11月30日 (火) 椿
1月に御殿場市の秩父宮記念公園でコンサートをすることになり、 午後、会場の視察がてら、園内を見学に行った。 実は次回の新聞のエッセイに、御殿場の椿のことを書こうと思っていて、 そのことを園長さんにお話したら、 園内に今、やぶ椿園を造っているというので、 「ぜひ見学させてください」とお願いしていたのだ。 御殿場に来たばかりの頃、まだ公園にはなっていなくて、 年数回の開放日に来たことがあった。 その後公園になり、何度か足を運んだけど、 初めの頃より、庭園も随分様変わりしていた。 季節の色を出す為に、様々なエリアが設けられている。 やぶ椿園もその一つ。 まだ整備中だが、400本もの椿が植えられて、 静かにお客様を迎える準備をしている。 椿というのはもともと山茶花同様日本原産だという。 日本では特に茶の湯の席に飾る花として好まれ、 盛んに品種改良なども行われたようだ。 我が家の庭にも椿が何本かあるけど、 鳥たちはみんな椿が好きらしい。 花が咲くと、蜜を吸いに来る鳥もいる。 御殿場へ来て、以前よりずっと椿が好きになった。
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11月29日 (月) 一足早い「ゆず湯」
午前中、久しぶりに自転車でアウトレットに行った。 クリスマスまでは まだ間があるし、 平日だから空いていると思ったのに、けっこう人が出ている。 中にある橋から望む周りの景色も、 まだまだ紅葉が残っていて奇麗だった。 ぶらぶらして、結局お昼を食べただけで帰った。
家からアウトレットまでは緩やかな下り坂。 行く時はいいんだけど、帰りがけっこうキツイ。 緩やかな上り坂というのは、 ここ一番と力を入れるわけではないので、 じわじわと足に来る。 やっぱ、日頃の運動不足が出るみたい。
帰ってからSBSラジオを聴いていたら、 圭介さんが昨日の東海大の吹奏楽フェスティバルの話をしていたので、 思わずメールを打ってしまった。 感動と子どもたちへの感謝を伝えたかった。 またまた電波を私物化してごめんなさい。
このところ特に日が短くなったような気がする。 もうすぐ冬至なんだものね。 御近所で「ゆず」をいただいたので ちょっと早いけど今夜は「ゆず湯」にした。 う〜ん、い〜い香り!
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11月28日 (日) おひさま記念日
東海大学バンドフェスティバルにゲスト出演の為、 静岡市民文化会館へ。 オープニングで翔洋高校、中学校の吹奏楽部の演奏をバックに、 小学校、幼稚園の子どもたちと「おひさまのたね」の大合唱をする。 午前中のリハーサルでも子どもたちは元気いっぱい。 通しのリハーサルで緞帳が降りた時にはちょっと緊張してた。 1時半。いよいよ本番。 緞帳を前に、誰に教わったのか、隣りに立っていた幼稚園児の女の子が 手のひらに「人」の字を書いて飲み込んで、 「こうするとね、あがらないんだよ」と教えてくれた。 本ベルまでの間、幼稚園児たちはみんなで「人」の字を飲み込んでいた。 でも緞帳が上がってお父さんお母さんの顔が見えたら、 緊張なんでどこかへ吹き飛んだみたいに、 会場に向かって手を振ったり、声を出したり…。 いやぁ、元気元気! かわいいの! 生徒たちの演奏もさらに磨きがかかり、 ただただ感動の一言。
フェスティバルは小学校のハンドベルと和太鼓、 幼稚園のマーチング、小学校の演奏、 二部に入って中学校の演奏、海洋学部・開発工学部・短期大学部の合同演奏、 最後は付属翔洋高校の演奏で締めくくり。 高校の演奏ではマツケンサンバUの演奏もあり、 先生も会場のノリノリで盛り上がった。
フィナーレでは会場の皆さんも一緒に「おひさまのたね」の大合唱。 こんなに沢山の人と「おひさまのたね」を歌ったのは初めて。 一緒に歌って下さった皆さん、本当にありがとうございました。 そして翔洋高校の演奏してくださった皆さん、 どうもありがとうございました。 また、みんなと演奏する機会があったらいいな。 とってもハッピーな一日でした。 また一つ、私の「おひさま記念日」が増えました。
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11月27日 (土) ねむ…。
夕べは9時20分の最終バスで東京から帰ってきた。 すっかり遅くなったのに、 ビデオに撮っておいた「さよなら小津先生」を見てしまい、 けっこう感動して、余韻でなかなか寝つけず、 おまけに朝方、季節外れの蚊に悩まされて大変だった。 蚊のバカヤロウ〜! ア〜、ねむ…。 今日はまた東京。 餌を沢山入れておかなくちゃ…。
ライチウス三田会
慶応義塾大学には70年以上の歴史を持つ伝統あるボランティアサークル 「ライチウス三田会」がある。 そのOB会のパーティーのアトラクションに御呼ばれ。 「おひさまのたね」を披露する。 私は軟弱な学生時代を過ごしたから、 大学の中にボランティアのサークルがあるなんて知らなかった。 サークルっていうと、みんなでスポーツしたり、遊んだりって思っていた。 構内にあるパーティー用の会場「ファカルティークラブ」で行われた。 OBだけでなく、現役の塾生も参加。 世の中に無気力な若者が多い時代に、 こういう学生たちに逢えたのは嬉しい。 捨てたもんじゃないな…って思える。 話を聞くと、 「いろんな人と逢えるのが楽しいんですよね」という。 あ〜、自分の学生時代が恥ずかしい…。 今の私はボランティア1年生ってところ…。 会に参加させてくださってありがとうございました。 お酒が入りながらも、皆さん手話もご一緒にやってくださって、 これも、ありがとうございました。
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11月25日 (木) インコの自覚
今、近くのホームセンター「エンチョー」では、 ウサギとインコとハムスターが売っている。 ウサギは扉を開けて撫でてあげると、目を細めて喜ぶ。 ハムスターは木屑の中に入り込んでいるので、 殆ど見かけない。
昨日行った時、インコの籠に止まり木が無くて、 3羽のインコが、下で糞にまみれて、じっと辛そうにしていたので、 余計な事とは思いつつ、思い切ってお店の人に 「鳥かごに止まり木が無いのは、かわいそうです」と言ってあげた。
今日見たら、インコの籠に止まり木が付いていた。 ところがインコは相変わらず下でじっとしている。 私は何をしたんだろう…? この子達は何を考えているんだろうね。 鳥としての自覚が足りないぞ!
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11月24日 (水) 「ブンブン丸」
なんだかやらなくてはいけないことが溜まっていたり、 新聞の原稿を書いたりしていたら、 ダイアリーを書くのがすっかり遅くなってしまった。 眠い時間を過ぎると、眠れなくなるんだよね。 でも明日もきっと、鳥に起こされるんだよね。 困ったな。
このところ、餌がなくなると、 家の中にいても「ジージー」鳴いて餌を要求する。 のこのこ餌をあげに出て行って、側で鳴かれたりすると、 叱られているような気分になり 思わず「ごめん、ごめん」なんて呟いてしまう。
今日はシロハラの姿を見た。 枯葉をブンブン投げながら虫を探すので、 我が家では「ブンブン丸」と呼んでいる。 「ブンブン丸」が来るともう冬なのだ。
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11月23日 (火) 感謝
SBSの「ほのぼのワイド」の出前コンサートで 静岡市の介護付き有料老人ホーム『ウェル静岡』へ。 ここはまだ10月にオープンしたばかりのホーム。 とても奇麗で開放感に溢れたところだ。 入居されている方たちにお話を伺うと、 皆さんから「感謝」という言葉が返ってくる。 感謝する人、感謝される人が、 それぞれ思いやって生活しているのがよく分かる。 愚痴を言って過ごすのも人生、感謝して過ごすのも人生。 出来れば後者でいたいよね。
午後から東海大翔洋高校へ行って 吹奏楽部と「おひさまのたね」のリハーサル。 28日に静岡文化会館でジョイントするのだ。 東海大翔洋高校は清水にあり、その環境の素晴らしさに絶句。 場所もいいけど、設備、施設がまた素晴らしい。 吹奏楽部の生徒たちは、とても礼儀正しくて、 いい環境の中で、のびのびと楽しんで演奏しているのが 音として伝わってくる。 みんないい青春を過ごしているんだなぁと思う。
土曜日にアレンジが出来上がったばかりとは思えない演奏。 歌も手話も完璧! 28日が楽しみ。 車の中で、練習でとったMDを聴きながら帰った。 これなら、きっと想いの伝わる演奏ができるね! 少ない時間で頑張ってくれたみんなに、私も感謝!
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11月22日 (月) 自然界
昨日一日中留守にしていたので 餌場の餌がカラカラだった。 朝、餌をあげに行って口笛を吹いて呼んだけど、 なかなか来ない。 昨日、足してあげられなかったので、他へ行ってしまったらしい。 これが自然界ってものなんだよね。 待ちくたびれた頃、ようやくシジュウカラがやってきた。
午後、何気に窓から裏庭を見たら、 何のことは無い。 ヤマガラもシジュウカラもワンサカ来ている。 これも自然界ってものなんだよね。
椿の枝で、シジュウカラがヒマワリの種を 一心不乱に食べているすぐ後ろに、 なにやら別の鳥が…。 よく見たらメジロだった。 このところ、ヒヨドリが突いた後の柿の実を食べに来ている。
木々の葉がすっかり落ちたせいで、鳥の姿も見やすくなった。 裏庭が明るくなったのは 陽が差し込むようになったせいばかりじゃない。 落ち葉が黒い地面を覆ってくれたから…。
コスモス畑も片付けをしていたら、 またカマキリの卵を二つ見つけた。 これでもう6個隠してあるんだけど…。 このまま春を迎えるのは流石に怖い気がする。 今のうちにどこかへ移そうかな…。
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11月21日 (日) 「花かげ」の町
山梨の牧丘町へ。 道中、富士山が奇麗に見えた。 御殿場から見る富士山とはまた一味違う。 紅葉もまだ残っていて、雑木林が美しい。 牧丘町は童謡『花かげ』の作詞者、大村主計の故里。 その故里が毎年『花かげコーラス大会』を開き、 「花かげ」を課題曲にして、今もその歌を大切に守っているのだ。 なんとも作家冥利に尽きるというもの。 牧丘町は山梨市に統合されるそうだが、 この大会は存続させるという。 それほど町の誇りとして愛されている歌なんだね。 「おひさまのたね」もそんなふうに みんなに愛され続けたらいいな…。
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11月20日 (土) 農業祭
市の農協主催の農業祭があるというので行ってみた。 農産物や、食肉、植木、生活用品などなど、 沢山のテントが張られ、模擬店も沢山出ての大賑わい。 農産物の品評会や、展示物があったり、 御殿場コシヒカリのおにぎりが無料で配られたり、抽選会があったり、 ステージでは和太鼓の演奏や踊りなどが披露されていた。 自衛隊のジープなどの試乗会も行われていた。 野菜も安かったので、誰もがみんな大荷物。 試食も大盤振る舞いで、まともにもらっていたら それだけでお腹がいっぱいになる。 富士山は見えなかったけど、 天気も良かったので楽しかったぁ。
帰ってからは明日の準備でおおわらわ。 明日は山梨県の牧丘町に行く。 童謡「花かげ」の生まれた町で、『コーラスのコンサート』があり、 そのゲスト出演。 童謡をメインにステージを構成する。 童謡の背景などを調べ、しばし昭和を思う。 子どもを取り巻く環境は、昔も今も厳しいんだよね。 でも今の厳しい環境は、 取り除こうと思えば出来ると思うんだけどなぁ。
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11月19日 (金) 高速バスの「迷惑おじさん」
リハのため東京へ。 一日中雨の予報だと、ちょっとブルーな気分になるよね。 なんと言っても傘が荷物になるし、濡れた傘は気を使う。 でも東京は地下鉄の路線が増えたし、 アーケードや地下街があるから、よほどでないと傘がいらない。 とは言え今日は一日中雨というので、 仕方なく傘を持って出た。 あとは忘れないように注意しなくちゃ…。
小田急の東名高速のバスには 「迷惑おじさん」が一人いる。 困ったことに帰りのバスで時々会う。 いつもお酒を飲んで乗って来るんだけど、 隣の人に寄りかかるのは当たり前。 靴を履いたまま足を前の座席の背もたれに乗せたり、 前の背もたれをドンドン叩いたり、 大きな声を出したりする。 おまけに、被害者がちょっと注意したりすると 声を荒げて喧嘩腰になる。 私も以前、被害にあったことがある。 以後、見かけるとなるべく近寄らないようにしている。
今日はたまたまMDを聞きながら寝ていたので 途中まで気づかなかったが、隣りの人の後ろに乗っていた。 隣の人が何度も後ろを振り返るので目が覚めて、 もしやと思い覗いたら「迷惑おじさん」だった。 お酒を飲むのもいいけど、 お酒に飲まれて人に迷惑をかけたり、 自制心を失うのは困るよね。 それにしても、この「迷惑おじさん」、何とかならないかなぁ。
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11月18日 (木) わすれんぼ
昨日は新聞の原稿を書き終えたら ダイアリーを書いた気になって すっかり忘れてしまった。
サッカーはかろうじて勝ったものの、 追加点をあげられず、ひやひや場面も多く、 ちょっと心配だよね。
しし座流星群が東の空に見られるというので外に出た。 ダウンを着てちょうどいいほどの寒さ。 もう、冬だね。 空は あいにく薄雲が出てきていまいち見にくい。 おまけにラブホのサーチライトがクルクル動いて視界を邪魔する。 これって公害だよね。 せっかく風光明媚な場所なんだから、 市で規制してくれるといいんだけど…。 結局見れなかった。 残念。
朝、餌場に行ったらビッキが姿を消していた。 いよいよ冬眠か…??
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11月16日 (火) 朝寝坊
夕べは東名高速の集中工事の影響で 帰りがすっかり晩くなってしまった。 おまけにお腹がいっぱい過ぎて、すぐには眠れなかった。 なんて贅沢!
朝方、トイレに起きた時にカーテンを開けたら 目の前の餌場にヤマガラが止まっていて、 私を見るなりジージーと鳴いた。 仕方なく餌場に餌を入れてあげた。 まだ眠いので二度寝したら、 起きるのがすっかり遅くなってしまった。 危うく歯医者さんに遅れるところだった。
こまめに餌を入れるようにしていると、 少しずつ鳥たちとの距離が縮まっている気がする。 考えてみたら、御殿場に来たころは、 スズメとキジバトしか来なかったんだよね。 目の前でヤマガラやシジュウカラが餌を食べてるなんて、 ものすごい進歩なんだよね。 う〜ん、感慨深いね。
朝寝坊すると、行動が少しずつずれて、 一日が短く感じて、何だかものすごく損した気分になる。 この季節になると、急に日が短くなるから、よけいにそう思う。 明日は早起きしようっと!
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11月15日 (月) 一期一会
慶応義塾大学の伝統あるボランティアサークル 「ライチウス三田会」の総会のための集会で、新宿「玄海」へ。 この総会のアトラクションで、「おひさまのたね」を披露させていただく。 今日の集会にはOBばかりでなく、現役の塾生たちも来ていて、 親交を深めながらの会食を兼ねた集会だった。 慶応義塾の縦の絆の深さに感心。 いいなぁ。
現役の塾生は私がデビューした時には、 まだ生まれていなかったんだよね。 なんだかな…。
現役の塾生たちと、いろんな話で盛り上がった。 辿り着いたのは「一期一会」。 人と人の出逢いを大切にしたいということ。 私自身、若い頃よりも、今になってあらためて、 一つ一つの出逢いに感謝している。 今があるのは小さな出逢いの積み重ねなんだよね。 よりよい今を作る為にも「出逢い」を大切にしたいよね。
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11月14日 (日) 文化祭
雨という予報が外れてよかった!
今日は地域の区の文化祭。 近くの児童館では区民の様々な作品が展示され、 東山観音堂がお茶室になり、お茶会が催され、
ゲートボール場では餅つきが行われ、 テントが張られ模擬店やバザーが開かれる。 バザーには区民から寄せられた品々が並ぶ。 農作物、調味料、タオル、衣料品、手作りの作品、 新品もあれば中古品もあるけど、とにかく安い。 その場では買えないので、 訪れた人たちは自分が欲しいものをチェックする。 午後2時になると花火を合図に 「よーい、ドン!」で争奪戦が始まるのだ。
私が決まってゲットするのは「ゆず」と「生姜」と「お米」。 でも今回の商品で一番気に入ったのが箒だった。 竹箒の竹の部分が木の枝で出来ている。 まるで魔女の箒みたい。 時間までお餅を食べたり、焼きソバを食べたり、 御近所の方たちと歓談したり、お茶席に参加したり、 児童館で作品を見たりして時間を過ごした。
2時が近づくとみんなそわそわし始める。 グランドにラインが引かれ、みんなが一直線に並ぶ。 花火が鳴って、子供もおばあちゃんも、いっせいに走った。 私は勿論すべてゲットした。
御殿場のお米はこのところ注目を集めている。 お米の品評会で金賞を獲ったからだ。 御殿場の気候が魚沼に似ているらしい。 早速、夕食で炊いて食べた。 美味かった!
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11月13日 (土) 手品
夕べは寝ようと思ったら深夜映画で 『ターミネーター』が始まってしまった。 何となく見てしまい、終ったら3時半。 でもやっぱり面白い映画だったな。 シュワちゃんはこの映画で開眼って感じだよね。 で、朝テレビをつけたらシュワちゃんが出ていた。 私は知事より俳優のままでいて欲しかったな。
餌場に行って『ジージー』と言ったら すぐにヤマガラが飛んできた。 餌を入れている間、周りをブンブン。 一昨日ビッキを見つけた餌場のスノコをあげたらビッキが…。 あらら…、2匹いる! 何だか手品でも見せられている気分。
昨日の雨で寒くて非難して来たのかな。 餌を入れに行くたびにチェック。 もう窓には来なくなったので淋しかったけど、 もうしばらく楽しませてくれるかな? でも、こんな隠れ場所があることを どうやって知ったんだろう??? ビッキの目線で考えてみたらと、 ますます分からなくなった。
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11月12日 (金) 至福の後
夕べはひどい雨だった。 夢の中でずーっと雨の音を聞いていたような気がする。
今日は新宿『玄海』で仕事の打ち合わせがあった。 お昼から豪勢に『水炊き』のコースをいただいてしまった。 ここの鶏のスープは、お世辞抜きに美味しい! 鶏づくしでも飽きない。 一つの食材を使ってこんなにいろんな料理が出来るなんて! 「お腹いっぱいで、もう入りません…」なんて言っていたのに 最後の『鶏飯』もサラッと入ってしまった。 食欲の秋かぁ。 至福の時の後には試練が待っている。 あ〜あ、運動しなくっちゃ! やばい!
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11月11日 (木) 見ーっけた!
見ーっけた! この間までビッキが居た餌場とは別の餌場で 屋根の支柱の陰にビッキ発見! 本人は色まで変えて支柱になりきっているけど、 バレバレだよね。 人間のように息を潜めるなんて技は知らないらしい。 音こそ出さないけど、喉がケロケロって感じで動いている。
マメに餌をあげに行くので そのたびに見ていたら居なくなってしまった。 あらら…、と一瞬思ったけど、 もしや…と思ってスノコを持ち上げたら いた!
それにしても自分のウエストと同じくらいの 1センチぐらいのスノコの隙間にどうやって潜っていくんだろう。 冬眠の時はお尻を振りながらお尻から入っていくんだけど、 同じようにして入ったのかな? う〜ん、想像するだけでかわいい! 明日になっても居たらいいね。
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11月10日 (水) 我慢の冬
いつの間にか、朝、ストーブを入れるのが当たり前になってきた。
裏の柿の実を食べにヒヨドリが来ては、 ときおりピィーピィーと泣き叫ぶ。 こんな時はヤマガラもシジュウカラも ただ遠巻きに見ている。 私が出て行くとヒヨドリはどこかへ飛んでいく。 口笛を吹きながら「ジージー」と呼ぶと、 ヤマガラが私の脇をサーッとかすめ飛んでいく。 餌を入れる間、近くの枝でじっと待っている。 私のこと、どう思っているんだろう? 今年は何とか手から餌を食べるようになるといいけど。 餌付けはあせっちゃいけない。 まずは驚かさず、信頼を得ること。 積み重ねが大事だと聞く。 我慢の冬だね。
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11月9日 (火) デンマーク牧場のおひさま達
ほのぼのワイド「出前コンサート」で 袋井市のデンマーク牧場へ。 御茶畑を抜けて細い道を行くと、 ヤギや牛が出迎えてくれた。 ここは青少年育成センター「子供の家」。 不登校の子どもたちが暮らす施設だ。 子どもたちと言っても高校生が中心。 一番ナイーブな年代かもしれない。 子どもたちは自然の中で酪農の仕事をしながら共同生活している。 ここでは子どもたちが作ったアイスクリームや牛乳も販売している。 アイスクリーム好きの私は当然御馳走になった。 乳脂肪が多いのにちっともしつこくない。 程よい甘さでいくらでも食べられそうだ。 牛乳にはバターのような脂肪が浮いているほど濃い。
青空の下、暑いほどで、 子どもたちも私を呼んでくださったスタッフの方たちも 元気に一緒に歌ってくださった。
子どもたちはみんなここの自然に囲まれて、 自然の中から生き方を学んでいるようだ。 家畜の世話をしながら命の重さも学んでいると 子どもたちの口から聞かされたときは嬉しかった。 この子たちはきっと大丈夫。 今の世の中や学校のあり方に疑問をもたない方が ほんとうはとても不自然なことなのかもしれないね。 ここにいる子どもたちは みんな普通より少し感受性が強いだけなのだ。 自分に自身が持てるようになったとき、 きっと道が開けて見えるんだろうと思う。 「LET IT BE」 みんな未知の可能性を秘めた「おひさまのたね」を持った子ども達だ。
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11月7日 (日) テリトリー 3
やはりビッキは帰ってこない。 でもそこここの草むらの中から 時おりビッキの声がするから まだ冬眠はしていないようだ。
今日は御近所の葬儀のお手伝い。 餌場の餌をたっぷり入れて出かけた。
御殿場市は「組」で地域が分けられている。 私の居る組は大きいので、 名前と顔を覚えるだけでもけっこう大変だ。 未だに時々とっ散らかる。 東京でも町内会の葬儀のお手伝いはしていたけど、 お葬式のやり方というのは地方地方によって随分異なる。 初めて来たころは、あまりの違いに戸惑ったけれど、 年配の方や古くからいらっしゃる方たちの後について いろいろ教えていただいた。 5年のうちに、とりあえずみんなの足を引っ張ることなく、 少しはお手伝いが出来るようになったかなと思う。 一軒一軒の距離があるので、 普段あまり会えない人たちから、 地元の話が聞けるのもけっこう楽しい。
そうか! 考えてみたら「組」って言うのは 与えられたテリトリーなんだよね。 大事にしなくちゃいけないね。
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11月6日 (土) テリトリー 2
ビッキが家出した。 何度か餌をあげに行くたびに見ていたが とうとう帰って来なかった。
テリトリーといえば、 我が家の庭をテリトリーにしている野良猫のミャーは 時々野鳥を狙ってくる。 柿の木に登ったり、我が家の屋根に登ったり、 茂みに潜んだりして狙っている。 でも野鳥の方は完璧にミャーを馬鹿にしている。
いつだったか餌台の屋根を外していたとき、 ミャーが餌台の上に乗って 野鳥を待ち伏せしていたことがあった。 当の野鳥は、上ばかり見ているミャーを尻目に 下に落ちた餌を食べていた。 いつもはすぐさま出て行ってミャーを追い払うんだけど、 このときばかりはあまりに可笑しくて 思わず見入ってしまった。
野鳥がいなければミャーをかわいがってあげるんだけど 野鳥の方が先客だからしょうがないよね。
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11月5日 (金) テリトリー
朝、スノコを上げて見たら、 ビッキは昨日と同じスノコの下にいた。 餌場の周りに縛り付けた止まり木が朽ちてきたので 取り替えようと思い、 大家さんの家の裏の雑木林に枝を拾いに行った。
雑木林は落ち葉や枯れ枝で何層にもなっている。 ふかふかのお布団のようだ。 折れにくそうな硬い枝を選び、 植木鋏でよけいな小枝を落とし、形を作る。
何本か作って持ち帰る途中、 そこここにヒマワリのたねの殻が落ちていた。 そうだ! ここらはヤマガラやシジュウカラの住処なんだっけ。 大家さんの家の裏庭にも、飼い犬のモコの小屋の周りにも、 畑にも、畑の真ん中の柿ノ木の下にも、 我が家の井戸の周りや、花壇やプランターの中にも、 「えっ?」と思うようなところにヒマワリの種の殻が落ちていたり、 芽を出したり、時には花まで咲かせている。 こうしてみると、野鳥たちのテリトリーが把握できる。 きっと御近所の庭にも落ちているんだろうな…。
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11月4日 (木) テレパシー?
ブッシュが勝ち、楽天が勝ち…。 何か、世の中の流れって 変わらないのか変われないのか…。
午前中、歯医者さんへ行ったら アシスタントの女性に 「新聞、読んでますよ!」と声をかけられた。 このまえはバスのチケット売り場の女性にも 同じように声をかけられた。 うれしいね。
昨日まで餌場のスノコの下にいたビッキがいない。 あれ? と思って 隣のスノコを上げてみたらビッキがいた。 (餌場には15センチ角のスノコが2枚置いてある) いつの間にか移動していた。 昨日の私のダイアリーを見たかのような行動だ。 テレパシー? さて明日はどう出るか…?
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11月3日 (水) 自然界の不思議
コスモス畑で枯れたコスモスを抜き始める。 見つけたカマキリの卵も何とかしなくてはならない。 以前、ラベンダーの中でも見つけたことがあったので、 ラベンダーの茂みの中に茎ごと差し込んだ。 よく見ると、今年はいつもより卵の位置が根に近い。 これって、気象と関係あるのかな? 例えば高い位置に生みつける年は雪が多く、 低い位置に産み付ける年は雪が少ないとか…。 何かそんな相関関係ありそうだよね。
餌場のスノコの下には、 ビッキが今日で3日も動かずにいる。 触れば動くし、寝ているわけでもない。 ビッキの餌があるとも思えないし、 何でこんなところにじっとしているんだろう? 抜け出そうと思えば、いつでも抜け出せるから、 出られないわけじゃない。 現に4日前に一度出て行ったのに 翌日にはちゃんと戻って来たんだから…。 自分の家だと思っているのかな? そういえば窓に集まるビッキたちも いつも昼間いる場所は決まっているんだよね。 ビッキにも帰巣本能があるらしい。
でもじっとしているのは何でかな? う〜ん、たとえば冬眠するまでの間、 なるべくエネルギーを使わないようにしているとか…?
自然界には不思議がいっぱいある。
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11月2日 (火) ヤマガラ撮影成功!
夕べのうちに静岡新聞の原稿を書き終えたので 今朝はゆっくり眠れると思っていたのに、 ヤマガラに起こされた。 まあ、今週は少しゆっくり出来そうだからいいか…。 案の定、餌はカラッポ。 今日は少しずつ餌を入れて、 鳥たちに需要と供給のバランスについて 学習させようと思う。
まずは少しだけ餌を入れ、無くなったら催促させ、 私が餌をあげていることを再確認させるのだ。 私は1箇所の餌場だけに餌を入れ、 すぐ側の椿にもたれて立っていた。 はじめは警戒していたけど、 徐々に近づいたり、私の側をかすめ飛んだりして、 まるで私を試しているようだ。
この機会に写真を撮ろうと、 携帯をカメラにしてチャンスを待っていた。 こういうときは我慢比べなのだ。 餌の器までの距離は50cm。 餌を取りに来ても、すぐに飛び立つので なかなか上手く撮れない。 でも頑張ってねばって何とかゲット!
そのうちホームページに載せて みんなに見てもらいたいな。
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11月1日 (月) 赤坂で初ライヴ
赤坂の阿木曜子さんのお店で初ライヴ。 出掛けに鳥の餌場に行って、スノコをめくってみたら、 中にビッキがいた。 じっとしているので、 気づかぬ振りをしてそっとスノコを被せておいた。 餌はてんこ盛りにしたけど、 きっと夕方には無くなって、ジージー鳴くんだろうな…。
今日のライヴには懐かしい人が何人か来てくれていた。 学生時代のバンド仲間、同級生、 ワーナー時代にお世話になった人…。 何か、タイムスリップしちゃうよね。
融くんとの二人ライヴも、だんだん慣れてきた。 私の方は不安は無いんだけど、融くんは大変だろうなぁ。 でもお互いのミスをカヴァーしあって、 それなりにホットなステージが出来たんじゃないかな? 最後はやっぱり「おひさまのたね」。 赤坂の大人の雰囲気のライヴハウスで 「おひさまのたね」というのも合わない気がしたけど、 何か、それなりに盛り上がっちゃった。 今度は12月のMANDALAだね。
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