Diary 2004. 9
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9月30日 (木)  ナメクジ

嵐が来たのは0時過ぎてからだった。
突然の雨と風に窓はガタガタ、風がビュウビュウ。
雷まで鳴っていた。
おまけに柿が屋根に落ちてゴトンゴロゴロ。
騒々しいったらありゃぁしない。
ジキジキ虫のほうがまだマシ。

雨戸を閉めて寝たので、すっかり朝寝坊。
案の定、餌場はカラッポで、
あげに行くと、ヤマガラとシジュウカラが
遠巻きに周りをブンブン飛んでジージー、ジキジキ。
屋根を外すと屋根の中に置いた餌台の下に
大きなナメクジがいた。

湿気の多い時のナメクジってブヨブヨしていて気持ち悪い。
ナメクジが這った跡は光って見えるけど、
これがまたベタベタして気持ち悪いんだよね。
虫とかは結構興味深く見れるようになったけど、
ナメクジだけはちょっと苦手。
ナメクジって、何かの役にたつのかな?
食物連鎖のどこかに入るのだろうか?
誰かナメクジを食べる生き物を知っていたら教えて!
私は死んでも食べたくないもんね!






9月29日 (水)  今夜は嵐?

夕べは中秋の名月。
時間が経つにつれ、雲が晴れていき、
見事な満月が顔を出していた。
しばし月を愛でた。
こんな時すすきヶ原に行ったらさぞかしきれいだろうな…。

それにしても、秋は何てせっかちなんだろうと思う。
物思う秋なんていうけど、
そんなことしているうちに秋はどこかへ行ってしまうのだ。
御殿場に来て、なおさらそう思う。
夕べはついに冬がけ布団を出した。

停滞していた台風がいよいよ動き出して、
今夜は嵐になるらしい。
夕方、いつもならシジュウカラとヤマガラは交代で食べに来るのに、
今日は入り乱れて忙しなく餌を食べに来ていた。
ビッキたちもどこかに非難したのか昼間から姿が見えない。
みんな無事に嵐をやり過ごせるといいね。

と思いきや、11時を過ぎてからビッキご出勤。
おいおい、大丈夫?
今のところ外は静かだけど、
ホントに今夜は嵐?


9月28日 (火)  浅間通り商店街

SBS「ほのぼのワイド」の出前コンサートで
静岡市の「浅間通り商店街」へ。
静岡駅から真っ直ぐのびる安部街道に斜めに交差する、
浅間神社までの門前通りの商店街で、
遡れば平安時代の「あべの市」に端を発するという
由緒正しい商店街なのだ。
かの山田長政の生誕地でもあり、
商店街の中ほどにその胸像があった。
酒屋さんなのに何故か「幻の豆腐」を売っているという
『山名屋』さんの前からの中継だ。

本番前にキャスタードライバーの吉川さんと商店街を歩いてみたけど、
興味深い店が沢山あった。
おでんや『おがわ』では『静岡おでん』なるものを初めて体験。
どら焼きで有名な『河内屋』さんをのぞいたら、気のいい御主人が
「SBSにはお世話になってんだよ。まあ、お茶でも飲んでいきなよ」
と、焼きたてのどら焼きを御馳走してくれた。
ここの御主人、中々の趣味人で、
ウラン硝子なるもののコレクションを見せてくれた。
材料にウランが入っているということで、
ブラックライトを当てると蛍光色のグリーンが浮かび上がって見える。
なんとも不思議な色合いのグラスにすっかり見とれていたら
「ウラン硝子は売らん」なんて親父ギャグを飛ばされてしまった。
今では製造禁止になっているとか…。
他にも興味深いコレクションが沢山あった。
な〜んて油を売っているうちに本番間近。

慌てて戻ると、私の変わりにキャスタードライバーの真田さんが
マイクテストをして歌ってくれていたらしい。
う〜ん、聞きたかったな。

番組に出演して
山田長政について熱く語ってくれた『あべの古書店』の御主人は、
着流しにピアスという、何とも個性的な男性。
10月10日には『長政祭り』があり、
長政にちなんで商店街が「リトル・タイ」になるらしい。
面白そうなので、ちょっとのぞいてみたいけど、
10月10日は私もSBSホームセンター東展示場の特設会場で
「おひさまコンサート」があるんだよね。

無事本番終了。
通りがかりの奥さんが「おひさまのたね」を聞いて
「いい歌だね」と涙ぐんで言ってくれたり、
小さな女の子が「この歌知ってるよ」
と一緒に歌ってくれたり、
また嬉しい出逢いがあった。







9月27日 (月)  歯医者さん

昨日は何だか思うように動けない日だった。
とどめの一発が夕食の時、
前歯にものが挟まったので爪楊枝を使ったら、
ぽろり!
以前欠けて直したところが取れてしまったのだった。
で、今日は朝予約をして、夕方歯医者さんへいった。
予約をしていても、歯医者さんというのは必ず待つ。
待っているのはいいけど、
治療の音が聞こえてくるのがチョット辛い。

子供の頃の歯医者さんを思い出す。
子供の頃は歯医者さんが、だいっ嫌いだった。
今のように機会も進歩してなかったし、
心なしか治療も荒かったような気がする。
歯を抜かれてほっぺたがはれ上がり、
麻酔が切れて泣き寝入りしたこともあった。
待合室の子供はみんなベソをかいたり
体を硬くしたりしていた。

今は、歯医者さんに来る子の顔は殆どおびえていない。
マンがなんか読だりして余裕シャクシャクだ。
むしろ昔の歯医者さんの治療を経験している大人の方が
歯医者さんに抵抗があるみたいだ。

無事、治療終了。
大丈夫。
もう歌っても隙間はないよ。


9月26日 (日)  今日

午後、自転車でアウトレットにでも行こうかと思ったら、
タイヤの空気が減っていて、
仕方なく空気入れで入れたものの、
雲行きが怪しくなってきたので止めにした。
で、衣替えをしようと思ったけど
引き出しを開けてみるとまだまだ着そうなものがあるので、
少し先に伸ばすことにした。
で、溜まっているビデオを見ようと思って
ソファーに横になって見始めたら、
いつの間にか寝てしまった。

今日、私は何をしたのだろう…。

まぁ、こんな日もあるさ。


9月25日 (土)  エッセイ入稿

10月から静岡新聞の土曜日の夕刊一面の『窓辺』で、
3ヶ月間、エッセイを書くことが決まり、
いよいよ10月2日から一回目が始まる。
なんとか一回目を書き終えてOKをもらい、ホッとした途端、
「一週間は意外とすぐに経ってしまうので、
            次の準備をお願いします」
と言われてしまった。
そういわれてみればそうなのだ。
そうか! もしかしたら
担当の木下さんは私のダイアリーで『滑り込みセーフ』のこと知って、
心配しているのかな?
さあ大変。
締め切りに追われる日々が始まってしまった。
滑り込みセーフをしないよう頑張らなくっちゃ。

自分の書きかけのエッセイも来年には絶対出すぞ!


9月24日 (金)  衣替え

二日間留守にしていたら、野鳥の餌場はスッカラカンだった。
あんなにたくさん入れておいたのに…。
やっぱりこの夏の間に、
急速にシジュウカラとヤマガラの数が増えた気がする。
冬になって山に餌がなくなってきたらどうなるんだろう。
考えただけでワクワクしちゃう。

昨日は蒸し暑かった東京だけど、
再度上京したら、なんと思ったより涼しいのでびっくり。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものだと思う。
ショウウィンドウはすっかり秋の装いだけど、
街を歩く人のファッションはまだ様々。
でも来週東京へ来る頃には、
みんな秋の装いに変わっているんだろうな。
そうか、来週の金曜日はもう10月なんだ…。
大変、この週末は衣替えしなくっちゃ!








9月23日 (木)  ライヴの後

久しぶりのMANDALAライヴ。
年3回となると、どうしても夏ばおろそかになる。
半年の間にいろんなことがあったので、
お客様に報告することが多くて大変。
もっと話したいことはあったはずなんだけど…。
考えているうちに話した気になっていることもあったりして、
これって、やばい?
まぁ、ホームページのこのダイアリーを
呼んでくださっている方も増えているようだし…。
ま、いっか。
今日はビートルズ特集ということで、
博志さんも融くんも水野くんもゲストのエムさんも、
みんなそれぞれのビートルズへの思いを振り返っていた。
楽屋でも、終ってからも、話が尽きないほど。
ビートルズって凄いよね。
でもきっと本人たちはそんな凄いことしてるなんて、
思いもしないで活動してたんだろうな…。
久しぶりに学生時代を思い出してしまった。

アンコールでは「おひさまのたね」を手話つきで歌う。
考えたらこれもちゃんとした形でやるのは
東京では初めてだったんだよね。
それにしても9月のライヴが終ると
本格的に秋到来って感じがする。
で、いつも夏に日焼けしてしまったことを
後悔するんだな、私は…。
何だか疲れていてまとまんないぞ。
今日はもう寝よっと!








9月22日 (水)  御墓参り

埼玉にある両親のお墓参りにいくので、
早起きしてコスモスを摘んだ。
まだまだ新しい枝が伸びてくるのを見ると、
なかなか思い切って途中から茎を切ることが出来ない。
それでもなんとか花束を作った。
父の田舎の畑には私が父に譲ったコスモスの種が
花を咲かせているはずなので、
それも見てこようと思う。

父の畑は近所の人に貸して、
管理を任せているが、
父が丹精こめた栗林がある。
それを取るのも、この時期の御墓参りの楽しみの一つ。
軍手と長靴を持って、帽子を忘れないように…。
栗を挟む炭バサミと栗を入れる袋と…。
あれ?何しに行くの?

お線香、お線香…。


9月21日 (火)  

前線の通過の影響とかで、
スコールのような雨が降ったり止んだり。
箱根も富士山も雲の中。
風が強くて、この季節のこんな日は
コスモスが散ってしまうのでは…と心配になる。

時々屋根の上で「ゴツン!ゴロゴロ…」と音がする。
柿の実が落ちたのだ。
昼間はいいけど、夜寝ていて起こされる時がある。
今年は柿の実がたくさん付いているので、
もうじきいろんな鳥たちが来るに違いない。
今から楽しみだね。

御殿場というところは狭い地域なのに
天気が変わりやすい。
高速の向こうでは晴れていて、こちらは雨とか、
ちょっと場所が変わっただけでも違うことがある。
御殿市の中だけで天気予報があったらいいと思うほど。
明日は全国的に晴れそうだから富士山が見れるかな?



9月20日 (月)  牛と豚

一日中不安定な天気。
夕べのモスラは朝には移動して窓枠にとまっていた。
間近に見るとかなりグロテスク。
すすけた茶色の羽に白い斑点が左右に一つづつあった。

昼食の後、アウトレットに行ったら
とんでもない混雑。
ブタのペットを連れた人がいて注目を集めていた。
あの人はきっと豚肉は食べないんだろうな。

そういえば以前、新宿のデパートに行ったとき、
食肉売り場で大賞を取った牛の肉が100グラム一万円で売られていて、
そこに大賞を取った牛の写真が飾られていて
『生前の○○号』なんて書いてあったのを思い出した。
『生前の…』という書き方に
その時何となく割り切れない気持ちになった。
私はもともと肉屋の娘だったし、家は卸業もしていたので
皮を剥がされて半身になった大きな肉の塊が、
大きな冷蔵庫の中にたくさんぶら下がっているのは見慣れている。
冷蔵庫の中に入って遊んで叱られたこともあったし、
もちろん子供の頃から肉は大好きだ。
家にあったのは牛(うし)ではなく牛(ぎゅう)だったのだ。
肉になってしまった牛に名前があるなんて考えたこともなかった。
だから『生前の…』なんて書かれたのを見て、
ちょっと待ってよ…という気分になった。
でもあの時、けっこう売れてたんだよね…。
う〜ん、南無…。


あれ? そういえばブタはカツにするとトンになるけど
肉のままだとトン肉とは言わず、ブタ肉って言うよね?
分からん???

今夜はトンカツは止めにして、
ホタテとルッコラのクリームパスタにした。


9月19日 (日)  モスラ登場

『新宿まつり』のお仕事で新宿へ。
まあ、新宿は混んでいるったらありゃぁしない。
おまけに残暑で暑いの何の…。
聞くところによると32℃もあったらしい。
お祭りの熱気もプラスされてヒートアップ。
帰りのバスではバク睡して
聴いていたMDが終っているのも気づかなかった。

昨日とは打って変わって今日はビッキが元気。
窓から窓へ元気に餌を求めて飛び回っている。
でも今私のパソコンの側の窓にはモスラがいる。
裏から測ってみたら横14センチ、縦6センチもあった。
流石にこれにはビッキもお手上げだよね。


9月18日 (土)  秋の味覚

金曜日の夜は帰りが遅いので、夕飯はいつも遅くなる。
お腹の方もそれに慣れてしまったのか、
金曜日は10時ごろまで食べなくても平気になってしまった。
夕飯が遅いとすぐには眠れないので夜更かししてしまう。
結果、土曜の朝はいつも朝寝坊になる。

雨の音に目が覚めたら9時。
昨日は天気が崩れるなんて言ってなかったのに…。
けっこう強く降るので、せっかく咲いたコスモスが
散ってしまうのではないかと心配。
ビッキの動きもだいぶ鈍くなってきたように見える。
数が減ってきたのは夜の気温が下がってきたから、
夜動くのがもう辛いのかもしれないね。
春には三寒四温っていう言葉があるけど、
秋だってこうやって一雨ごとに涼しくなるんだよね。

スーパーに行ったら栗が出ていたので
思わず買ってしまった。
近頃は季節を問わず売っているものが多いけど、
これだけは秋にならないと買えないよね。
母の好きだったコスモスの見えるキッチンで
父の好きだった栗ご飯を炊いた。
秋だぁ〜。



9月17日 (金)  ねえタン?

我が家のコスモスが満開になったので
仕事で東京に行くついでに父母の仏壇に供えることにした。
朝一番に花を摘みバスに乗り込んだまでは良かったけど、
途中、小山町あたりで事故があり大渋滞。
前の席に座っていた小さな姉妹の妹が退屈して
私のほうを見て「ねえタン」と声をかけてきた。
下の子は3歳くらい。
お姉ちゃんは年長さんくらいかな?
でも流石にこの歳で「ねえタン」と言われるのは気恥ずかしい。
始めは手を振っていただけだったけど、
そのうちお煎餅をくれたり、チョコレートをくれたり…。
私は食べ物は持っていなかったけど、
「おひさまシール」があったので御礼に上げた。
一時間遅れで何とか新宿に到着。
おかげで退屈せずにすんだ。



9月16日 (木)  思い出の紅白

なぜ次回のライヴのテーマを決めなくてはいけないかというと、
今回のライヴの時にアンケートを配り、
そこでオリジナルのリクエストと共に、
次回のテーマのリクエストを書いていただくからである。

で、今日、次回のライヴのテーマを決めかねて
融くんと博志さんにメールで相談。
水野くんはまだスケジュールが分からないので聞けない。
博志さん「『美空ひばり』なんてどう?」
「お、いいかも…」
融くん「12月ということもあるし、
     『思い出に残る紅白歌合戦の歌』なんてどう?」
「う〜ん、いいかも!」
博志さんもマネージャーの飯塚くんも納得。
で、決定!
早々ダイアリーで発表します。
求む12月のライヴのリクエスト!
『想い出に残る紅白歌合戦の歌』
ん?これって歳が分かる?


9月15日 (水)  どうしよう…。

ライヴのリハのため東京へ。
今回はビートルズ特集。
メンバーがビートルズエイジということもあって
当時の話で盛り上がる。
リクエストをくれた人にもそれぞれの思いがあるように
演奏する私たちにもそれぞれに思うところがある。
会場に聴きに来てくださる人たちにも
きっと様々な思い出があるに違いない。
私も一曲でも多く、
その人の思い出の中に生きられるような歌を
残せたらいいな…と思う。
また話が長くならないように気をつけなくちゃね。
そうだ、次回のテーマを決めるのを忘れてしまった!
どうしよう…。



9月14日 (火)  出前コンサート

SBS「ほのぼのワイド」の出前コンサートで
静岡市内の建材会社の「山清片山」へ。
ハウスメーカーが規格で家を作る時代、
ここでは柱一本から自分で建材を選び、
自分で納得する家作りが出来るのだと、
課長さんが熱っぽく語ってくれた。
もともと静岡は徳川家康のお膝元で、
家康が領地内に職人を集めたということで
職人の町としても栄えたと聞く。
こうして番組で訪ねることで、
県内の様々な顔を見ることが出来るのは
とても面白い。

帰りにSBSに寄る。
「ほのぼの…」のこずえさんには久しぶりに逢えてお話できたけど
「アッパレ…」に圭介さんが出ていないのでびっくり。
昨日は元気に復活していたので逢えると思っていたのに…。
帰りがけ、SBSの玄関先で通代さんにばったり。
圭介さんは、やはりまだ全快していないので、
無理をせずに休むよう皆で説得したとのこと。

家に帰ると圭介さんから早すぎた「快気祝い」が届いていた。
圭介さん、ゆっくり休んでこんどこそホントに全快してね。


9月13日 (月)  黄門さま、変わる

久しぶりに夕方からの再放送の「水戸黄門」を見たら、
いつの間にか黄門さまが東野英治郎さんから佐野浅夫さんに変わり、
助さん角さんもあおい輝彦さんと伊吹吾郎さんに変わっていた。
そればかりかお艶さんだけでなく、飛び猿まで登場していた。
ああ〜ん、ここまでの変遷を見たかったのに…。
残念!!
この時間だけはタイムスリップした感じで楽しんでいたのになぁ。
いや、東京では静岡の「東野黄門」ではなく
「佐野黄門」が放送されていると聴いて
実はちょっといい気持ちになっていたのだ。
順番で再放送してくれたらいいのになぁ。


9月12日 (日)  秋桜

我が家の秋桜が「diable」さんの家でも咲いたという報告。
これも一つのたね蒔き運動なのかな。
嬉しい報告、ありがとう!

我が家の秋桜は例年より背が低い。
いつもは私の背丈よりも高くなって私が隠れてしまうのに、
今年は全体的に腰よりも少し高い程度。

裏庭では時々「ヒヨドリ」が
柿の実の熟れ具合を偵察に来ては甲高い声で鳴く。
そのたびにシジュウカラとヤマガラが
縄張りを荒らされて怒ったように鳴く。
井戸の周りではヤマガラやシジュウカラたちが落とした
ヒマワリの種がたくさん芽を出している。
いまさら咲けるはずも無いと思うけど…。
なんだか健気で摘むことが出来ずにいる。
このままどこまで頑張れるか見守るか…。

9月12日。
父の命日。
母の好きだった秋桜だけど、
母が亡くなってからは父も好きになった花だ。
今日は秋桜畑で父と母を偲ぼうと思う。




9月11日 (土)  秋到来

夕べは東京から帰ったのが10時過ぎ。
「マタドール」のお客様が来て1時頃まで話し込み、
何だかんだしていたら寝るのが3時過ぎてしまった。

朝起きてキッチンの窓を開けたら
昨日まで咲いていなかったコスモスが
一気に咲き始めて風に揺れていた。
御殿場に、いよいよ秋到来。


9月9日 (木)  ジキジキ虫 2

事務所の私のアドレスにジキジキ虫の投稿があった。
それによると、「ササキリ」という虫ではないかとのこと。
ネットで見たけど鳴き声は乗ってなかった。
けっこうメジャーな虫らしい。
「口笛鳥」の時も情報を送っていただいたけど、
蒔き声までは分からず結局そのまま。
どちらも正体は知りたいけど、
まあ、我が家流の呼び名があってもいいか!
で、今夜もジキジキ虫が鳴いている。
「ジキジキジキジキ・ジキジキジキジ。
 ジキジキ・ジキジキジキジキ…」


9月8日 (水)  「ジキジキ虫」

「ジキ・ジキ・ジキ・ジキ…」と鳴く虫がいる。
昼間は気にならないのだが、
夜、ベッドに入って寝ようと思うと
気になって仕方がない。
どうも規則性が無いのだ。
たとえば「ジキ」を基本の一回としよう。
「ジキジキ」
「ジキジキジキジキ」
「ジキジキジキ」
回数が違うだけならまだいい。
「ジキジキ・ジキジ」
「ジキジキジ」
つまり往復してくれない時があるのだ。
気にしないで寝てしまうこともあるのだが、
気になりだすと構えて聴いてしまう。
東京にいる頃は車がうるさくて眠れないことはあっても
虫がうるさくて眠れないなんて考えもしなかった。
毎日続くと風流だなんて言ってられない。
今も外で他の虫の声に混ざって「ジキジキ虫」が鳴いている。
夕べは虫が鳴かなくて眠れると思っていたら、
風の音が凄くて眠れなかった。
今夜はまた「ジキジキ虫」に悩まされそうだ。


9月7日 (火)  嵐の夜

午前中は思ったよりも天気の崩れが無く、
むしろ雲間から青空がのぞいていた。
午後、東京からのお客様があって天気を案じていたけど、
なんとか帰るまではもってくれて一安心。
台風の影響が出てきたのは夕方になってからだった。
時おり激しい雨と風が木々を大きく揺らし音を立てる。
戸袋の雨戸がガタガタ鳴る。
こんな時、子供の頃は訳も無く胸が騒いだ。

10時過ぎ、静岡県の暴風雨警報は解除されたけど、
外は相変わらずの強い風。
明かりを求めて来る蛾は風に吹き飛ばされ、
それでもビッキは必死に窓に張り付き蛾を待ち続け、
鳥たちは体を寄せ合って木にしがみついているに違いない。
19号はどうやら熱帯低気圧に変わる模様。
明日は台風一過で久しぶりに富士山が見れるかもしれない。



9月6日 (月)  天気予報

朝、キッチンの窓を開けると、
庭で蜻蛉が群れ飛んでいた。
空を見ると心なしか高く感じられる。
庭に出ると、ビッキの声よりも
虫の声のほうが大きい。
やっぱり秋は しのび足で来てしまった。
やらなくてはいけないことが山積しているのに、
何だかちっとも手に付かない。
季節の変化を見逃すまいと思っていると
落着かないのだ。
滑り込みセーフしないように
気合いを入れなくっちゃ。
ガンバ!(古い?)

台風が二つも来ている。
18号の後を追うように19号が来ているのだ。
ネットの天気図ではちゃんと進路予想も出ているのに、
テレビの天気予報ではまったく触れられない。
週間予報でも天気の崩れを予測していない。
どう見ても今週は雨の日が多いと思うけどなぁ。
どうして?




9月5日 (日)  汚名返上、名誉挽回

夕方から大家さんの斉藤さんの家で
ボーイスカウトのリーダーさんたちが集まり
バーべキューをするからというので、
御呼ばれして行った。
生憎の小雨模様だけど、そこはボーイスカウト。
テントを張るくらいお手の物。
本格的に始める頃には雨も上がった。

台所で片づけを手伝っていると、
犬のモコが外でワンワン吠え始めた。
まだ食べたりないのかしら…と思っていたら
突然グラグラッと地震。
震源は和歌山の方らしい。
このあたりでは震度3とのこと。
「モコは感じていたのかしら」とみんな感心しきり。
やっぱり犬ってすごいよね。
昨日は雷に震えて馬鹿にされていたのに
今日は汚名挽回、名誉回復だね、モコ!


9月4日 (土)  がんばれビッキ!

夕方になると、我が家の事務所のスタンドの明かりは
窓に向けられる。
明かりに集まる蛾を、ビッキのために確保するためだ。
蛾というのはその日に同じ種類が集まることが多い。
羽化する時期が重なるのかな?
このところの陽気で
窓に張り付くビッキの数も流石に減った。

日本列島の下で横ばいにウロウロしていた台風18号が
ようやく進路を変え日本列島に近づいてきた。
前回の台風と同じく大型でゆっくりしている。
また大きな被害が出なければいいけど…。
夜になって急に雨足が強くなり、雷も鳴り始めた。
静岡県東部地区に大雨洪水注意報。

今夜はビッキが二匹。
手ごろな大きさの白い蛾が数羽。
蛾の数もだいぶ減ってきた。
がんばれビッキ!
冬眠するまで沢山食べてね。




9月3日 (金)  『おひさま募金』始まる

昨日、SBSの伊藤圭介さんが体調を壊されて休んでいると聞いて、
花博での仕事に行く前にお見舞いに行った。
いつも話をするのが仕事の人が話さないでいると、
かえってストレスが溜まるようで、
私がいる間中、ずーっと喋り続けていた。
疲れさせてしまったらごめんなさい。

花博では『バオバブ』の花が咲いていると聞いて、
見るのを楽しみにしていた。
『バオバブ』とは『星の王子さま』に出てくる木で、
オーストラリア、アフリカ、マダカスカルに生育する木。
夜に咲くので花博のお客様の目には触れない。
でも出演者にリハーサルは夜行われるので「ラッキー」である。
夜の花博会場というのはちょっと怖い。
だけど4回目ともなると慣れたもので、暗くてもお手の物。
でもやさしい警備員さんが心配して案内してくれた。
早速用意していた懐中電灯を持って見に行ったが、
残念ながらまだ蕾だった。
とりあえず蕾でもいいから「パシャッ!」。

一夜明けて―――。
今日は花博での仕事の後、
浜松の「アピタ」でCDのサイン即売会をした。
「おひさまコンサート」に来てくれた親子もいて、
一緒に手話を交えて歌ってくれた。
お姉ちゃんの真似をして、まだ幼稚園にも行っていないような弟が
一緒に歌って手話をしているのには驚かされた。
子どもたちには、手話はお遊戯のように感じるらしい。
健常者とか障害者とかの壁を越えて、
こんなふうに手話が浸透してくれたたらいいね。

SBSでは9月から「おひさま募金」も始まった。
使わないテレホンカード、切手をお持ちの方、
「おひさま募金」にお寄せ下さい。
SBSラジオを通して
『命のホイッスル』を子どもたちに贈ります。
「おひさまのたね蒔き運動」もまだまだ続きます。




9月2日 (木)  第六感

花博の仕事で浜名湖へ。
家を空けるとなると、鳥たちが心配。
いつもの勢いで餌を食べたら
いくら入れておいても一日は持たない。
野生の第六感で私たちが留守にすることを
察してくれればいいけど、
まさかそんなことは無いよね。
以前、テレビで犬の能力についてやっていたときに
主人の行動を離れていても察知するなんていってたけど、
野鳥にはそんなの無いよね。

とりあえず出がけに餌の入れ物を
特大にして行くっきゃないか…。


9月1日 (水)  足跡

テイチクからの定番ベストが発売になった。
サンプル盤が我が家にも送られてきた。
アルバムを作るに当って、テイチクの所さんから電話をもらった。
だいたいベスト盤を作るときには、
まして今回のように一度に沢山のアーチストのCDを出す時など、
レコード会社で勝手に選曲することのほうが多いのだけれど、
所さんの場合は、以前テイチクに所属していた時の
担当ディレクターということもあって、
わざわざ連絡をくれたのだと思う。
「選曲について何かありましたら…」と言われ、
「前に出した二枚組みベストの『Spel〜呪文〜』と
       なるべくダブらないように…」とお願いして
結局二人で相談して選曲したのだった。

CDをかけるとまず『池上線』。
そうだ、こんなふうにアレンジしたこともあったんだ。
歌い方もアレンジに合わせてかなり変えている。
『夕闇の二人』は来生さんの作られた歌で
歌手「西島三重子」としては結構満足の出来だった。
しばし懐かしさに浸る。
こうして一曲でも蘇ってくれるのは嬉しいよね。
一曲一曲が私の足跡なんだから…。




2004/9
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