Diary 2004. 7
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7月31日 (土)  ジーコ・ジャパン、やったね!

台風の影響で時おり激しい風雨かと思うと、
晴れ間が出てピーカンになったりと、落着かない天気。
晴れると蛇が出てきてビッキを狙うのではないかと気が気でない。
裏庭にはシジュウカラとヤマガラが
朝早くから晴れ間を狙って餌を食べにきては
ジージー、ジュクジュク騒いでいる。
雨の晴れ間を見ては裏庭へ行ったり
ビッキを見に行ったりと忙しない一日だった。

夕方突然、下の弟が親友をつれて来宅。
箱根での雨の中の大変なゴルフだったようだ。
久しぶりに賑やかな食事となった。

サッカーのアジアカップ、ジーコ・ジャパン対ヨルダン戦。
もの凄い試合にすっかりのめりこんで見てしまった。
実は私はワールドカップ以来、宮本のファンだったんだけど
(決して怪傑ゾロのような覆面に惚れたわけじゃないゾ)、
今回の試合でますますファンになってしまった。
川口も凄かったよね。
サッカーは「私が応援しないと…」って気にさせるから面白いよね。
ジーコ・ジャパン、やったね! バンザイ!!
野球も経営陣がもっと選手やファンを大事にしてあげて欲しいよね。
私も若い頃はあんなに野球が好きだったのに、
何だか冷めてきちゃって、ほとんど見なくなってしまった。
にわかサッカーファンだったのが、今ではすっかりサッカーファン。
私みたいな人、多いと思うんだけどなぁ。
もうすぐ甲子園が始まるし、
若者はプロを夢見て頑張ってるのに…。
せめてそんな若者の夢は潰して欲しくないよね。
あぁ、日本の野球よ、どこへ行く。


7月30日 (金)  「水戸黄門」 PART 2

御殿場は台風の影響で昨日から雨風が強い。
東京へ行くと、雨は降っていなかった。
おまけにじっとりと蒸し暑い。

事務所で河野さんに昨日の「水戸黄門」の話をしたら、
どうも内容が行き違う。
黄門様は東野英治郎だと言うと、佐野浅生だという。
同じ番組なのに、どうやら内容が違うらしい。
静岡ではSBSがTBS系なので、
タイトルが同じなら同じものを放送していると思っていた。
印籠やお艶さんや八兵衛が出てこないことを話すと、
「ホントですか!」と驚いていた。
そんなことがあったなんて忘れてしまうほど
印籠やお艶さんや八兵衛の存在は定着しているのだ。

う〜ん、当分「黄門様」に はまりそう!


7月29日 (木)  黄門様、蓬莱橋を行く

夕方、何気にテレビをつけたら「水戸黄門」をやっていた。
東野英治郎の初代黄門様で、
助さんが杉良太郎、角さんが大和田伸也。
今は亡き「風車の弥七」がいる。
でも、まだ「お艶」も「うっかり八兵衛」も出ていない。
それどころかオハコの「印籠シーン」も無いのにはびっくり。
ストーリーの展開もギクシャクしていて、
独特のスタイルが出来る以前のものなので、
見方を変えればけっこう面白い。
で、ついつい最後まで見てしまった。

今日の舞台は静岡の江尻。
最近静岡市と合併した清水である。
事件が解決し、最後のシーン。
なんと「蓬莱橋」を助さん角さんと共に歩く黄門様。
「蓬莱橋」とは、SBSの「ほのぼのワイド」の出前コンサートで、
大井川町へ行ったとき立ち寄った(bU9参照)、
大井川にかかる「世界一長い木の橋」である。
現在の橋桁はコンクリートになってしまっているが、
テレビの画面に映った蓬莱橋は橋桁も木造なのである。
まあ、時代設定からしてみれば当たり前なんだけど、
昔の蓬莱橋を見ることができて感激!
だってあの時、「水戸黄門が助さん角さんと歩いてきそうだ」
なんて思っていて、それがほんとにテレビで見れてしまったんだもの。
でも、物語での設定は大井川じゃなくて阿部川なんだよね。
ま、いっか…。
あの時代には大井川に橋は無かったんだもんね。

訂正
朝、新聞のテレビ欄を見て、ダイアリーの間違いに気づく。
早速訂正しようとPCを開いたらSBSの伊藤圭介さんからメール。
そうなんです。
「水戸黄門」の角さんは横内正さんでした。
あまりの若さに動揺して間違えました。
それにしてもこうしてみると、
昔の方が、年齢設定にあったキャスティングをしてた気がする。
里見浩太郎の黄門様も上品でいいけど、
やっぱ、若いよね。いや、若く見えるのかな?

圭介さんは「名犬ロンドン」がお好きだったようだけど、
私の時代は「名犬ラッシー」と「名犬リンチンチン」でした。

ともあれ、訂正まで。


7月28日 (水)  3兄弟逝く

台風接近に備え、鳥の餌場に屋根を被せ、餌を沢山入れた。
庭の整備もして事務所に入ると、既にビッキが窓に張り付いていた。
「やっぱり野鳥みたいに台風接近を感じて
          餌の食いだめに走ってるのかな?」
と言っていると、窓の桟にうごめく物が…。
「蛇だ!」
慌てて飛び出して棒で蛇を追い払う。
ビッキを狙っていたのだ。
細いけど、長さが60センチはあった。
蔦の籠を見ると、取っ手のところにビッキがいない!
確か今朝数えた時は、7匹までは確認していた。
この時点で確認出来たのは「アオちゃん」を混ぜて4匹。
どうやら3兄弟の内、1〜2匹は食べられてしまったようだ。
そういえば一昨年もそんなことがあった。
あの年はビッキが29匹も来て、
山カガシが二匹も姿を現したのだ。
山カガシは退治したのだが、今回は逃がしてしまった。
今回は山カガシじゃないからそんなに怖くないけど、
ビッキにとっては天敵に変わりない。
明日からは用心してあげなくちゃ…。

それにしても「アオちゃん」が
わざわざ2メートルも離れたベンジャミンから通っているのには、
それなりの理由があったんだね。

夜10時過ぎ、デカビッキ登場。
デカビッキは難を逃れたようだ。

光に集まる虫を食べに来るビッキ。
そのビッキを食べに来る蛇。
食物連鎖とはいえ、自然は厳しい。
せめて家に来るビッキは守ってやりたいよね。


7月27日 (火)  テリトリー

部屋の中から野鳥が見えづらくなってきた。
忙しさにかまけて手入れを怠っていたので
草や木が茂ってしまったからだ。
夕方、涼しくなってから裏庭の手入れをする。
このところ、またヤマガラとシジュウカラが頻繁に来る。
コスモス畑の草取りもして、汗だく。

シャワーを浴びて涼みに外へ出たら、
「アオちゃん」が出勤するところに出くわした。
「アオちゃん」はベンジャミンにずっと居たのではなく、
ベンジャミンを寝床にして、
我が家の事務所の窓に通っていたのだった。
もっと近くにも寝床になる場所があるのに、
よほどベンジャミンが気に入っているんだね。
そういえば、ほかのビッキたちも、
昼間居る場所は、ほとんど同じ場所。
カエルにもテリトリーがあるのかな?


7月26日 (月)  夏を乗り切ろう!

真夜中に もの凄い雨の音で目が覚めた。
地球の中心まで沁み込むのではないかと思うほどの
激しい雨だった。
昨日、夕方庭に水を蒔こうと思っていて出来なかったので、
朝、早く起きてまこうと思っていたのだけれど、
これで早起きしなくてすんだ。
と思ったら、ヤマガラの鳴き声で起こされた。
餌場に行くと、空っぽだった。

起きてからも雨は降り続いていた。
天気予報では雨なんて言ってなかったのに…。
落雷の事故が多発したり、
あちこちで水害が起きたり、
40℃以上の猛暑だったり、
なんだか大変な夏になりそうだね。

夜になって、なんとビッキが13匹にやってきた。
2枚の窓ガラスに13匹というと、けっこうな密度。
ちょっと固めの虫を食べたチビビッキが
よほど不味かったのか、
慌てて吐き出して手で振り払った。
ちょっと大き目の蛾の後ろに迫った中ビッキは
蛾のお尻の大きさに怯んだのか、
回れ右をしてしまった。
がんばれビッキたち。
一緒に夏を乗り切ろうぜ!


7月25日 (日)  デカビッキ救助

久しぶりに家にいたので、
コスモス畑と裏庭の草むしり。
今日は何だか蚊が多くて参った。
完全防備で出ても、ジーパンの上からでも刺してくる。
今どきのの蚊はまだ生命力が強いらしい。

夕方、家に入ろうとしたら、
デカビッキが隠れ場所から出てきた。
どうやら蔦の籠の中を根城にしているようだ。
蔦の葉から葉へ飛び移ろうとして、
葉が小さくて落っこちそうになってもがいていたので、
そばにあった小枝でお尻を補助してあげたら
それを軸に大きな葉に飛び移った。
あとは窓に向かって一直線。
私に助けられたって、分かってるのかな?

ベンジャミンの葉に止まっているビッキのアオちゃん。
だいぶ大きくなってきたけど、
落ちないように気をつけてね。


7月24日 (土)  ボーイとガールの子どもたちへ

裾野の「グリンパ」のイベントで「おひさまコンサート」。
今日は地元のボーイスカウトとガールスカウトが
応援に来てくれた。
ガールのブラウニーさんたちとは
自衛隊のコンサートでも競演したので、すっかりお友達。
手話も一段と上達していた。
ボーイのビーバーさんやカブの子どもたちは初めてだったけど、
沢山練習してくれたようで、とても上手に出来た。
お客様はちょっと少なめだったけど、
みんなのおかげで元気をいっぱいもらって、楽しかった。 
ありがとう!
こんなに元気でかわいいみんなの姿。
きっと誰だって見た人は幸せな気持ちになるよね。
もっともっと沢山の人に見せてあげたいね。

ガールは出発がボランティアなのに対し、
ボーイはもともとサバイバルなので実に元気でたくましい。
ガールの子達は女の子ばかりなので、
草の上に座るときも、ちゃんとシートを持っている。
ボーイは男の子も女の子も草の上を転げ回って遊んでいる。
一緒に活動するのは希なのだそうだが、
「おひさまのたね」が縁で、
こうして交流できたことがなんだか嬉しいよね。

8月10日にはSBSのほのぼのワイドの「出前コンサート」で、
今度はみんながメインで出演が決まっている。
ラジオだから手話は映らないけど
みんなの元気で楽しい歌が沢山の人に聴いてもらえるよね。

……なんて書いていたら、
今夜はビッキが11匹で餌捕りバトルを展開している。



7月23日 (金)  何だかな……

高速バスを降りると灼熱地獄…?
それでも今日はまだ良い方らしい。
やっぱおかしいよね、この気候。

ビルの乱立が海風を塞いだのが原因だそうだ。
でも、ちゃんと分かっているのに、
報道するだけで、誰も何もしない。
それどころか、悪くなるって分かっていても
やめようとしない。
誰も とめようとしない。

日本は風通しの良い木造家屋が気候に合っているのに…。
だいたい昔はクーラーなんて無くても充分過ごせたし、
打ち水なんて風流なこともしたよね。
何だかな……。

私一人がこんなところでわめいても、
どうにもならないのかな?



7月22日 (木)  カブトムシの捕り方

昨日は茨城の芸文友の会の主催のコンサートで
北茨城の高萩市へ。
御殿場からだと関東縦断って感じ。
富士山の見える町もいいけど、
海の見える町というのも風情があっていいよね。

コンサートは無事終了。
話も長引かず、何とか時間内に終了。
終了後のサイン会でも
皆さんから暖かい言葉をかけていただいた。

夜、ホテルのベランダにカブトムシがいると
隣の部屋の飯塚くんからメール。
カーテンを開けてみたけどいなかった。

翌朝、食事の時に話を聞くと、
一匹ではなく、沢山いたらしい。
東京のデパートに教えたら捕りに来そうだ。

帰りのタクシーの運転手さんの話では、
街路灯や部屋の明かりを目指して集まるとのこと。
地元の人は夕涼みがてら親子で捕りに来るらしい。
「何もいらないのよ。虫かごだけ。
 電柱や明かりがすべるから下に落っこちてさ。
 ひっくり返ってバタバタしてるから、それを拾うだけだよ」
ふ〜ん、なるほど…。


7月21日 (水)  



7月20日 (火)  猛暑

暑い暑いと思っていたら、
東京ではとんでもない暑さとのこと。
39.5℃ですって?
事務所に電話したら、飯塚くんが
「靴が溶けるかと思いました」

確かに東京はアスファルトで土が隠れているし、
エアコンの排気熱なんかで暑いんだよね。
これって何とかならないのだろうか?
もう手遅れなんてあきらめないで、
真剣に考えないと危ないよね。

御殿場でも30℃は越えているもよう。
今からこんなに暑くて、
今年の夏はどうなるんだろうね。

幸い今日は明日の準備のため、
一日中家の中で仕事をしていたので、
暑さに直接触れずにすんだ。

夕方、外に出たら、
富士山がきれいなシルエットを見せていた。
ビッキたちは早々出勤準備をしていた。




7月19日 (月)  悪い癖

私の悪い癖は滑り込みセーフが好きなことである。
好きと言うのは語弊がある。
例えば、やらなくてはならないことがあっても、
ついつい他の事に夢中になってしまったり、
締め切りのある仕事を間近になるまで手をつけなかったり。
ドキドキしながらも「何とかなるさ」なんて思うところもある。
別にスリルを楽しむつもりは無い。

今日も21日のコンサートの準備をしなくちゃ…と思いつつ、
草むしりを始めたら止まらなくなってしまった。

で、夜になってあせってバタバタ、衣装の準備。
明日もやることはいっぱいあるのに、
ハラハラドキドキ。
何とかなるのかなぁ。
ちょっと不安。


7月18日 (日)  戦車試乗

自衛隊富士学校創立50周年の
記念行事に招かれて富士駐屯地へ。
迷彩服に はまっている 親戚の涼太くんが
戦車が見たいというので一緒に連れて行った。

記念式典のあと、富士音楽隊の演奏に乗せて、
戦車、装甲車、などの大パレード。
アトラクションとして模擬戦の行われた。
爆音、爆風の凄さには観客の中から悲鳴も聞こえた。
泣き出す子供もいた。

午後から戦車と装甲車の体験試乗が出来ると言うので
試乗させてもらうことにした。
中に入るのかと思ったらそうではなく、
戦車の後ろに10人ぐらい乗れる鉄の籠が付けられていた。
「なんだ、ただ籠に乗るだけか」と思ったら、
乗せたままグラウンドを一周。
ところが待っている私たちの行列の横を、
戦車が重油の臭いを撒き散らしながら
ものすごい土煙を上げて走り抜けるのでマイッテしまった。
ようやく試乗の番が来た。
ヘルメットを被せられ、隊員に誘導されて乗ったまでは良かった。
走り出したとたん、前を走る戦車の砂煙が私たちめがけて飛んできた。
ものすごいスピードで走る中、
サイズの合わないヘルメットは落ちそうになるし、
身体はバランスを失って落ちそうになるし、
砂煙で殆ど目が開けられない状況だった。
あっという間の出来事で、身体中埃だらけ。
もう、笑うしかないって感じ。

戦争なんてするもんじゃないね。


7月17日 (土)  「アオちゃん」

ベンジャミンに止まっていたビッキに
アイラインが出てきた。
やっぱりただのアマガエルだった。
せっかく「アオちゃん」と名づけて観察してたのに残念。
でもかわいいからこのまま「アオちゃん」と呼ぶことにした。
それにしても、いつも葉っぱに同化して
ただじっとしてるけど、ちゃんと餌は捕れているのかな?
窓に来るビッキたちは、日毎大きくなっている。
ビッキにも嗜好があるようで、
食べる蛾と食べない蛾がいる。
カメムシは私も嫌いだけど、
ビッキにも嫌われているらしい。


7月16日 (金)  悲鳴

東京へ。
ビッキの為に、我が家の事務所の明かりはつけておく。

なんとも暑いのには参った。
いつもはバスの中が冷房が効きすぎて寒いのに、
あまりの暑さに冷房も効かないらしい。
冷房の効いたビルと乗り物、
アスファルトの照り返しの炎天下。
気温の変化について行けず、
鼻が悲鳴を上げてグズグズ。
身体に良いわけないよね。
でも一番悲鳴を上げているのは地球なんだよね。

暑いからと、エアコンを効かし、
歩きにくいからとアスファルトを敷き詰め、
温暖化温暖化と騒いでいても何もしない。
楽をする為に努力はしても、
大事なものを取り戻す努力はしない。
先のことを考えているようで、
実は考えていない。
みんなどこへ行こうとしているんだろう?

家に帰るとビッキが窓に張り付いて
虫取りバトルを始めていた。


7月15日 (木)  モリアオガエル?

玄関先のベンジャミンの葉の上に
きれいな緑一色のビッキが止まっていた。

他のアマガエルのように目の縁にアイラインが無い。
「もしや、モリアオガエル?」
モリアオガエルといえば天然記念物。
こんなところにいるはず無いよね。

ちょうど大家さんが通りがかったので
声をかけて見てもらった。
「いやぁ、違うんじゃないの? 
  そのうちアイラインがでてきますよ」
なんて、つれない答え。
え?アイラインって後から出るの?
確かにカエルの体は周りの色に同化しようとするけど
なにもアイラインまで消すこと無いじゃないの。
やっぱ、モリアオガエルじゃないの?

悩んでいるうちにどこかへ行ってしまった。

ビッキの数が急に増えた。
なんと今夜は9匹。
壮絶な虫取りバトルになりそうだ。
ちびビッキ、頑張れ!


7月14日 (水)  カエル3兄弟

朝、新聞を取りに外へ出たら、
同じ大きさのビッキが3匹、蔦の籠の取っ手に並んでいた。
あんまりかわいいので写真を撮ろうと、
携帯を取りに家の中に戻った間に、
3匹はぴったりとくっついていた。
つまり真ん中のビッキは鼻っ面に前のビッキのお尻、
自分のお尻のところに
後ろのビッキの鼻っ面がくっついているわけで、
なんとも奇妙な姿。
私がビッキだったら こんなのイヤじゃ〜!
ビッキは臭いとか、気持ち悪いとか、
そういう感覚無いのだろうか?
それともそう感じる基準が違うのだろうか?
う〜ん、分からん。
でもかわいい!!



7月13日 (火)  今月の歌

SBS「ほのぼのワイド」の中継で
御殿場市の富士岡小学校へ。
内装に木をふんだんに使った自然のぬくもりのある校舎。
東京の学校の5〜6倍はあるだろう広い校庭。
緑に溢れた風通しのよい学校だ。
こういう環境で学べるのは幸せだよね。

今日は学校の開放日なので、父兄の方も大勢来ていた。
富士岡小学校は番組出演が決定してから
急きょ「おひさまのたね」を「今月の歌」に指定して
全校をあげて練習していてくれた。
番組に参加してくれたのは3、4年生の子どもたち。
みんな元気で明るい子どもたちだ。
始まる前に行った手話のレクチャーも元気に受けてくれた。
3〜4回やっただけなのに、
みんな何とか、ついてこれるようになった。
さすが、子供は飲み込みが早い。
本番は歌は勿論のこと、手話もばっちり。
こずえさんを「こずえおねえさん」と呼んで喜ばせる余裕。

終了後、体育館で全校の「歌う会」があり、
全員で「おひさまのたね」を歌うというので、
それにも飛び入り参加した。
手話が出来るようになった子どもたちも
一緒に舞台に上がって、大合唱となった。

東京、静岡は36℃なんて言っている中、
御殿場は30℃そこそこ。
緑を渡る風に包まれたさわやかな「おひさまのたね」だった。






7月12日 (月)  エンガチョ

マイダスタッチの花が枯れてきたので
切ろうと思って鋏を持っていったら、
一枚だけ残った花びらに、ビッキがとまっていた。
これじゃあ切るに切れないよね。
仕方なく明日まで待つことにした。

窓に虫を食べに来るビッキも大分大きくなってきた。
それに伴い窓ガラスにつくビッキのウンコも大きくなる。

このビッキのウンコを始めてみた時は、
それが何なのか分からなかった。
窓ガラスや窓の桟に、黒い乾いた細長いものが付いているのを見て、
ゴミだと思い、指先で掃っていた。
ところが窓ガラスの裏側から観察していて、
それがウンコであることが判明。
知らないで触ってしまっていたのだ。
エンガチョ。
あぁ、そんな言葉も もう死語なんだろうなぁ。





7月11日 (日)  夏の到来

午前中は晴れていたのに、
午後になって雲行きが怪しくなってきた。
雷がゴロゴロ鳴り始め、突然ドカ〜ン!
かなり近くに落ちた模様。
そのうちスコールのような雨が降り出した。
そういえば今日は お昼ご飯を食べている時、
鳥たちが裏庭でやけにせわしなく鳴いていたっけ。
きっと雨が降るのが分かっていたんだね。
これで梅雨があけるのかしら…?

夕方、雨が上がったので久しぶりにアウトレットに行った。
相変わらずの混雑。
しばらく来なかった間に無くなった店があったが、
新しい店も何件かオープンしていた。

薄暗くなってから富士山のシルエットが出てくると、
登山客の持つ明かりが山を登っていくのが見えた。
御殿場の夏の到来だ。



7月10日 (土)  御礼訪問

ガールスカウトのブラウニーさんの集会があるというので、
先日の自衛隊のファミリーコンサートの御礼もかねて
集会のある地区の青少年会館に、みんなに会いに行った。
青少年会館は緑に囲まれた閑静な場所にある。
木々の間に立つ平屋の木造の建物は、どこか懐かしい。
そうだ、学生時代に行った軽井沢の学校の保養所に似てるんだ。
大きな部屋でみんな枕を並べて寝たんだよね。

入り口のペンキのはげた白い下駄箱には小さな運動靴が並んでいる。
中では子供たちが車座に座って
リーダーさんたちからサマーキャンプの説明を受けていた。

私が入っていくと、説明会を中断して
リーダーの指示に従ってグループ別に整列した。
グループリーダーが小さな子の面倒を見る。
いいなア、こういうの。
ここにはちゃんと子供の社会があるんだよね。

みんなで一緒に「おひさまのたね」の歌と手話を練習。
みんな、もうすっかり覚えてくれていた。
こんどはみんなが教える番だね。
御礼の「おひさまシール」を一人ずつ手渡した。
エムさんの話をすると、みんな感心して聞いてくれた。

雨の中で見る緑は、いっそう鮮やかに見えた。






7月9日 (金)  おやゆび姫

朝、マイダスタッチ(黄色いバラ)が咲いたので
見に行ったら、花びらに埋もれるように、
ビッキ(蛙)が座っていた。
う〜ん、かわいい! 
まるでおやゆび姫みたい…。
あれ?たしか蛙は
おやゆび姫をお嫁さんにしたかったんだけど
逃げられちゃったんだよね。
まだおやゆび姫を探しているのかな?

冗談はさておき、
バラには確かにいろんな虫が来るから、
ねらい目としてはいいよね。
でもこんなに棘の多い枝を、
小さいビッキがどうやって登ったんだろう?
そうやってビッキの目線に立って考えると、
いろんなものが違って見える。
人間も、たまにはおやゆび姫になる必要が
あるのかもしれないね。



7月8日 (木)  余韻

静岡県では御殿場を除いて30℃以上という予報。
とはいえ、どうしてどうして朝からかなり暑い。
今日はSBSの圭介さんの番組で
先日の「おひさまコンサート」のもようが放送されるので、
録音しようとオーディオの前で準備。
アンテナの向きがイマイチで大慌て。
ラジオからは当日の雰囲気が実に活き活き流れてきた。
私の後ろで殆ど雄叫びのように歌っていた一番小さな男の子。
しっかり声が聞こえて、一生懸命歌っていた姿が蘇る。
うん、みんな元気で楽しいコンサートだったな。
しばし余韻に浸る。

夕方涼しくなってからコスモス畑の手入れをする。
しっかり雑草を取ったつもりだったのに、
またまた雑草がはびこってしまっていた。
そうか、栄養剤は雑草にも効いちゃうんだよね。





7月7日 (水)  私は葉っぱ

朝、早起きして畑に出る。
ルッコラが元気なのはいいけれど、
またまた花盛りで、茎が太くなりすぎて、
これがスーパーで売っているものと同じとは到底思えない。
今までサラダとかカルパッチョにしか使ったことがなかったけど、
これじゃあ、お浸しか炒め物にしか使えそうに無い。
とりあえずピラフの彩りに入れてみたら
なんとか食べられた。
それにしてもものすごい陽射し。
ラジオでは県内は御殿場を除いて30℃以上なんていってたけど、
御殿場では今年一番の暑さだったと思う。

ビッキの数が、なんと8匹。
蔦の籠を中心にラティスの陰や窓枠に留まってじっとしている。
蔦の中にいるビッキは
一生懸命葉っぱに同化しようとしているように見える。
葉っぱの上で「私は葉っぱ。私は葉っぱ」と
必死に自分に言い聞かせながら擬態しようとしているみたいで、
これがなんとも健気でかわいいんだよね。
脂汗まで見えるような気がする。

少しずつだけど、大きさにも違いが出てきている。
大きめのビッキは夕方になると窓に張り付き始めるが、
小さいビッキは出遅れて
暗くなっても窓にたどり着けないでいる。
大きい小さいにはそれなりに理由があるようだ。





7月6日 (火)  「おひさまのたね」はどんな色?

突然の夏の到来。
朝から蒸し暑くて慌てて窓を開けて風を入れる。
庭先では留守の間、手入れを怠っていた花がダウン寸前。
つるバラも実をつけてしまい、急いで鋏を入れた。
今日は久しぶりの休みなので
のんびり昼寝でもしようと思っていたのに
それどころではなくなった。

玄関先の蔦のカゴに、ビッキが3匹いるのを発見。
夜には窓に貼り付くに違いない。

圭介さんの番組では今日は「歌おう おひさまのたね」がある。
聞き逃してはと、ラジオを付けたまま仕事をしていると
元気な子どもたちの声が聞こえてきた。
中継の大井アナが
「おひさまのたねってどんな色かな?」と聞く。
一人が「黄色!」と答えると、
後の子もみんな「黄色!」になってしまった。
私は赤とか、ピンクとかって答えると思っていた。
そうか、この子達はまだ発芽したばかりの双葉なんだよね。
個性がはっきり出るのはこれからなんだろうな…。
いったい、どんな新しい葉を出すんだろう。
歌が始まると、カラオケなんてぶっ飛ぶほどの元気さ。
パワー全開の子どもたちには、
今日は「おひさまシール」もプレゼントされた。

4時を過ぎると突然風が涼しくなった。
暗くなり始めるとビッキが活動を始めた。
しかも3匹かと思っていたのに、
なんと7匹になっていた。
この子達も「おひさまのたね」を持っているよね。




7月5日 (月)  枕詞

撮影の為、東京へ。
御殿場は朝から時雨気味。
帰りが何時になるか分からなかったので、
ビッキの為に、事務所の明かりをつけておいた。

出来れば外での撮影を…、
と思っていたので天気が不安だったけど、
東京に近づくにつれて曇り空になり、
最後まで何とか持ってくれて良かった。
それにしても東京は蒸し暑い!
我が家では未だに長袖パジャマで冬布団をかけ、
窓を閉めて寝ているのに…。

さてさて、どんなふうに写っているのかな?
あんまり年が出ていないといいけどね。
以前から若い若いと言われ続けているけど、
いつの間にか「年の割には…」という枕詞がついているんだよね。
女って哀しい…。
ま、いっか…。



7月4日 (日)  使命感について

朝、昨日の「おひさまコンサート」がニュースで紹介されると聞いて、
頑張って6時30分に起きた。
かなりアップのシーンもあって、
「もっとお化粧すれば良かった」と思った。
歳は隠せないよね。反省。
新聞を見たら、新聞にも記事が載っていた。
思わず手を叩いて大喜び。
こういう実感は、地元に住んでいればこそだよね。
早速駅の売店に新聞を余分に買いに走る。

畑に出たらルッコラが花盛り。
花を育てたつもりはないんだけど、困った。
こうなると食べるって感じじゃないんだよね。
留守の間にコスモスも順調に成長。
ブルーへヴンも二度目の花を咲かせた。
 
今日は伊東のボーイスカウトの集会に
「おひさまのたね」をレクチャーしに行った。
手話を交えてレクチャーし始めると、
突然泣き出す女性のリーダーさんもいて、
改めてこの歌に使命感を感じた。
歌というのはいろんな形で人の心に触れていくものだけど、
「使命感」を感じたのはこの歌が始めて。
この歌のおかげで沢山の人の心に直接触れることが出来て、
本当に良かったと思う。
まだまだ、沢山の感動と出逢うと思う。
この歌を通して、もっと言葉を、心を伝えられたらと思う。



7月3日 (土)  おひさま紀行

7月1日(木)
 静岡市の障害児施設「いこいの家」に招かれる。
 この日は30周年のお祝いで、
 セレモニーの後のお楽しみ会に参加した。
 子どもたちとお母さんたち。
 明るく元気な先生たち。
 そこには、今、世の中で危ぶまれている絆が
 当たり前のように存在しているのを感じた。
 始めに私が一人で手話を交えて「おひさまのたね」を歌う。
 それを見て、まだレクチャーもしていないのに、
 障害を持った小さな子が、私の手話の真似をしてくれる。
 あの手にも ちゃんと「おひさまのたね」が入っているんだよね。
 手話をレクチャーして、最後はみんなで大合唱。
 また一つ、感動をもらった。
 この子達は、どんな「おひさまの花」を咲かせるのだろう?

7月2日(金)
 夕べ浜名湖花博のリハーサルで遅くなったけど、
 元気に起床。
 ホテルでたっぷりの朝ごはんを食べて、
 早々に会場へ。
 関係者の特権で早く入り、一路「モネの庭」へ。
 始めてきた時よりも、花々がしっとりと庭に馴染んでいる。

 今回も水辺のステージで手話をレクチャーしながら
 「おひさまのたね」を歌う。
 手話を交えると、みんな恥ずかしがらずに参加してくれる。
 30年も歌っていて、
 こんなにみんなが参加してくれる歌は初めて。
 会場に「おひさまのたね」のCDを持って来ている人がいた。
 {がんばってね」の言葉に勇気いただき!

 明日は静岡でいよいよ「おひさまコンサート」
 夕方、静岡に入り、ホテルへ。
 昨日のことが静岡新聞の朝刊に載っていると聞いていたので、
 フロントでお願いして、図々しくも3部ももらってしまった。

7月3日(土)
 天気にも恵まれた「おひさまコンサート」。
 行われたのは静岡駅構内の「アスティ広場」。
 参加する子どもたちが良く見えるようにと、
 SBSの有利Dがひな壇を作ってくれていた。
 こういう気配りこそ、親御さんたちは嬉しいよね。
 きっとみんな上手くカメラに納まるに違いない。
 
 伊藤圭介アナの司会でスタート。
 ほとんど打ち合わせもしないのに
 私の紹介を台本も見ずにぺらぺらと話すのには感動。
 私だってあんなにスラスラ自分のこと、紹介できないもの。
 途中、SBSの「愉快痛快阿藤快」の中継も入り、
 リポーターの大井妙子さんが大いに盛り上げてくれた。

 そしていよいよフィナーレ。
 子どもたちをステージに上げて歌うと言う段になって、
 有利さんのひな壇が利いて、先に撮影会が始まってしまった。
 でもおかげで子どもたちの緊張も取れたようで、結果オーライ。
 子どもたちの元気な声が会場に響き渡った。
 沢山の人が見に来てくれて暖かいコンサートだった。
 まわりで見てくれていた人たちも
 みんな「おひさまシール」をもらって大喜び。
 スタッフの皆さん。お疲れ様でした。
 そしてありがとうございました。

 (註)
  「おひさまシール」とは
  SBSがおひさまキャンペーンの一つとして
  エム・ナマエさんが描いてくださった
  「おひさまのたね」のジャケットの絵をシールにして、
  7月1日から、SBSの本社や、
  静岡県内のエッソ、ゼネラル、モービルのお店で配布しているもの。
  「おひさまキャンペーン」の幟を見たら、
  声をかけて、シールをゲットしてください。
 

 
 
 

 



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