2月2日 (木)  薬の恐さ

午前中、自転車に乗って、
明日の東京行きのバスのチケットを買いに行く。
昨日の雨も上がって、青空も見えるけど、
富士山は厚い雲に覆われている。

そういえば今朝の新聞の一面に
富士スピードウェイでF1が開催される確率が
かなり高いって書いてあった。
そうなると御殿場が賑やかになるなぁ。

チケットを買ってから薬屋さんに行き、
利美ちゃんに言われた『せんねん灸・ソフト』を買う。
家庭用のお灸にもいろんな種類があるのが分かった。
以前、東京にいる時に鍼灸院でお灸をしてもらったことがあるので、
効き目や気持ち好さはよく知っていたけど、
でもこんなに手軽なものだとは思わなかった。
火を点けなくてもいいというのもあって、
試しにそれも買ってみる。

午後、利美ちゃんが来る。
早速足と手のマッサージ。
足の人差し指をさわっただけで、
「胃がすごく疲れてますよ」という。
そういわれて思い当たる。
ずっと薬漬けだったのだ。
帯状疱疹だけでなく、
一時中断していた高脂血症の薬も再開していたのだ。
もらった薬の処方箋を改めて見ると、副作用のところに
『筋肉痛・むくみ・倦怠感・かゆみ・便秘・ほてり……etc.』
まだまだいっぱい書いてある。
何だか読んでいるうちに怖くなってきた。
このところ、ヘンな疲れを感じていたのだ。
副作用の項目に思い当たるところがいっぱいある。
病気のために薬を飲んで、副作用を抑える為にまた別の薬を飲み、
これって悪循環だよね。
長いこと帯状疱疹の痛みが続いたので、
痛みの変化に鈍感になっていた自分に気づいた。
以前、薬で肝臓を壊した時の症状に似てきたことにも気づいた。
薬を止めてみよう!と思った。
今のうちに体調をもどしておかないとやばいモンね。
そう思ったらなんだか気が楽になった。
でも今は昔のようにただ与えられるだけでなく、
こうして薬の情報がちゃんともらえるから
自分で判断できていいよね。
利美ちゃんのおかげで気づいてよかった。
やっぱ、天使だわ。

お灸の気持ちいいこと!
市販のお灸なんて馬鹿にしてたけど、とんでもない。
癖になりそうです。