みんな飲んだり食べたり、
やなせ先生ショーを楽しんだり。
いつも思うけど先生はとてもダンディーだ。
今年は黒のベロアのロングジャケットにストライプのパンツ、
赤いベスト、シルクハット。
『チャーリーとチョコレート工場』のジョニー・ディップみたいな雰囲気。
いつも何回か、お色直しもする。
全て御自分で選ぶのだそうだ。
今年で87歳。
背筋もピンとしていてとてもお年には見えない。
まさに生涯現役なんだろうな…。
来年は88歳、米寿。


2月2日 (木)  薬の恐さ

午前中、自転車に乗って、
明日の東京行きのバスのチケットを買いに行く。
昨日の雨も上がって、青空も見えるけど、
富士山は厚い雲に覆われている。

そういえば今朝の新聞の一面に
富士スピードウェイでF1が開催される確率が
かなり高いって書いてあった。
そうなると御殿場が賑やかになるなぁ。

チケットを買ってから薬屋さんに行き、
利美ちゃんに言われた『せんねん灸・ソフト』を買う。
家庭用のお灸にもいろんな種類があるのが分かった。
以前、東京にいる時に鍼灸院でお灸をしてもらったことがあるので、
効き目や気持ち好さはよく知っていたけど、
でもこんなに手軽なものだとは思わなかった。
火を点けなくてもいいというのもあって、
試しにそれも買ってみる。

午後、利美ちゃんが来る。
早速足と手のマッサージ。
足の人差し指をさわっただけで、
「胃がすごく疲れてますよ」という。
そういわれて思い当たる。
ずっと薬漬けだったのだ。
帯状疱疹だけでなく、
一時中断していた高脂血症の薬も再開していたのだ。
もらった薬の処方箋を改めて見ると、副作用のところに
『筋肉痛・むくみ・倦怠感・かゆみ・便秘・ほてり……etc.』
まだまだいっぱい書いてある。
何だか読んでいるうちに怖くなってきた。
このところ、ヘンな疲れを感じていたのだ。
副作用の項目に思い当たるところがいっぱいある。
病気のために薬を飲んで、副作用を抑える為にまた別の薬を飲み、
これって悪循環だよね。
長いこと帯状疱疹の痛みが続いたので、
痛みの変化に鈍感になっていた自分に気づいた。
以前、薬で肝臓を壊した時の症状に似てきたことにも気づいた。
薬を止めてみよう!と思った。
今のうちに体調をもどしておかないとやばいモンね。
そう思ったらなんだか気が楽になった。
でも今は昔のようにただ与えられるだけでなく、
こうして薬の情報がちゃんともらえるから
自分で判断できていいよね。
利美ちゃんのおかげで気づいてよかった。
やっぱ、天使だわ。

お灸の気持ちいいこと!
市販のお灸なんて馬鹿にしてたけど、とんでもない。
癖になりそうです。



2月1日 (水)  命のマッサージ

朝から雨。
フードつきのコートを羽織って餌場の点検。
どこもかしこもカラッポ。
餌をたっぷり入れて、餌場を離れた途端、
もう鳥たちが舞い降りてきていた。
キジバトが大慌てで雨の小道を歩いてくる姿が
なんとも可愛かった。

午後、ATMに行く用事があって雨の中、出かける。
家から一番近いATMはスーパーの中にある。
スーパーまでは2キロ近くある。
都会の中を歩くときはいつの間にか2キロくらい平気で歩くけど、
田舎で雨の中を2キロというと、結構ある。
晴れている時は気持ちがいいからいいんだけど、
御殿場の冬の雨は冷たい。
タクシーを頼もうかとも思ったけど、
スーパーーの前でタクシーを降りる姿が
何となく想像できなかった。
頑張って帰ってきたらびしょ濡れだった。
シャワーを浴びてコーヒーを飲んだら落ち着いた。

事務所でコンピューターを前に
エッセイを書きながら肩を揉んでいたら、
マタドールのアルバイトの利美ちゃんが
「肩、辛そうだからマッサージしましょうか?」
といってマッサージしてくれた。
で、知ってしまった。
上手い。ものすごく上手い。
ツボを熟知している。
学生時代にエステシャンを目指そうとしたこともあり、
苦にならず、喜ばれるのが嬉しいと言う。
いつもご主人の功ちゃんにもしてあげるという。
いい女房だなぁ。
結局、肩に始まって背中、足裏、腕まで
フルコースのマッサージ。
「プロになれるよ」
というと、
「ダメです。嫌いな人にはさわりたくないから…」
そんな…分かる気もするけど、もったいない…。
帯状疱疹の後、長い痛みで体が随分疲れていたようで、
肩と背中が石のようにパンパンだった。
薬のせいで胃も弱っているらしい。
まさに命のマッサージだった。

「明日は仕事ないけど、遊びに来てお灸をしてあげます」
ああ、利美ちゃんが天使に見える!!


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