Diary 2006. 4
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4月30日 (日)  4月の終わり

だいぶ疲れが溜まっていたらしい。
すっかり朝寝坊してしまった。
ジュースとヨーグルトで簡単朝ごはん。

道が混む前に買い物に出かける。
帰りにはさぞかし混むだろうと思っていたけれど、
思ったほどでもなくちょっと肩すかし。

昼食後、庭の草むしり。
あちこちで鳥の声が聞こえる。
今日はやけにコゲラが鳴いている。
去年植えた宿根の花の芽が出ているのを発見。
ビオラも種が飛んだらしく、
あちこちに小さな花を咲かせている。
畑を見ると、もうコスモスの芽が沢山出ている。
今年は東京で春のライヴが無かったので
秋に採ったコスモスの種がそのまま残っている。
急いでどこかに蒔きに行かなくちゃ…。

4月も今日で終わり。
明日から5月かぁ。
明後日は初のリハーサル。
明日からコンサートに向けて
本格的に準備開始!



4月29日 (土)  大家さん家の「おひさまのたね」

夕べは東京に泊まった。
ホテルの25階のレストランで朝食。
ここからの見晴らしは素晴らしい。
天空から見るまだ動き始めたばかりの都会は、
無機質な中にも整然とした美しさがある。
景色だけでも充分贅沢な朝食だ。

チェックアウトして駅行きのバスに乗り、
コインロッカーに荷物を預け姉の家に向かう。
東京に来ても、なかなか家までは行けないけど、
今日は帰るだけなので寄ることにした。
マルチーズのジョンに会うのも久しぶり。
ジョンはもともと心臓が弱く、
10歳を過ぎたので、
「そろそろかも…」と姉は心配している。

新宿へ戻り、バスの出発時間まで間があったので
ハルクの地下で夕飯の買い物。
スタバで以前から買おうと思っていた持ち歩き用のマイカップを買う。
二重のカップの間に自分の好きな絵や写真を入れることができて、
とってもかわいいし、保温性があるので、
移動の多い生活をする人には便利なのだ。
で、知ったのは、最初の一杯は何でも無料なのだそうだ。
しかもこのカップを持っていると、いつでも20円安くなるんだって。

家に帰ってから「安倍川きな粉ロール」でお茶をする。
でもね、やっぱこれを全部食べるのはヤバイよね。
で、大家さんにもおすそ分け。
お産の為、帰ってきている真由美ちゃんに久しぶりに会う。
がりがりの真由美ちゃんは少しふっくらして大きなお腹。
6月の初めには女の子が生まれる。
真由美ちゃん似の美人で秀樹くん似の優しい子が生まれますように…。
そして元気なおひさまのたねを握っていますように…。


4月28日 (金)  走れ歌謡曲

夕方から山Pのスタジオでレコーディングの直しがあった。
持って来ようと思って買っておいた「安倍川きな粉ロール」を
我が家の冷蔵庫に忘れてきてしまった。
ということは連休中に私のお腹に収まることになるわけで、
それはそれで問題でもある。

きょうはこれから文化放送の「走れ歌謡曲」に出演する。
放送は深夜3:00〜5:00。
ダイアリーを見た方、聞いてね!
では行ってきま〜す。



4月27日 (木)  「安倍川きな粉ロール」値上げ

朝から雨。
裏庭の餌場に行くと、
ガビチョウが鳴いていた。
姿をさがしたけど葉が茂り始めたので見当たらない。
声が止んだので餌場に餌を入れていたら、
すぐそばの枝にガビチョウが飛んできた。
ネットで調べた時、
ガビチョウはあまり人前に姿を現さないって出てたけど、
我が家ではそんなことは無い。
口笛で物まねすればすぐに乗ってきて
羽を広げながらムキになって鳴くし、
逃げるふうでもない。

今日は高速バスで静岡へ。
出掛けには雨が上がっていた。
夕べ寝るのが遅くなったので、
電車だと爆睡して乗り過ごす恐れがあるからだ。
静岡は流石に暖かい。
ジャケットを脱いでバッグに仕舞う。
昼食後、安倍川きな粉ロールを買いに行く。
え? 値上がりしてるぅ!
といっても箱代程度、全然納得の値段だけどね。
むしろ今までが安すぎたのだ。
ちなみに今までは一本1050円。
新価格1260円。
40cmもあるのにこの値段なのだ。
むしろ安すぎて『ぷるみえ〜る』が損をして、
生産中止になってしまうのではないかと心配してたのに…。
理由は「品質向上のため…」って書いてあった。
あれ以上美味しくなったの?

お教室が終わって家に帰り、早速賞味。
久しぶりに食べたので差はあんまり分からないけど、
甘味を抑えたクリームと上品な餡を包んだ、
きな粉を練りこんだスポンジが、
さらに香ばしいきな粉をたっぷりまとい…。
あぁ、やっぱり美味だわぁ〜。


4月26日 (水)  チューリップと衣替え

キッチンから臨む庭先に
アネモネとチューリップが咲いている。
赤、白、黄、紫、ピンクと色とりどりできれいだ。
「な〜らんだ、な〜らんだ…」って思わず歌う。
こうして考えると、この詞を書いた近藤宮子氏は
目の前の情景を素直にそのまま書き留めたんだろうな…。
「どの花見ても…」からは
作曲者の井上武士氏が作ったのだそうだ。
誰もが感じることをそのまま言葉にするというのは、
簡単なようで難しい。
だからこそいつまでも心に残り、忘れない。
そんな風に心に残る歌を作っていけたらいいな。

午後から衣替えをする。
今日は一日中洗濯機が回りっぱなし。
私は衣装ケースを出したり仕舞ったり…。
でも今頑張ってやらないと、
5月に入ったらそれどころじゃなくなるモンね。
夏物は薄いからいいけど、
冬物は厚手なのでケースに入りきらない。
こんな時は「もう買わないぞ」って思うんだけど、
いつの間にかまた増える。
こんなことするのは人間だけなんだよね。
最小限で生活できればいいけど、
まだまだそこまでは悟れないみたい。
困ったものだ。
それにしても…、あ〜疲れたぁ…。
こんな時はイナバウアーして身体を伸ばそう。


4月25日 (火)  ラジオな日 PART2

ニッポン放送のテリー伊藤さんの番組に出演の為東京へ。
生放送だし、遅れると困るので早めのバスに乗る。
東京へ着くころから、何となく雲行きが怪しくなる。
事務所に着いてみんなと話をしていると、
「ゴロゴロ……」雷と共に雨が降り出した。
このところ天気がおかしいよね。

今日は河野さんと飯塚くんが一緒。
沢田さんも合流。
ニッポン放送へ着くころには雨は小降りになっていた。
予定より早めに到着。
パーソナリティーのテリーさんとタイ平さんはもうスタジオに入っていた。
本番前に担当のディレクターさんと打ち合わせ。
進行表に私の話を書き込んでゆく。

出番が来てスタジオ入り。
それまでの内容からして、お二人ともさぞかし賑やかで
私の話す隙など無いかと思っていたのにとんでもない。
むしろとても穏やかで、
私にしっかり話す場所を与えてくださった。
で、調子に乗って話しすぎたかも…。
お聞き苦しかったら勘弁…m(__)m
生放送というのはとかく打ち合わせ通りには進まないもの。
でも「おひさまのたね」への思いは伝わったかな…。
テリーさんとタイ平さんに感謝。
コンサートの告知も出来て、
『ラジオな日 PART2』無事終了。


4月24日 (月)  ラジオな日

朝、東京へ行く前にテレビ欄のチェック。
見たい番組をPCで録画するためだ。
番組表の中に「世界卓球選手権2006」を発見。
連日試合があるらしい。
弥勒は当然見るんだろうな…。
弥勒のブログは当分「卓球な日々」になるに違いない。

今日はラジオ日本の夏木ゆたかさんの番組に生出演。
久しぶりのラジオ日本。
私がデビューした頃はラジオ関東という名前だった。
その頃、杉本真人さん、津田義彦さんと3人で
「きのうよりごきげん」という番組をやっていた。
あれから30年かぁ…。
あのころの私は何にも喋れなかったっけ…。
感慨深いものがある。
夏木さんにはその頃からあちこちの番組でお世話になっている。
「イメージ変りませんねぇ…」って言われて
お世辞でもうれしい年頃…?

終了後、アオイスタジオで
FM世田谷の「おやつ気分で茶っとタイム」の録音。
え?それって録ったでしょ?
そう、録ったけど、録音に不具合があって、録り直し。
FM世田谷の小畑さんは恐縮して
お詫びにお菓子を持ってきてくださった。
放送は来週になった。
あしたは「ニッポン放送」のテリーさんの番組に出るぞ!


4月23日 (日)  時間の使い方

このところ毎日、
朝からガビチョウがうるさいこと!
しばらく木の上で鳴いた後、降りてきて餌を啄ばむ。
思うに、
餌を食べる前にナワバリ宣言しているんじゃなかろうか…?

チューリップがあちこちで咲き始めた。
アネモネも咲き始めた。
ホームセンターではサフィニアが並んでいる。
早く植えたいけど、まだ土が去年のまま。
連休中に頑張ろう!

午後からPCで歌詞の整理をする。
コンサートの時に歌う楽曲などは
PAさんや照明さんにも渡すので、
ちゃんとしたものが必要なのだ。
今、私のPCに入っているもので、
古い歌に関しては
以前使っていたワープロ(富士通オアシス)のメモリディスクを
変換ソフトで入れたものなのだ。
ワープロの書式で入っているので
ワードの書式に変えると行間や行変に不具合が生じたりする。
こういうことはコツコツ少しずつやっていればいいのに、
哀しいかな、私はコツコツタイプではない。
もうコンサートまで、あと一ヶ月を切ったんだよね。
そろそろカウントダウンの準備してた方がいいのかな。
でも試験勉強みたいに計画を立てると
私の場合、絶対失敗するんだよね。
どうも時間の使い方がヘタなんだナ。


4月22日 (土)  初詣

遅まきながら、ついに箱根神社に初詣に行った。
古いお札を納めるためだ。
山道を登るにつれ、桜が見え始める。
そうか、箱根は今が盛りなんだ。
土曜日とあって、箱根は観光客がいっぱい。
箱根神社にも中国からの観光団が来ていて、
ツアーコンダクターが中国語で説明していた。
参拝の仕方を教えてもらったツアー客が、
日本人の参拝を見ながら真似ている。
そうか、仏教は中国から渡ってきたけど、
神道は日本古来のものだから知らないんだよね。
流石に破魔矢は売っていなかったけど、
無事お札を納め、おみくじを引く。
『大吉』だった!
そういえばまだ河野さんと飯塚くんと一緒にお参りに行っていない。
月曜日に東京に行ったときに行けるかな…?



4月21日 (金)  ちょっとヘン?

このところ、私って やっぱりおかしい。
昨日のスケジュールミスもそうだけど、
今日はチケットの予約を勘違いしていた。
24日のチケットの時間と今日の時間を勘違いしていて、
家でのんびりお昼を食べた後、
駅のバスの待合室でチケットを確認したら、
私の乗るバスはもうとっくに出ていた。
職員さんが顔馴染みなので笑いながら取り替えてくれたけれど
あせったぁ……。
なんか…ちょっとヘン?…かも…。

今日はFM世田谷の「おやつ気分で茶っとTIME」の録音。
アオイスタジオの会議室を使った。
昔はスタジオ外で収録の時は
ソニーのデンスケとか大きな機材を持ってきて録音したりしたけど、
今は手のひらに入るサイズの録音用MD。
『便利』はどこまで行くのだろう…。
でもMDって日本だけなんだよね。
カセットテープは劣化したり、
機種によってキイに微妙な差が出たりするし、
巻き戻しとか早送りとか時間がかかる。
i-podは容量が多いけど、録音できない。
MDは聴きたい曲がすぐに聴けるし、
録音も消去も編集も簡単だ。
それなのに、
こんな便利なものがなんで世界中に普及しないんだろう?


4月20日 (木)  「なんてこったい!」…な日

昨日の疲れを引きずって、それでも頑張って起きた。
今日は静岡へ行くのだ。
いつもは御殿場線とJRを乗り継いでいくけど、
乗り過ごすと困るのでJRバスにした。
バスの中ではMDで昨日の音を聴きながら行く。
途中までものすごい雨。
でもいつの間にか爆睡。
静岡に着くころには雨もおさまっていた。
帰りのチケットを予約して
アスティのレストランでランチ。
いざSBS学苑へ。
「え? 先生の授業は来週ですけど…」って…。
そ、そんなぁ…。
つまり私がスケジュールを間違えて書き込んであったわけで…。
あ〜あ、静岡くんだりまで私は何をしに来たのか…。
わざわざランチに来ました…ってこと?
「なんてこったい!」

帰りのバスの中でもMDを聴く。
イヤホンで集中して聞くと、
いろんな問題点や好い所が見えてくる…って、
今日のことは無駄足…とは言いたくない言い訳。
いや、事実、よく分かるのだ。
で、早速山Pに連絡。
今回は発売まで間があるので考える余裕がある。


静岡ではよく見えた富士山も、
御殿場では雲をまとっていた。
数日の悪天候で富士山では雪が降ったようで、
日本平辺りから見た富士山は
宝永山の辺りまで雪が深くなっていた。
富士山の一番積雪量が多いのは
真冬よりも春先の4月頃だと聞いたことがある。
そういわれると、桜と写る富士山は雪が深い気がする。

御殿場も今日の花散らしの雨と風で、
桜はだいぶ散ってしまった。


4月19日 (水)  おとうさん? おかあさん?  

無事レコーディング終了。
ようやくスタジオから解放される。
今回のアルバムの発売は秋口になる。
「おひさまのたね」はフランス語がついたことで、
また別の顔をみせてくれた。
(フランス語がついた経緯については弥勒のブログ参照)
この歌は私や弥勒を始め、
いろんな人を動かしてしまう。
それがまた新たな出会いと感動を運んでくれる。
子供たちのように成長しているみたいだ。
ということは私と弥勒がお父さんとお母さんということになる。
あれ……?
どっちがお父さんで、どっちがお母さん?
詞が先に出来たんだけど……。
でも……。
これってニワトリとタマゴ?


4月18日 (火)  スタジオから

昨日からスタジオに缶詰。
レコーディングもいよいよ大詰め。
で、山Pの事務所「スーパーミューザック」のスタジオのPCを借りて
書いている。
スタジオに篭っていると運動不足になるので
お昼は外へ食事に行くことにした。
初めて外からの書き込み。
まずはここまで。


4月17日 (月)  日本の食事

久しぶりに自宅でゆっくり。
明日、明後日はレコーディングのミックスダウンなので、
何時までかかるか分からない。
飯塚くんに頼んでスタジオの近くにホテルを取ってもらう。
(ホテルに帰れるかどうか不安だけど…)

春真っ盛り。
久しぶりの晴れ間に、裏庭には野鳥がいっぱい。
ヤマガラ、シジュウカラがひっきりなしに餌場と枝の間を行き来し、
キジバトとスズメが小道に撒いたムキ餌に集まる。
その間をアカハラやガビチョウがホッピングしていた。
スズメに混じってアオジの姿も見える。
姿は見えないけどウグイスやクロツグミ、キジの声も聞こえる。
アオサギが鳴きながら空を行く。
こんな情景がいつまでも見られますように…。

今日は久しぶりに家で料理。
今夜は野菜中心でお腹を休めることにした。
最近考案したモヤシとベーコンのモヤシ鍋。
ヒジキを山ほど煮て、カボチャを煮て、
ヒジキで使った残りの蓮根でキンピラを作る。
この前作った生姜の佃煮に青唐味噌……。
ああ、ニッポンの食事だぁ…。
子供のころは目もくれなかったおかずが今は大好物。
日本人の意識に目覚めたのか、年をとったのか…。
前者ということにしておこう。



4月16日 (日)  フランス語版「おひさまのたね」完成

朝、本館で朝食。
予定通り9時出発。
今日は11時からレコーディングだ。
午後、弥勒がFCの長峰さんとフランス語の堪能な大隅さんを連れて登場。
あんまり練習出来なかったので心配だったけど、
思ったよりもスムーズにフランス語版「おひさまのたね」が出来た。
そのまま怒涛のごとく歌入れをし、
コーラスを残すのみで完パケ。
何とか最終のバスに乗り込む。
バスの中で何度も「おひさまのたね」を聞く。
フランス語は1コーラスだけだけど、
大隅さんからお墨付きをいただいた歌は、
とても暖かく感じられた。
うん、うん、と自己満足。
フランス語をつけてくださった長峰さんグループに感謝!
発音をレクチャーしてくださった大隅さんに感謝!
係ってくださった人たちに早く聞いてもらいたいな…。


4月15日 (土)  茂原へ

久しぶりに日の光。
花吹雪がきらきら光ってきれい……。
しばし観賞……。

HPを開く。
今日もあった。
怪しい書き込みを消去。
週末は特に多い。
困ったさんだね。
そういえばこのところ正規の書き込みが少ないな…。
(ブツブツ……)

今日は千葉県は茂原市の「ふぇるまあた」で
融くんとの二人ライヴ。
初めての場所なので、現場を見るまではちょっと不安。
(そこで歌っている自分の姿がイメージ出来ていない)

青山で待ち合わせ、融くんの車で行くことになっている。
今夜は茂原泊で明日はそのままレコーディング。
何だか慌しい忙しい日が続く。

いざ、出陣…じゃなくて出発!

融くんの車で迷いながらも
3時過ぎに無事現場に到着。
店に入ると大画面に映画『十戒』が映し出されている。
「懐かしい…」と言うと、
オーナーの酒井さんが
「3回見ても『十戒』…なんちゃって…」
なんてオヤジギャグを飛ばす。
ジャズ・ライヴが多いようだけど、
ジャンルを問わずいろんな人が来ている。
何人か友人も来ていた。
リハを終えて案内された今宵の宿は
山の上のリゾートホテルのコテージ。
何だか合宿気分。
本番前にお寿司屋さんで軽めに食事を取る。
ドタバタしている間にすっかり時間が過ぎて
店に戻るとちょうどお客様が入り始めたところ。
大急ぎで仕度して、いざ本番。
終わってから店で打ち上げ。
ご自慢のイタリアンをいただく。
オーナーと話をすると、
何とお嬢さんはアイドル女優の酒井若菜さんだというから驚き…でした。

融くんがお酒を飲んでしまったので
飯塚くんの運転でホテルへ戻る。
山の上なので肌寒い。
2ベッドルームの間にある居間でTVをつけて、
飲みながら談笑。
ほんとに合宿みたい。
すっかり夜更かししてしまった。


4月14日 (金)  美しい日本語

朝、キッチンに立つと、窓の外が『花吹雪』。
今日はちょっと寒い。
『花冷え』だろうか…。
こういう瞬間、日本語ってきれいだなぁ…と思う。
近年、季節感が無くなって、
歳時記などもおろそかになっている。
日本の伝統とか心が、どんどん失われていくようで淋しい。
これからは『心の時代』なんて言われて長いのに、
ちっともそんな方向に進んでいないような気がする。

東京へ。
コンサートの打ち合わせの後、
飯塚くんと地下鉄で事務所へ。
目の前の席が空き、私が座る。
飯塚くんが持ってくれていた私の荷物を持つと、
飯塚くんが「すいません」という。
(私の荷物なのに…)
「私が学生の頃は、座った人がみんなのカバンや荷物を持ったり、
知らない人の荷物を持ってあげたりするのが当たり前だったんだよね」
そういうと、飯塚くんが驚いたように
「え? そうなんですか?」という。
「今、『荷物持ちましょうか?』なんて言って手を出したら
『何するんですか!』なんて怒られそうだよね」
「ですね…」
何だか人との係わり合いが難しくなってきているよね。
本来ならば『シルバーシート』なんてわざわざ作らなくても
お年寄りや障害を持った人に席を譲るのは常識であるべきなのだ。

そういえば昔、『小さな親切運動』なんていうのがあったのを
知っている人というか、覚えている人がどれだけいるだろう…。
『小さな親切』で表彰される人が出たことでエスカレートしてしまい、
結局『小さな親切は当たり前』ってことで
いつの間にか消えてしまったのだった。
『小さな親切、大きなお世話』なんて言葉も流行った。
もっと自然に人と人が係りあえたらいいんだよね。
それがきっと『思いやり』って言葉に繋がるんだろうな…。
これもまた美しい日本語だ。


4月13日 (木)  さくら

SBS学苑、新学期最初の授業。
静岡は流石に暖かく、ジャケットがいらないほど。
桜もすでに散っていた。
続けてくださっている生徒さんや
退院して戻ってきた生徒さん。
久しぶりに皆さんと再会。
今期から新しく入った生徒さんや見学の生徒さんもいる。

新学期なので初めての生徒さんたちにも分かるように
初心に帰ってお話をする。
今期の課題曲は森山直太郎さんの「さくら」。
前回の最後の授業の時、
「若い人と歌える歌を…」との声があり、
季節を考えてみんなで決めた曲だ。
彼はファルセットなどを使ってキイが高いので、
女性にはちょうどよいキーになる。
でも男性にはちょっとキツイけどキーを変えれば大丈夫。
お仲間が増えるとお教室も賑やかになり、明るくなる。
見学の方たちも、次回から参加してくれそう。
歌は緊張しないで楽しむこと。
みんな仲良く楽しくできたらいいね。

御殿場に帰ると、やはりジャケットを羽織る。
日暮れ前に平和公園に行ってみる。
正式には『富士仏舎利塔平和公園』。
東名高速から箱根の麓に見える白い仏舎利塔のある公園だ。
インドの故ネール首相の厚意でいただいた
お釈迦様の分骨が納められている。
園内には550本の桜が植えられている桜の名所としても有名。
実は御殿場に7年もいながら行ったのは初めて。
駐車場に着くと中国や韓国からの観光客がバスで来ていて、
何だか日本にいながら日本じゃないみたいな気分になる。
ソメイヨシノや枝垂桜が満開で、圧倒される美しさ。
仏舎利塔の前にはアジア各国の狛犬が並んでいて、
国によって表現や表情が違うのが興味深い。
天気が良ければ富士山が目の前に広がって綺麗なんだろうなぁ。
おもわず「さくら」を口ずさむ。
春だぁ……。


4月12日 (水)  ガビチョウ

今日は茂原のライヴのリハーサル。
私用があって予定より早いバスに乗ることになった。

早起きすると、いつもと違う鳥の声が聞ける。
クロツグミの声に窓のカーテンをそっと開けて見る。
よく聴くと、ちょっといつもと感じが違う。
クロツグミとは別に、似た鳴き方をしている鳥がいる。
しばらく様子を見ながら目を慣らす。
野鳥観察をする時は目を慣らすのが大事だ。
野鳥は色や模様などが、
自然の中に溶け込みやすいように出来ているのだ。
それに慣れて来ると、鳥を見つけやすくなる。

目が慣れてくると、木陰に動く鳥が見えた。
餌場の下に下りてきたのを見ると、ガビチョウだった。
目の端にも動くものを見つけて見ると別のガビチョウだった。
ガビチョウは中国からの外来種なので野鳥図鑑には載っていない。
鳴き声がきれいなのと、他の鳥の鳴きまねをするのが面白がられ、
輸入されたのが逃げてか、捨てられてかして、
繁殖してしまったのだという。
赤茶けた体に目元にクレオパトラのような白いアイラインがある。
体長は24〜25センチ。
ホッピング歩行をするけど、歩幅がちょっと大きいので面白い。
シジュウカラやヤマガラが落葉の上に落としたひまわりの種を
食べようとしているようだけど、上手く突けず、
足で叩くような仕草をしている。
なんとも滑稽な(失礼!)感じだ。

早起きしたのでバスの中では爆睡。
起きられなくてもがいている夢を見る。
この状態、金縛りに似ている。
実際、新宿に着く寸前、そんな状態だった。
バスを降りてもしばし呆然。

私用を済ませ、明日のSBS学苑で使うCDを買い、
リハのスタジオのある赤坂へ。
予定よりも早く終わったので、
融くんと飯塚くんと、3人でコンサートの打ち合わせ。
全体の流れを決めてから、おおまかな選曲。
こうなってくると、急に現実味を帯びてくる。
その前にもやることはいっぱいあるんだけど…。
帰りのバスも爆睡。
持ち歩いていた本は10ページも読めなかった。


4月11日 (火)  シジュウカラとスズメの関係

昨日から天気が愚図つき気味。

シジュウカラもヤマガラも
いつもは屋根の外の小枝でヒマワリの種を割るのに、
こんな日は屋根の中に作った止まり木で
種を割る無精者のシジュウカラがいる。
で、近頃屋根の中に入るスズメが増えた。
屋根の中に落ちた食べかすが目当てなのだ。
おこぼれだけ上手に食べてくれれば有難いけど、
お皿の中を引っ掻き回して散らかしてしまう。
でもスズメがいると、
シジュウカラやヤマガラは絶対に入らない。
スズメは何羽でも平気で一緒に入るけど、
シジュウカラやヤマガラは必ず一羽ずつ入るのだ。
先客がいると入らずに出るのを待っている。
習性って面白いよね。

結局一日中雨で、今夜は大雨注意報が出ている。
生姜の佃煮を作ったので、今夜は生姜湯。
佃煮を作る時、生姜を何度も茹でこぼす。
エキスをたっぷり含んだ茹で汁がもったいないので
お風呂のお湯に入れるのだ。
身体が芯から温まる。
風邪で寝込んだ弥勒も入れてあげたいね。


4月10日 (月)  光陰矢のごとし

朝、弥勒からFAXが来ていた。
詞の直しだ。
多分、今頃は責任を果たして、
意気揚々、卓球の試合へ行く電車の中だろう…と思う。
でもね、ちょっと更なる直しの箇所を見つけてしまった。
とりあえず山Pに会ってからのご相談。

今日はちょっと時雨模様で東京も寒い。
ミューザックの入り口で平野兄弟に会う。
今日はお兄さんの肇さんがリズムを入れてくれる。
肇さんは融くんのお兄さんで、現在の本業は小説家。
昆虫巡査シリーズなどが代表作。
以前はドラムス奏者だった。
私とはワーナー時代に仕事で知り合い、
バス釣り仲間として融くん共々親交を深めていた。

初めて私のレコーディングに参加したとき、
肇さんから「僕にも歌詞をください」と言われて
詞を見ながらドラムを叩く人なんて
見たことも聞いたことも無かったので感動した。
肇さんのドラムは歌と一緒に揺れる。
歌うドラマーなのだと認識した。
でもその後、肇さんが「詞を勉強している」
という話を聞いて納得した。
テイチク時代の『シェスタ』が最初の作品。
依頼、東芝時代にはかなりの詞を書いてもらった。

最近では『三寒四温』で肇さんの詞で
融くんがアレンジしたんだっけ…。
そういえば、だいぶ前だけど、
NHKのみんなのうたで「にが虫おじさん」を書いたときも
肇さんの詞で融くんのアレンジだった。
思えばあれが3人で組んだ最初の仕事だったんだ。
すご〜く長いお付き合いだ。
そう、30周年記念なんて言っているんだものね。
ああ、光陰矢のごとし。


4月9日 (日)  花見の続き

昨日の疲れが抜けないまま朝を迎える。
か、体が…、い、痛い…。
長い時間立っていたので足腰に来ている。
もう、若くないんだから…。

昨日、深尾教授が持ってきてくれたヨーグルトで朝ごはん。
夕べのデザートのつもりが、
みんなそこまでたどり着けなかったので、
内心、喜んで独り占め。

昼近く、東山荘に泊り込んだ山Pと剣持家と伊藤君が登場。
昨日の残りの釜揚げシラスを丼にして食べる。
ご近所の伊藤さんからいただいておきながら
出し忘れた高菜の漬物を出したら、
これがシラス丼に合うことを発見。
釜揚げシラスのほのかな甘味と高菜の辛味が
絶妙のバランスで口の中で溶け合う。
(まるで食べ歩き番組のようなコメント)
あっという間にシラスを平らげる。

食後、昨日の片づけをみんなに手伝ってもらい、
桜並木を散策。
模擬店が出ているので、通りはものすごい人。
剣持家の愛娘・響は綿あめをもらったり、チョコバナナを買ったり、
歩いている間中、食べていた。

みんなが引き上げた後、ちょっとお昼寝。
夕方、昨日お世話になったところに御礼のご挨拶に行き、
夕飯後、散歩がてら宮邸の枝垂桜を見に行く。
ちょうど朧月が出ていて枝垂桜をいっそう引き立てている。
帰りかけたところで職員の清岡さんが
私を見つけて声をかけてくださった。
「娘が今、幼稚園で『おひさまのたね』を歌っていて…」
と、嬉しいお話。
手話もつけて、その可愛さにみんな大感動だったという。
こういう生きた声を聞けるのが嬉しいね。
そうだ! 弥勒にも教えてあげよう。
そういえば弥勒はブログで
言い訳がましい反省文を書いていたけど…。
明日は歌入れなんだけどな…。


4月8日 (土)  お花見で大騒ぎ

目覚ましが鳴る前に目が覚める。
真っ先にカーテンを開けて天気の確認。
ちょっと曇り気味……。
折りたたみの椅子を外へ出して、
大家さんからテーブルとバーベキューのセットを借りて、
ドライバーは田子の浦まで生シラスと生桜海老と
釜揚げシラスを調達に出かける。
その間に野菜の下ごしらえや、食材の準備。
シラス到着。
今日はご近所の渡辺さんが蕎麦を打ってくれる。
道具を持って渡辺さん登場。
お隣の勝又夫妻が差し入れを持って登場。
準備を手伝ってもらっていたら突然の雨。
雷をともなった大雨だ。
そこへ事務所の萩ちゃん登場。
とりあえず雨が上がるのを待って、
家の中で生シラス丼を食べることにした。
熱いご飯の上に生シラスを乗せ、
刻み海苔をかけオロシ生姜をのせ、醤油をかけて食べる。
静岡だからこそ味わえる贅沢な丼だ。
雨はすぐに上がって、一変してお花見日和。
東京からマタドールのお客さんも登場。
SBSラジオの鈴木通代さんとお嬢さんのはるかちゃん登場。
同級生の近藤さんと片山さん、深尾教授も登場。
到着順に、まずはシラス丼を食べ、溶岩焼きと炭火焼き。
目の前の桜並木を眺めながらお腹いっぱい食べる。
萩ちゃんはバスの時間があるので早めに退場。
入れ替わりに友人の伊藤くん登場。
彼は私のスキーの先生で、花巻のリコーに勤めていて、
たまたま研修で御殿場に来ていたのだ。
同じくスキー仲間の山Pと剣持家登場。
過密なスケジュールをぬって中村こずえさん登場。
最後に御殿場の友人の中村家登場。
もうぐしゃぐしゃで、どこに誰がいるのかも分からない。
外ではバーべキューの第二弾が始まり、
家の中では渡辺さんの蕎麦打ちが始まる。
本格的な蕎麦打ちにみんな関心しきり。
食べてみてその美味しさに納得。
食べて飲んで、みんな満足してくれたみたいで良かった!
山Pグループは大家さんの奥さんが勤めているYMCAの東山荘に宿をとる。
結局解散したのは11時近く。
いやはやもう、大騒ぎな一日だった。
あれ?
そういえば弥勒がいない…。


4月7日 (金)  明日の天気とクー太の秘密

御殿場は桜が八分咲き。
午前中、明日のお花見に備えて、
玄関先にターフを張る。
明日は、いまいち天気が怪しいのだ。
富士山は大きな傘を被っていた。
ネットで天気予報を見ると、
晴れたり曇ったり小雨が降ったり、
また晴れたり……。
なんともめまぐるしい天気のようだ。
市の桜祭りも今日から模擬店がでたり、
秩父宮記念公園が夕方から無料開放になり、
夜桜が観賞できる。
いつもは静かな通りが、賑やかになる。

お昼を食べてから東京へ。
事務所で久しぶりに河野さんに会う。
体調はそんなに悪くなさそうで、まあまあって感じかな…?
事務の萩ちゃんが明日のお花見を心待ちにしている。
これだけ楽しみにされると、何とか晴れにしてあげたいけど…。
それにしても今日は東京もひんやりしている。

平尾教室へ行くと、渡辺先生の飼い犬のマメ柴のクー太がお出迎え。
クー太は私を完全に下に見ている。
遊び友達だと思ってじゃれてジーパンや靴を噛んでくる。
「私はお前のこと、友達だって思っていないんだけど…」
って言っても、お尻を上げて尻尾を振って、
私の周りを走ったり、飛びついたり…。
ちょっと相手にするとその気になって、
子供だから疲れを知らないので困る。
事務の園ちゃんに言わせると、
「西島先生と他の人とは明らかに態度が違います」
どうしたら犬の上位に立てるのか…。
誰か教えて…。
でも私はクー太の秘密(?)を知っている。
実はクー太の毛は口元から顎の下にかけて丸く黒くなっているのだ。
だから上を向くと、カールおじさんにそっくりなのだ。
これ以上おちょくると、みんなにバラシちゃうぞ!

家に帰ってネットで天気を見ると、
雨マークが消えていた。
よかったね、萩ちゃん。


4月6日 (木)  ゴミのこと PART2。 SBSラジオ出演。

昨日の雨で、餌場が水浸し。
今日は一日屋根を外して乾かすことにした。
水に浸ったひまわりの種はすぐに芽が出てしまうので、
早く食べてもらわないと困る。
おかげで普段は屋根の中に入らない鳥たちが大喜び。

午前中、エコハウス(リサイクルセンター)と
神場のゴミ処理場へ行く。
古い炊飯器とハンドマッサージャーを持っていったけど、
電気製品は引き取ってくれない。
やはりリサイクル法のせいだという。
エコハウスは使わないものを引き取って、
恵まれない地域に送っている。
洗ってあれば古い下着でも引き取る。
それなのに、まだ使える電気製品を扱えないなんて、
やっぱ悪法だと思う。
机上でしか仕事をしないからこんな法律を作れるんだよね。
「事件は現場で起きているんだ!」
(この言葉、私のお気に入り!)
結局、炊飯器とハンドマッサージャーは
他のゴミと一緒に『神場』行き。

午後、SBS学苑の講師代表として、
SBSラジオに電話で出演。
久しぶりに圭介さんと話す。
今日は歌の先生としての出演だけど、
やっぱり「おひさま」の話も出る。
う〜ん、懐かしいなぁ、「おひさまキャンペーン」。
圭介さんの番組の中では、
ほんとに沢山の子供たちが歌ってくれたよね。
少しずつだけど今も広がっていて、
その輪は途切れていない。
みんながずっと歌い続けてくれますように…。



4月5日 (水)  ゴミのこと

夕べは暖かかった。
いつも布団乾燥機でベッドを温めておくんだけど、
夕べはそれをせずに済んだのだ。
それなのに…今日は冷たい雨。
春の天気はほんとに移り気だね。

午前中、買い物に出かける。
家の前の桜並木がほんのりとピンク色。
二分咲きってところかな…。

午後、雨なので家の中の片付け。
お花見の前に家の中を整理しなくちゃいけない。
明日、神場(じんば)にあるゴミ処理場へ持っていくのだ。
けっこうどうでもいいものを取っておくもんなんだよね。
欲しいと思って買っても、必要なくなるときが来る。
それでも何だか捨てられない。
もったいないもあるけれど、
捨てるのにお金がかかるので捨てられないものもある。
買う前にもっと考えて買えばいいんだけど、
なかなかそうはいかない。
これ、万民共通の悩みだと思う。
そういえば電気製品のリサイクル法でもめてたけど、
結局うやむやな解決で逃げただけで、悪法を撤廃しない。
これも潔くないよね。

それにしても、あぁ、このゴミの山。


4月4日 (火)  弥勒に「こっこ」

10時半のバスに乗るため、駅の乙女口バス停へ。
弥勒のために駅の売店に「抹茶こっこ」を買いに行く。
レギュラーの「こっこ」しか見当たらなくて
売店のお姉さんに聞いたら
「向こうの棚です」と教えてくれた。
私が手に取って「あった、あった」と言うと、
隣にいた奥さんが「これ、美味しいの?」と訊くので、
「すごく美味しいですよ」と答える。
私が買って売店を去ろうとして振り返ると、
奥さんはまだ手にとって悩んでいた。

池尻大橋でバスを下車。
商店街にある「だいず」でお昼を食べる。
「だいず」は近所の若奥さんたちがやっている(?)定食屋で、
家庭料理がバランスよくメニューに盛り込まれている。
メインのおかずが選択出来、
お豆腐(ザルorおぼろ)と、小鉢と漬物、
汁物としてうどんがついている。
ご飯も混ぜご飯やとろろご飯にすることもできる。
今、私のお気に入りのお店である。

Sミューザックに行くと、
センシュ(石崎氏)がまだ来ていない。
1時(13時)と3時を勘違い…だって…(こらこら)。
待ち時間に詞の直しをチェック&ご歓談…。

で、「歌いれ」開始。
一応4曲、try。
今回のアルバム、曲のバランスもいいし、
短い時間でアレンジしたのに、なかなか面白いよね…。
と融くん、山P、弥勒と私で自画自賛。
早くみんなに聞かせたいな……。

終バスに乗るため、今日は打ち切り。
新宿のスタバでカプチーノを買ってバスに乗り込む。
途中から雨が降り出す。
東京は花散らしの雨になるのかな…?
御殿場はこの雨の後で一気に咲くかも…。


4月3日 (月)  マグノリア

おそい朝、目が覚めて窓を開けたら
マグノリアが満開。
マグノリアとはヒメコブシの洋名。
八重のコブシのこと。
3年ほど前に植木屋さんで買った苗木が、だいぶ伸びて、
今では春になるときれいな花を沢山咲かせてくれる。
いつもは裏庭の餌場で追いかけっこをしているキジバトも
今日は二羽で仲良く食べている。
ここにも春が来たらしい。

桜もチラホラ咲き始めた。
去年植えた宿根の花たちも芽を出し始めている。
庭先のチューリップが一輪だけ咲いた。
背が低いのでチューリップに見えない。
去年も通りがかりの人に
「なんて花ですか?」
なんて聞かれたことがある。
でもれっきとしたチューリップなのだ。

家の仕事をしたり、明日の準備をしたりしていて
気がつくと6時近い。
まだ外が明るいので時間の目測を誤る。
そうだよね、もう4月だもんね。
あ、今年もエイプリルフールに嘘をつくのを忘れた…。
これって、すごく損をした気分になるんだけど…。

慌てて夕飯を作る。
春はほんとに急ぎ足で来る。
日の入りが晩いということは
日の出も早くなっているんだよね。
明日から「歌入れ」だというのに、
今夜も寝るのが晩くなってしまった。
生活のリズムが夜型になりつつある。
これってヤバイよなぁ…。



4月2日 (日)  

連荘のスタジオワークに疲れ気味。
今日はアオイの1スタで
ピアノの塩入くんと融くんとで録音。
ここは私のデビューアルバムを録音したスタジオでもある。
巡り巡って30年目にしてまたここで
同じミキサーで録音というのも縁を感じるよね。
いや〜流石に疲れた。
で、おやすみなさい…zzz……。


4月1日 (土)  レコーディング 2日目

引き続き東京へ。
といっても頑張っているのは融くん。
一人でコツコツとギターを入れたり
マンドリンを入れたり、ベースを入れたり、
パーカッションを入れたり…。
頭が下がります。

夕方、弥勒が長峰さんと大隈さんを連れて登場。
(弥勒ブログ参照)
「おひさまのたね」のフランス語版が出来上がり、
ご教授に来てくださった。
まだまだ未定だけど、
上手くいけばサービストラックで入るかも…。

「おひさまのたね」は他にも
『英語版』『スペイン語版』などが進行中…。
沖縄のガールスカウトの久場リーダーからは
「『韓国語』が欲しい…」
なんてリクエストもある。
でもみんなボランティアなのである。
「おひさまのたね蒔き運動」に賛同してくれた人たちが
いつの間にか「おひさま大使」として
それなりの形で参加してくれている。
「誰が歌う」とかじゃなくて、
みんなに歌って欲しいという思い、
この歌の趣旨を伝えたいという思いが
海外にいるファンの人たちを動かして
その国の言葉で歌いたいという思いとなり、始まったもの。
いつかいろんな国の言葉の「おひさまのたね」のアルバムが出来たらいいね。

最終バスで御殿場へ。
なんと家の前の通りがライトアップされている。
どうやら今日はテストらしい。
見上げると一つ二つ、咲いているのが見えた。


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