2月21日 (土)  石原均・追悼展の搬入


昨年の12月に亡くなった友人でイラストレーターの石原均さんの
「追悼展」の準備のため東京へ。
均ちゃんは新井薬師に住んでいたころの友人です。
同じく近くに住んでいた故・東君平さんが縁でお友達になりました。
その温厚な人柄で、様々な世界に沢山のお友達がいました。
今回の追悼展は近しい友人代表が集まって
均ちゃんをアーチストとして送り出そうと企画したもの。
均ちゃんとのお別れ会も兼ねています。

午後6時、神保町の檜画廊。
今日までの展覧会の搬出を見送ってから
搬入が開始されました。
集まったのはカメラマンの青木さん一家とそのスタッフ。
イラストレーターの黒井健さんと娘の凪ちゃん。
イラストレーターのエムナマエ夫妻。
アニメーターの森まさあきさん。
編集者の小林潤子さん。
そして私たちで総勢17人。
檜画廊でも搬入にこんなにたくさんの人が来たのは初めてとのこと。

展示の仕方もあらかじめ並べて写真に撮ってあったので
手際良くできました。
誰が指図するでもなく、それぞれが思うままに仕事をしていきます。
まるで均ちゃんがどこかで指図しているかのようです。
いえ、きっと均ちゃんはどこかで見ているはずです。
あのはにかんだような笑顔を浮かべながら…。

看板はエムさんが字を書きました。
エムさんの個展でいつも看板を書いてくれていた均ちゃんへの
エムさんからの心からのお礼です。
「西島さん、5枚字を書いたんだけど、どれがいいか選んでよ」
そう言って見せてくれたのは
見えないエムさんが一生懸命書いた文字。
「石原均追悼展 いろいろ凸凹ありました」
タイトルを考えたのは同じく新井薬師仲間の編集者の小林女史。
不思議とバランスのとれたエムさんの字はとても表情があります。
表と裏、二枚選ぶと
「黒井さん、マスの所に色を塗ってよ」
と言うわけでエムさんと黒井さんの合作の看板が出来上がりました。
みんなの合作の追悼展は月曜日からです。

時間のある方はぜひ見に行ってください。
私も時間の許す限りお手伝いしています。

『石原均 追悼展 いろいろ凸凹ありました』
2009年2月23日(月)〜28日(土)
午前11:00〜午後6:00(最終日は午後5時まで)
場所:檜画廊 千代田区神田神保町1−17 
       03−3291−9364
   地下鉄三田線・新宿線・半蔵門線「神保町」(A5・A7出口)


Photo-1
 搬入開始。

Photo-2
 合作の看板も出来上がりました。
 均ちゃんのプロフィールの下にあるのは
 均ちゃんのサッカーボール。
 我が家に来た時、置いて行った物です。

Photo-3
 ユーモアとセンスに溢れた作品たち。
 子供の世界から大人の世界まで。
 改めてその幅の広さに脱帽。
 残された沢山のハガキたちは、会場でプレゼントします。

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