4月8日 (火)  カプチーノ談義

夕べから激しい雨でした。
せっかく咲いた桜が散ってしまうのではないかと心配でしたが、
満開ではなかったので見事に持ちこたえてくれました。
せっかくの花祭り。
散ってほしくはありません。


さて昨日のことですが、
黒井さんの親子展に行く前に
せっかく東京へ来たので
美味しいランチを食べようと思いました。
で、出かけたのが銀座7丁目にある「メゾン・ド・アサカワ」。
先日テレビの「ぴったんこカンカン」に登場したお店です。
目的は三段重のランチ。(1280円)
結論から言うと大満足でした。
お店もテレビ効果か、とても混んでいました。
食べている人に順番待ちのお客さんが見えないような
細かな心使いも感じられました。


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 ☆左上:しょうが焼き定食。
 ☆真ん中:前菜のサラダ。
 ☆右上:西京焼きの三段重。
 ☆左下:店の入り口。またお客様が…。
 ☆右下:近くのビルの前に出ているお弁当屋さんの行列。
  これがサラリーマンのランチの実情です。

そして親子展の後の出来事。
近くの喫茶店でお茶を飲むことになりました。
私はメニューにカプチーノがあればカプチーノを頼みます。
5人いて、4人がカプチーノを頼み、
川原女子だけがウィンナーコーヒーと頼みました。
その時にふとカプチーノにまつわる昔の体験を思い出したのです。

ある喫茶店でカプチーノを頼んだことがありました。
ところが出てきたのはカプチーノではなく、
生クリームを浮かべ、シナモンスティックのついたコーヒーでした。
「すみません、カプチーノ頼んだんですけど…」というと
「カプチーノですけど…」と店の人。
実は私、生クリームが苦手で、
特にコーヒーに浮かべた生クリームが嫌いなのです。
仕方なくスプーンで生クリームを取り除きましたが
なんとか半分くらい飲むのが精いっぱいでした。
確かに昔はカプチーノといえば生クリームにシナモンスティックでした。
でもそのころはすでに本物のカプチーノが認識されるようになっていて
そんな店がまだあったのに驚いたのでした。

その出来事のあと、友人とイタリアンレストランへ行き、
またカプチーノを頼んだのですが、なんとなく不安になって、
その店のカプチーノがどんなものかを店員さんに
「生クリーム入ってませんよね」と確認したのです。
実はその店、当時評判になっていたイタリアンレストランだったそうで、
店員さんは馬鹿にされたと思ったようで、プンプンでした。



そんな話をしてみんなが爆笑したところへ
注文したカプチーノがやってきました。
一同、目が点になりました。
なぜって目の前に置かれたのは
生クリームにシナモンスティックを添えたあのカプチーノだったのです。
おまけにオレンジピールまで乗っています。
そして川原女史が頼んだウィンナーコーヒー。
私たちが思っていたのはコーヒーに生クリームを浮かべたものでしたが
生クリームが別についてきたのです。
私は川原女史と交換してもらい
生クリーム無しのコーヒーを飲むことができました。
川原女史曰く
「結局私だけが注文通りのものを飲めたわけですよね」
確かにその通りでした。
みんなも私とおなじカプチーノを期待していたのですから…。
で、改めてメニューを見て驚きました。
カフェオレ、カフェラッテ、カフェ・オン・クレマ…。
直訳すればみんな同じもののようなきがします。
ちなみにこの後、カフェ・ラッテとブレンドを注文してみました。
カフェ・ラッテは泡立てたミルクが入っていましたが
ほとんどコーヒーの香りがなく、薄いミルクのようでした。
ブレンドには生クリームがついてきましたが
私が入れなかった生クリームを見て、置いていきませんでした。
先ほどのウィンナーコーヒーと飲み比べてみると
コーヒーの味には違いがありました。
そんな話で始まってすっかり遅くまで盛り上がりましたが、
でもこの店にフランス人やイタリア人が来たら
違うと言って怒り出しそうです。
 

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 ☆左上:この店のカプチーノ。
 ☆右上:この店のウィンナーコーヒー。
 ☆左下:この店のカフェ・ラッテ。
 ☆大笑いして疲れた須磨さん。

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 この店のメニュー。
 何がどう違うかわかりますか?
 

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