1月7日 (水)  フワちゃん逝く


フワちゃんが亡くなりました。
トマト家のコーギー犬リュウくんの家に居候していた野良猫です。
フワフワなのでフワちゃんと呼ばれていました。
本来なら家猫として大切に飼われるタイプの猫です。
手入れをすればその辺のペルシャやチンチラにも
勝るとも劣らぬ可愛い子でした。

ここしばらく散歩夫人がまゆちゃんと一緒に面倒を見ていて
餌も良く食べて、だいぶ慣れてきたので
そろそろお医者様に連れて行こうと言っていたところでしたが、
ここ数日姿が見えなかったのです。
散歩夫人が心配していたところでした。

一昨日、お孫さんと散歩するトマト家のご主人がいたので
声をかけて訊いてみたら
「フワちゃん、死んだ。犬小屋で死んでた」とのこと。

フワちゃんがいなくなってから散歩夫人は
まゆちゃんをお医者様に連れて行き、入院させました。
皮膚病と寄生虫で体がボロボロだったそうです。
おそらくフワちゃんも同じ状態だったのでしょう。
散歩夫人も散歩譲もフワちゃんの訃報を聞いてがっかりしています。
「もう少し早く連れて行ってあげれば…」と
ご自分を責めています。
それは私も同じこと。
でもトマト家に住んでいる以上、
これ以上のことはできなかったのも事実。
せめてまゆちゃんにフワちゃんの分まで生きて欲しいです。

Photo-1
 一年前の小さかったフワちゃん。
 はじめはエリザベスと呼んでいました。

Photo-2
 寄り添うフワちゃんとまゆちゃん。

Photo-3
 ☆今朝、まゆちゃんが東側ワンドの土手下に戻っていました。
  病院から戻り、散歩夫人から餌をもらったようです。
  まゆちゃんは小さい時、足を車にひかれたけど、
  今はすっかり治りました。
 ☆奥の駐車場にいたハクセキレイ。
  去年もいた足のない子です。
  なんだかまゆちゃんとダブります。
  足が無くても、怪我をしても、運の強い子は生き抜いています。
  自然の厳しさをあらためて感じます。
 ☆久しぶりに管理小屋前の橋の上で、小太郎とすみれちゃん。
  すみれちゃんはまだ足が痛そうです。
  この子たちは奥の駐車場に引っ越してきて
  皆に可愛がられて救われました。
 ☆帰りがけ、トマトとまゆちゃんがいました。
  トマトは次々仲間がいなくなって淋しそうです。


ところでまゆちゃんですが、実は男の子でした。
すっかり女の子だと思っていたので
散歩夫人はお医者さんに言われてびっくりしたそうです。
それほど痩せてボロボロだったのです。
「まゆちゃんじゃなくて、まゆおですね」
と、散歩嬢と大笑いしました。
フワちゃんの分までがんばれ! まゆお!


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