7月3日 (土)  おひさま紀行

7月1日(木)
 静岡市の障害児施設「いこいの家」に招かれる。
 この日は30周年のお祝いで、
 セレモニーの後のお楽しみ会に参加した。
 子どもたちとお母さんたち。
 明るく元気な先生たち。
 そこには、今、世の中で危ぶまれている絆が
 当たり前のように存在しているのを感じた。
 始めに私が一人で手話を交えて「おひさまのたね」を歌う。
 それを見て、まだレクチャーもしていないのに、
 障害を持った小さな子が、私の手話の真似をしてくれる。
 あの手にも ちゃんと「おひさまのたね」が入っているんだよね。
 手話をレクチャーして、最後はみんなで大合唱。
 また一つ、感動をもらった。
 この子達は、どんな「おひさまの花」を咲かせるのだろう?

7月2日(金)
 夕べ浜名湖花博のリハーサルで遅くなったけど、
 元気に起床。
 ホテルでたっぷりの朝ごはんを食べて、
 早々に会場へ。
 関係者の特権で早く入り、一路「モネの庭」へ。
 始めてきた時よりも、花々がしっとりと庭に馴染んでいる。

 今回も水辺のステージで手話をレクチャーしながら
 「おひさまのたね」を歌う。
 手話を交えると、みんな恥ずかしがらずに参加してくれる。
 30年も歌っていて、
 こんなにみんなが参加してくれる歌は初めて。
 会場に「おひさまのたね」のCDを持って来ている人がいた。
 {がんばってね」の言葉に勇気いただき!

 明日は静岡でいよいよ「おひさまコンサート」
 夕方、静岡に入り、ホテルへ。
 昨日のことが静岡新聞の朝刊に載っていると聞いていたので、
 フロントでお願いして、図々しくも3部ももらってしまった。

7月3日(土)
 天気にも恵まれた「おひさまコンサート」。
 行われたのは静岡駅構内の「アスティ広場」。
 参加する子どもたちが良く見えるようにと、
 SBSの有利Dがひな壇を作ってくれていた。
 こういう気配りこそ、親御さんたちは嬉しいよね。
 きっとみんな上手くカメラに納まるに違いない。
 
 伊藤圭介アナの司会でスタート。
 ほとんど打ち合わせもしないのに
 私の紹介を台本も見ずにぺらぺらと話すのには感動。
 私だってあんなにスラスラ自分のこと、紹介できないもの。
 途中、SBSの「愉快痛快阿藤快」の中継も入り、
 リポーターの大井妙子さんが大いに盛り上げてくれた。

 そしていよいよフィナーレ。
 子どもたちをステージに上げて歌うと言う段になって、
 有利さんのひな壇が利いて、先に撮影会が始まってしまった。
 でもおかげで子どもたちの緊張も取れたようで、結果オーライ。
 子どもたちの元気な声が会場に響き渡った。
 沢山の人が見に来てくれて暖かいコンサートだった。
 まわりで見てくれていた人たちも
 みんな「おひさまシール」をもらって大喜び。
 スタッフの皆さん。お疲れ様でした。
 そしてありがとうございました。

 (註)
  「おひさまシール」とは
  SBSがおひさまキャンペーンの一つとして
  エム・ナマエさんが描いてくださった
  「おひさまのたね」のジャケットの絵をシールにして、
  7月1日から、SBSの本社や、
  静岡県内のエッソ、ゼネラル、モービルのお店で配布しているもの。
  「おひさまキャンペーン」の幟を見たら、
  声をかけて、シールをゲットしてください。