Diary 2004. 8
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8月31日 (火)  台風一過

台風一過。
玄関先や家の周りに落ち葉が吹き溜まって
夕べの嵐の凄さを物語っている。
8月も今日で終わり。
嵐と共に夏休みが終わり、
御殿場も静けさを取り戻しそう。

コスモスもだいぶ倒れているのがあるけど、
数が多いのでお互いが支えあって何とか大丈夫。
チラホラ花も咲き始めた。
餌場の屋根を取り外し、
濡れた屋根を乾かす。
鳥たちはいつものところに屋根が無いので
ちょっと不思議そうにしていたけど、
相変わらず元気に飛び交っている。
すっかり乾いたところで
明日は庭の手入れをしてあげなくちゃね。

天気図ではもう一つ台風が来ていたけど、大丈夫かな?


8月30日 (月)  子供の子供

オリンピックが終った。
これで寝不足から開放される。

裏庭のヤマガラとシジュウカラの数が
日毎増えているような気がする。
3ヶ所の餌場に種を置いても
3時間足らずでスッカラカンになる。
ヒマワリの種の大きな袋が3〜4日で無くなる。
口笛を吹いて「ジージー」と高い声で呼ぶと
裏の雑木林のほうから飛んでくる。
生い茂る木々の間をぬって餌場に飛んでくる姿は
惚れ惚れするほど奇麗だ。

時おり部屋の中から見ていると、
餌場を中心にヤマガラとシジュウカラが
交代でブンブン飛び交っている。
ざっと数えても14〜5羽はいる。
どうやら台風の前だからってわけでもなさそう。
やはり去年この餌場で親から餌の食べ方を教わっていた子供たちが、
こんどは自分の子どもたちを連れてきているみたいだ。
ということは来年は……?

台風がいよいよ接近。
鳥たちが無事に過ごせますように…。





8月29日 (日)  金メダル

ハンマー投げの室伏選手が金メダルに繰り上がった。
金曜日に東京へ行ったとき「キオスク」に
「室伏金!」なんて張り紙があったから
てっきり金をもらったのかと思ったら、
その時点ではまだだったので気をもんでいたのだ。
バンザイ!!

こういう場合、金メダルは新たに作るのだろうか?
それともアルシュ選手から返された物が渡されるのだろうか?
いや、やっぱ新たに作るんだろうな…。
だって歯型が残ってたりしたらイヤだもンね。
でも室伏選手、りっぱな金メダルだよね。
心からおめでとう!

それにしても、何でみんなメダルをかじるようになったんだろう?
前回のQちゃん以来かな?
でも今回の野口選手がシューズにキスをしたのは素敵だったよね。

これで金メダルの数が東京オリンピックと並んだそうだけど、
柔道の井上選手には選手団長としての金メダルをあげたいな。
必死になって頑張れるスポーツっていいよね。
頑張って感動をくれたみんなにありがとう!

オリンピックも間もなく終る。
もうすぐ夏も終る。
いつの間にか秋…、なんて言わないように、
心の中でしっかり夏にけじめをつけなくっちゃ。





8月28日 (土)  台風と秋刀魚

台風が日本列島を縦断するらしい。
このところの寒さで落ち葉が増えているので、
朝から雨トイの詰まりをチェックをしたり、
風で飛びそうなものを押えたり、
鳥の餌場をチェックしたりと、
嵐に備えていろいろ準備した。
ビッキや鳥たちの様子もこまめに観察。
ところが嵐は一向に来ない。
天気予報を見たらスピードが遅いらしい。
何だか人との待ち合わせ時間を間違えたような気分。
待ち人は来た方がいいけど、
嵐は空振りでもいいから来ない方がいいよね。

茨城の知人から「新秋刀魚」が送られてきた。
あまりに新鮮なので、おすそ分けがてら
懇意にしてもらっている「味膳」さんに持っていって、
刺身にしてもらっていただいた。

「酢醤油に生姜を入れて食べると美味しいんですよ」
といわれ、いただいたらホントに美味しかったぁ。
今年の秋刀魚が、みんなこんなに美味しかったらいいけど…。


8月27日 (金)  今夜も眠れない

オリンピックもいよいよ終盤。
新体操、シンクロナイズドスイミングなど
女性の美しさが強調されるスポーツが始まった。

体操競技のエキジビション「ガラ」が先に行われたけど、
新体操の選手たちの美しさには女でもため息が出た。

今夜はシンクロの団体がある。
日露決戦だ。
昨日の「阿波踊り」のテーマは良かったよね。
素人目には日本の方が良かったように思えたけど…。
欲目かなぁ…。
ああ、今夜も眠れない。




8月26日 (木)  エンゲル係数

朝起きると餌場には既に餌は無い。
このところヤマガラもシジュウカラも
代わる代わる集団で来るもんだから、
餌をあげるのが追いつかない。
餌を足していると、
キジバトが裏庭に来て鳴くので
表に餌を撒きに行くと、
先回りして表の桜の木にとまって待っていた。
キジバトはお皿に乗せた餌は決して食べない。
撒いた餌を一つ一つ拾って食べる。
土鳩のように人にもあまりなつかないし、
集団ではなく、つがいで行動する。
鳥の種類によって食べるものも食べ方も違うし、
習性も違うので見ていて面白い。

大型の台風が日本に近づいているようだけど、
また天候の崩れが近づくと鳥たちが大騒ぎするんだろうな。
餌を入れてある収納庫を見たら
いつの間にか予備の餌がすっからかんだった。
この間買ったばかりだったのに…。
またホームセンターで餌を買っておかなくちゃ…。
それにしても、このところ鳥のおかげで
我が家のエンゲル係数が上がっているみたい。



8月25日 (水)  夢に向かって輝け!

平尾教室の発表会で江戸東京博物館へ。
早めに出て、同じ会場で催されている
「エルミタージュ美術館展」を観ることにした。
ロマノフ王朝のエカテリーナ2世の収集品だ。
エカテリーナ2世といえばドイツの貧しい貴族の娘で、
縁あってロシア皇室に嫁ぎ女帝となり、
ロシアの貴族文化の頂点を極めた人である。

中に入るとお客様は中高年の方が大半を占めていて、
大変な混雑だった。
絵画よりも、その調度品や宝飾の凄さに圧倒されてしまった。
時間が無いのでゆっくり見れなかったけど、
とりあえずロマノフ王朝の栄華を見ることは出来た。

発表会は全校の生徒さんが集まるので大変だ。
年齢もレベルも様々。
みんな半年に一度の発表会に向けて練習し、
思い思いの衣装を着てステージに立つ。
たった1曲で自分をアピールするのだから、
選曲もおろそかに出来ない。
みんな自分の夢に向かって頑張っている。
好きなことだから頑張れるんだよね。
そんな姿を見ると、誰だって応援したくなる。
ただ哀しいかな、みんながスターになれるとは限らない。
だけどたとえ叶えられなくても、
夢に向かって輝いていた自分がいた事だけは
忘れないでいて欲しいよね。
輝け、生徒たち!


8月24日 (火)  笑顔

SBS「ほのぼのワイド」の出前コンサートで
裾野市の「ごとうレディースクリニーク」へ。
ここはお母さんになる人の為の病院。
設備の整った、とてもきれいで家庭的な病院だ。

数日前にお母さんになったばかりの人、
これからお母さんになる人が参加してくださった。
一番小さなお客様はお母さんのお腹の中で3ヶ月になったばかり。
正真正銘の「おひさまのたね」。
いままでの最年少だ。
二人目が生まれたというベテランママさんもいる。
お母さんに抱かれた赤ちゃんや、
近所の子どもたちも集まってくれた。

お母さんになったばかりの女性や妊婦さんは
何故か みんな輝いて見える。
「女性が一番きれいな時かもしれない」
と言ったスタジオのこずえさんも
御自分の時のことをしみじみと思い出していた様子。
きっと小さな命を送り出した喜びが内面の優しさを育んで、
それが顔に表れているのだと思う。
今日の「出前コンサート」は
穏やかに聴いてもらう「おひさまのたね」だった。
若いお母さんたちのきれいで穏やかな笑顔が印象的だった。

この番組では、いつも素敵な笑顔に出逢える。
新たな感動に出逢える。
こんどはどんな笑顔に逢えるのかな?


8月23日 (月)  野鳥の天気予報

台風の影響で朝から雨。
裏庭の餌場には一日中ヤマガラとシジュウカラが
入れ替わりに来ていて、餌をあげるのが追いつかないほど。
天気が崩れることを鳥たちはちゃんと知っている。
どこかにセンサーがあるんだろうな。
天気予報に活かせたらいいのにね。

餌を継ぎ足しに行って口笛を吹くと、
どこからともなくヤマガラが飛んできて、
1メートルほど離れた木の枝に止まって
ジージー鳴いて待っている。
警戒心が無いところを見ると、
去年の冬に我が家の庭でお母さんから餌の食べ方を教わっていた
「ヤマガラ3兄弟」かもしれない。

この寒さでビッキは体が固まっている様子。
いくらなんでも秋になるには まだ早すぎるよね。


8月22日 (日)  「鳩おじさん」「大井川町のおひさまたち」

以前、「ほのぼのワイド」で行った大井川町のお祭りに参加。
飯塚くんと御殿場駅で待ち合わせ。

駅のホームで電車を待っていると土鳩が餌を求めてうろうろしていた。
餌をくれそうな人を物色しているようだ。
向かい側のホームを見ると、電車を待っているおじさんが
荷物の中からお菓子を出して、鳩にあげ始めた。
すると見る間に鳩が集まり始めた。
始めは足元に撒いていたが、そのうち鳩が慣れてくると、
直接手からあげ始めた。
そこで私たちの乗る電車が来て、私たちは電車に乗った。
席に着いて反対側のホームを見ると、
おじさんはまだ餌をあげていた。
しかも鳩はすっかり慣れていて、
おじさんの靴に止まったり、膝に止まったりしている。
「凄いね。鳩おじさんって感じだよね」
などと言って感心して見ていると、
おじさんは思い切った行動に出た。
お菓子を口にくわえ、そのまま口を前に突き出したのである。
電車が走り出したので、
その後おじさんと鳩がどうなったのかは分からない。
おじさんは無事鳩に口移しで餌をあげられたのだろうか?
それとも鳩に突かれて痛い思いをしたのだろうか?
鳩おじさんの運命や如何に……。


大井川町に着くと、ポツポツ雨が降り出したけど、
本番前には何とか止んだ。
会場には大井川西保育園の子供たちが来ていた。
なんと私の誕生日にSBSの圭介さんの番組で
カラオケもぶっ飛ぶくらいに元気に
「おひさまのたね」を歌ってくれた子どもたちだった。
おまけにリハーサルが始まると、
突然一緒に手話をして歌いだしたのでまたまたびっくり。
番組の中で振りを付けて歌ったと聞いていたけど、
まさか手話とは思わなかったので、もの凄く感動してしまった。
みんなから改めて「お誕生日おめでとう」の言葉をもらい嬉しかった。
先生曰く。
「この子達はお誕生会でもいつもこの歌を歌っていて、
          そのままこの歌を持って卒園するんですよ」
きっとこの子達はみんな大きなおひさまになるんだね。




8月21日 (土)  登らぬ阿呆に 二度登る馬鹿

朝、久しぶりに富士山の全貌を見た。
そういえばホームページのBBSに
富士登山をしたいなんて書き込みがあったけど
御殿場に来た頃、大家さんから
「富士山は御殿場では 『登らぬ阿呆に 二度登る馬鹿』 
   と言われているんですよ」
と聞いたことがある。
私もあんまり歳をとらないうちに
一度は登ろうとは思っているんだけどね。
とりあえずは5合目のハイキングコースかなぁ。

連日の時差のオリンピック情報に
頭がかなり混乱してきた。
何が昨日で何が今日だったのか分からなくなる。
それにしても日本選手の活躍はすごいよね。
メダルラッシュに応援にも拍車がかかる。
頑張っている人は応援したくなるよね。
私も頑張ろうっと!


8月20日 (金)  東京の夏

昼頃、新宿行きのバスに乗る為駅に行ったら
バス停に人が溢れていた。
「えっ、こんなに乗るの?」
と思ったらアウトレットに行く人たちだった。

浅草橋で所要を済ませ、
事務所に行く為に都営浅草線に乗ることにした。
改札で駅員さんに「麻布十番に行きたいんですけど…」
というと、
「大門で大江戸線に乗り換えて」と言われた。
ホームで立っていると電車が滑り込んできた。
中を見るとボックス型のシート。
思わずホームのプレートを確かめた。
「都営浅草線・浅草橋」と書いてある。
でもイマイチ不安。
だって地下鉄でボックスシートって、何かヘンな感じ。
シートに座っても落着かない。
どこか違う場所に連れて行かれそうな気がする。
子供の頃、バスを間違えて迷子になったことを思い出した。

麻布十番に着くと凄い人込み。
浴衣を着た若い女性がいっぱい。
そうだ!今日は「十番祭り」なんだ。
この日ばかりは十番の街は人が溢れる。
商店街は歩くことさえ難しくなる。

夜になって谷崎部長が残っている社員にと、
屋台からの差し入れがあり、みんなで盛り上がった。
あぁ、東京の夏かぁ。





8月19日 (木)  裏庭の賑わい

朝早くから鳥が外で騒いでいる。
カーテンをそっと開けると
シジュウカラの子供が団体で来ていた。
まだ産毛が抜けきっていなくて、
枝の上で毛づくろいをすると
産毛が浮き出て風に飛ぶのが見える。
もう餌の食べ方は覚えたようで、
餌場からヒマワリの種を取ってきては小枝に止まって、
それを足で押さえつけてコンコン突っついて食べる。
ガラス越しに私が見ていても動じない。
この子は私がいつも餌をあげてるのを
わかっているのかな?

ヤマガラもスミちゃんも来て、
裏庭は大賑わい。
すずめも来たけど食べられるものが無くて
他の鳥たちの周りをうろうろしていた。

台風の影響か、時おり雨が強く降ったり、
突風が吹いたりと不安定な空模様。
腰丈ほどに育ったコスモスが倒れないといいけど…。



8月18日 (水)  小市民

青葉台で仕事だったので今日は池尻大橋でバスを降りた。
仕事の会場まではタクシー。
拾おうと、歩道から一歩出て待っていたら、
20メートルほど前方に男性が立っていて拾われてしまった。
「う〜ん、先を越されたか…」
すると今度は私の5メートルほど前に女性が現れ、
タクシーを拾う気配。
「あれあれ、私のほうが先に立っていたのに…」
私は、そっと追い越して彼女の10メートルほど前に立った。
タクシーが来て手を上げようと準備していると、
さっき私が追い越したはずの女性が更に先回りして、
すっと前に出てきてタクシーをかっさらっていった。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・。
ああ、つまらぬ争いに参加してしまった。
なんという小市民。


8月17日 (火)  誕生日プレゼント

夕べは体操男子団体を観ていて
途中でダウン。
鳥の声に起こされたらなんと9時。
あわてて餌場にいくと、3箇所ともカラッポ。
今日の雨に備えて食べにきていたらしい。
餌を入れて口笛を吹いたら
早速ヤマガラとシジュウカラが飛んできた。

午後、SBSの圭介さんとメールとラジオでやりとり。
「今日の子どもたちの歌を誕生日プレゼントにしてください」
とお願いした。
大井川町の子どもたちの歌は、元気そのもの。
カラオケなんて聞こえないほどだった。

体操男子団体の頑張りは凄かったね。
最後の鉄棒に感動!
卓球の愛ちゃんも凄かったなぁ。
窓の外ではビッキが今夜もジャンピング・キャッチ!
私も運動しなくっちゃ…。


8月16日 (月)  時差ぼけ

愛ちゃんの頑張りに感動。
北島選手の泳ぎに感動。
内芝選手のオール一本の金に感動。
横沢選手の準決勝の逆転勝利に感動。

オリンピックを見ていると、
日にちの感覚が麻痺してくる。
テレビによる時差ぼけ状態。
おまけにテレビでは何度も同じ試合を映すので
時差ぼけに拍車がかかる。
ちょっとやばいかも…。
きっと日本中に同じような人が
溢れているに違いない。
若い頃は3日4日の徹夜なんて何のそのだったのにね。

ああ、そんなこと言っている間に
また一つ歳をとってしまった。
Happy Birthday to me…なんちゃって。


8月15日 (日)  オリンピック種目

寝不足でやっとの思いでベッドから這い出す。
裏庭でヤマガラとシジュウカラがしきりに鳴いている。
餌が無いのだ。
外は時雨模様。
肌寒いほどで昨日の暑さが嘘のよう。
天気が悪いと野鳥たちは決まって群れて来る。

それにしても夕べのオリンピックは面白かった。
やっぱ柔道は凄い!
怪我をしているのに金を獲ったヤワラちゃんも凄いけど、
3連覇んの野村選手の柔道の美しさには感動。
姿勢といい、技といい、負ける気がまったくしない。
日本本来の柔道を見ているようだった。

体操も凄かったな。
選手全員にオーラのようなものを感じた。
普段は見ることも無いスポーツが、
オリンピックになると夢中で見る。
4年の間の選手の鍛錬など、
私たちの目には殆どふれられる事も無い。
知らない競技や、いつの間にか種目に入っている競技があったりする。
あれって、どうやって決められるんだろう?

実は私にはぜひともオリンピックに入れて欲しい競技がある。
「モンスターボックス」を始めとする、
テレビの体操番組の、あの幾つかの種目だ。
「より高く より速く より強く」
あれって単純だけど、けっこうオリンピックの精神に
通ずるものがあるように思うんだけどなぁ…。
だめ?



8月14日 (土)  アテネ開幕

アテネ・オリンピックいよいよ開幕。
工事の遅ればかりがニュースになっていたので、
開会式はあまり期待していなかったけれど、
その素晴らしさに感動。
センターに水を抱えた競技場にも驚いたけど、
ギリシャ神話さながらの演出の見事さ。
ギリシャの歴史絵巻は「動くレリーフ」のようで、
特に見ごたえがあって、
ビデオを回しておかなかった事を後悔した。

どうしよう、眠れない日々が始まるぞ!
新聞に見たい競技に印をつけ始めたら
ぐしゃぐしゃになってしまった。
仕方なくテレビガイドを買ってきたけど、
結局同じことになってしまった。
あ〜あ。


8月12日 (木)  ジャンピング・キャッチ

窓際に置いた朝鮮朝顔の鉢の支柱に
いつもとまっているビッキがいる。
時々支柱のテッペンに
起用にとまっている姿がかわいい。
思わず携帯のカメラで「パシャッ!」。

夜になってビッキが活動開始。
支柱から窓ガラスにジャンプして張り付く。
でもここ2〜3日、問題が発生した。
お腹が大きくなりすぎて体が重く、
長時間ガラスに張り付いていられないのだ。
しばらくするとズズズズ……とずり落ち始める。
慌てて手を前に出して腰を据え直す。
こんな動作が何度か続くうち、凄いことを考えた。

何と鉢の支柱で待ち伏せし、
光に誘われてやって来て窓ガラスに止まった蛾を
ジャンピング・キャッチすることを覚えたのだ。
ビッキがこんなに頭がいいとは思わなかったので、
その瞬間を見て もの凄く感動した。

ちょっと大げさかもしれないけど、
進化の瞬間に立ち会ったような気分?
知られざる自然の驚異!!


8月11日 (水)  「おひさまのたね」講座

静岡のSBS学苑で「おひさまのたねを歌おう」講座が開かれた。

講座の前に、突然嬉しいお客様。
子供の頃から姉妹のように育ち、
清水の嫁いだ従姉妹の息子が
婚約者を連れて訪ねてくれたのだ。
赤ちゃんの頃からかわいがっていたので
私にとっては甥のようなもの。
携帯の番号を教えあい、
「私の着メロはおひさまのたねよ」というと、
「僕はずーっと池上線だよ」なんて泣かせるぜ。

2時から授業が始まった。
内容は歌と手話とお話。
いらしたのはお子さん連れのお母さん、学校、保育園の先生など様々。
手話の説明、こまかな仕種、流れなど、
わかりやすく説明したつもりだけど、分かってくださったかな?

始めは小さな声で遠慮がちに歌っていた人たちも、
だんだん大きな声で歌ってくれるようになった。
最後は子どもたちも前に出て、私と並んで歌ってくれた。

ここからまた沢山の人に
この歌の心が伝わると嬉しいね。
集まってくださった方たち、ありがとうございました。
今度はあなた達が「たね蒔き」の感動を味わう番ですよ。


8月10日 (火)  ボーイ・ガール大集合

SBSほのぼのワイドの「出前コンサート」。
今日は御殿場の国立青年の家。
集まったのはガールスカウト静岡33団、34団の子どもたち。
御殿場、小山のボーイスカウトの子どもたちも応援に来てくれた。
総勢70人ぐらいが集まった。
すっかりお馴染みになったガールの子どもたち。
広い芝生の緑の中で元気に歌う姿は
まさしく「おひさまの子」って感じ。
天気も良くて良かった。

家に帰ると野鳥たちが裏庭で騒いでいた。
餌場の餌がカラッポだった。

夜、お風呂に入ったら肩がヒリヒリした。
すっかり日に焼けてしまったらしい。


8月9日 (月)  鳥の言葉

裏庭の餌場にシジュウカラが5羽も来ている。
体が小さいので子供らしい。
餌場の屋根を取り払っておいたら、
餌のお皿の上で直接食べ始めた。
人間だったら お母さんに
「お行儀が悪いですよ」とでも叱られるところだ。
するとヤマガラが来て、
ジージーと周りの止まり木を渡りながら鳴いた。
さしずめ近所のおばさんが注意してるってところかな?
鳥の言葉が分かったらさぞかし面白いだろうと思うけど、
鳴き方の違いのようなものは何となく分かる。
餌が無い時の鳴き方だとか、
裏に猫が来ているときの鳴き方だとか…。
鳥の種類は勿論のこと、季節によっても鳴き方が変わる。
そんなのがみんな聞き分けられたら面白いだろうなぁ。


8月8日 (日)  浜松「おひさまコンサート」

浜松のイトーヨーカドーのイベント広場で
「おひさまコンサート」が行われた。
会場が静岡の時より広いので集客が心配だったけど、
思った以上に沢山の人が集まってくれた。
子どもたちも元気元気!
今回の司会はSBSの鈴木通代さん。
子どもたちとの話を交えながらの一時間。
子どもたちとの撮影会も恒例になった。
「おひさまのたね」も、だいぶ馴染んでもらえたようで、
みんな歌がとっても上手になっている。
きっと沢山練習してくれたんだね。
大きくなっても、この歌を一緒に歌ったこと、
忘れないでいてくれたらいいな。
参加してくれた子どもたち、御家族の皆さん、
どうもありがとうございました。
みんなの中の「おひさまのたね」が
元気に大きく育ちますように…。


8月7日 (土)  薪能鑑賞

朝から雲行きが怪しい。
今日は夕方から富士吉田の浅間神社で行われる
梅若薪能に行くことになっている。
小鼓奏者の鵜澤速雄氏が出演するので、
チケットをいただいたのだ。

午前中は何とかもった天気も、
午後、出かける頃になって雨が降りだした。
雨天は市民センターと書いてあったので、
浅間神社に電話すると、境内でとり行うという。
ところが本番前から雷と雨が激しくなった。
私の席は本殿の下だったので大丈夫だったが、
屋根のないところの人はびしょぬれ。
火入れ式が終ったところで、結局場所を移動することになり、
境内は大騒ぎになった。

何とか市民センターに移動して1時間半も遅れて始まった。
今回の演目は能の「松風」狂言の「呼声」能の「安達原」。
「松風」は淡々とした作品だが、
「安達原」はメリハリと動きのある内容で、
梅若六郎氏の迫力に思わず身を乗り出して見てしまった。
鵜澤さんの小鼓も素晴らしかった。
普段お会いする鵜澤さんとは別人のよう(失礼)。
能の様式の美学に感動。
境内で見れたらもっと良かっただろうなぁ。残念。

狂言は野村萬斎氏が出演とあって楽しみにしていたけれど、
一番前のかぶりつきの席で見てしまった!
とても迫力のある演技。
内容もリズミカルでとても楽しかった。

日本にはホントに素晴らしいものが沢山あるんだよね。

帰りがけ、闇に浮かぶ富士山に吉田口から
雨の中、登る人の明かりがきれいに輝いていた。
明日の朝、御来光が拝めますように…。

帰るとサッカーのアジアカップの決勝戦が盛り上がっていた。
思わず釘付け。
おいおい、早く寝ないと明日は浜松で「おひさまコンサート」だぞ!


8月6日 (金)  甦れ、青春!

そろそろ9月のライヴのことも考えなくては…。
と飯塚くんと話をしていたけど、
お客さんの数の割りに、イマイチリクエストが少ない。
西島三重子のファンは、どうも「出たがりや」が少なく、
「控えめな人」が多いよね。
せっかくホームページも充実してきたんだし、
黙って見てないで、何とか言ってくれ〜!
求むリクエスト。
次回はビートルズ特集。
集まれ、ビートルズ・エイジ!
甦れ、青春!


8月5日 (木)  キジ鳩とスミちゃん

台風の影響で夜中から雨が降り出した。
晴れ間が見えたり、雨が降ったり、
落着かない天気。

ここ2〜3日、裏の餌場にキジ鳩がつがいで来ている。
キジ鳩は餌の小屋には入れないし、
それよりもヒマワリの種は食べない。
ただ餌場の周りの止まり木に止まって
何をするでもなく佇んでいるだけなのだ。
これが何だか風情があっていい。
それどころか神々しくさえあるのだ。

困ったのはシジュウカラやヤマガラ。
餌場を遠巻きに囲んでいるが、
何となく近づけないでいる。
そこへスミちゃん登場。
キジ鳩に目もくれず餌場に入り、
餌を取って行った。
スミちゃん偉い!

で、鳩の餌を表の庭に撒いてあげた。


8月4日 (水)  「うなちらーメン」ゲット!

沼津サンフロント前で11時から
「アッパレ弁当」を発売するというので、
御殿場線に乗って沼津へ行った。
御殿場線は単線なので、駅での待ち合わせがある。
裾野市出身のマネージャーの飯塚くんが
「昔は御殿場線は複線だったらしいっスよ。
 戦争の時に鉄砲の弾にされちゃったって
 ウチのばあちゃんが言ってました」
と言っていたのを思い出す。
でも今どき単線のローカル線っていうのも、
けっこうのんびりした気持ちになっていいものだと思う。
富士山の形が変わるのを見るのもけっこう面白い。

沼津のサンフロント前に行くと、
圭介さんを始め、SBSのお馴染みの面々がザワザワしていた。
東名で事故があり、お弁当の到着が遅れているとの事。
それでも何とか発売開始時間には間に合った。

ついにアッパレ弁当ゲット!
その名も「アッパレ・うなちらーメン」
鰻ちらし、手まり寿司、つけ麺というボリュームで
税込み590円とは安い。

駅でお茶を買って、帰りの御殿場線の中で食べる。
いいなぁ、こういうの。
お弁当は評判通り美味しかったし、
ガタガタ揺れる電車に乗って、
お茶がこぼれそうになるのをこらえて飲んだり、
ゆっくりと移り変わる景色を眺めたり、
う〜ん、満足!!




8月3日 (火)  「アッパレ弁当」

SBSでは、夏になるとサンクスと提携して
県下で期間限定の「アッパレ弁当」を発売する。
聴視者からの希望などを入れて、
オリジナル弁当を作るのである。
今年のお弁当は「アッパレ・ウナチ・ラーメン」。
鰻チラシ、手まり鮨、つけ麺とういう内容らしい。
ラジオから聞く話だと、ボリュームもあり、かなり美味いらしい。
絶対食べたい!
今日から発売と聞いたので、
御殿場市中を探し回ったが、サンクスが無い。
圭介さんにその旨メールを入れた。
すると、ラジオから返事が…。
御殿場にはサンクスが無い。
明日、圭介さんが沼津のサンフロント前に売りに行くというので、
私も買いに行くことにした。
今日は本社前で400食完売したとのこと。
そうとう美味いらしい。
明日こそ、食べるぞ!


8月2日 (月)  スミちゃん

このところ毎日裏庭に来るシジュウカラは
もう成鳥だと思われるのに、未だに色がぼやけている。
本来黒くなるべき頭が薄墨色なので、
我が家では「スミちゃん」と命名した。

スミちゃんはいつもひとりで来る。
餌場の周りに打ち付けた小枝を渡り歩いては
餌も食べずにしきりに鳴く。
仲間を探しているのか、呼んでいるのか、
傍目で見ていて、何だか淋しそうなのだ。

今日はヤマガラが二羽来て、
そのうちの一羽がスミちゃんを追い払おうとした。
でもスミちゃんは めげなかった。
小枝を渡り歩きながらヤマガラの目を盗んで餌を確保して、
一緒になって頭をガンガン振りながら
ヒマワリの種を突付いて食べていた。
大丈夫だよ、スミちゃん。
ここに来ていれば、きっと仲間が出来るよ。
ちゃんと見ていてあげるから…。


8月1日 (日)  教育フォーラムで「おひさまのたね」

韮山の時代劇場で行われた
静岡県の教育委員会の「家庭教育フォーラム」のオープニングで
「おひさまのたね」について話をして歌った。

時代劇場の建物は、昔と今が混在していて面白い。
ホールの中にも桟敷席があったりする。
田園風景の中にこんな建物があるというのも面白い。

教育関係者や教育に感心のある方たちの集まりということで、
何だかガラにも無く話の時に緊張してしまった。
でも手話つきの歌で、気持ちは通じたと思うんだけど…。
でもこんな風に教育の現場の人たちの集まりで
「おひさまのたね」を取り上げてもらえるなんて嬉しいよね。

台風も遠ざかり、天気も良くなり、
帰り道、富士山がきれいに見えた。
富士山といえば、今日は富士山駅伝。
富士山駅伝とは御殿場の競技場から
富士山の頂上までを往復するというもので、
3時間足らずで富士山を往復するのだから、
いかに過酷なものかわかると思う。
「砂走り」を転げるように駆け下りるシーンが面白く、
いつも話題になっている。
家に着くと、ちょうどテレビ中継が始まるところだった。
今回も自衛隊の滝が原チームが優勝した。
もっと全国的になったら面白いと思うんだけど…。
いや、世界的になってもいいよね。
そしたら富士山がもっと注目されるし、
もっと富士山を奇麗にしようってことになるかもしれない。
せっかく作ったバイオトイレに
ゴミを捨てて帰るなんてけしからん輩も減るかもしれない。
な〜んて甘いかなぁ。


2004/8
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