9月12日 (水)  乙女のロマンチシズム



今日は亡くなった父の命日です。
9.11の翌日、大変な日でした。
亡くなった父は天国の階段が混んでいるので
びっくりしたことと思います。
あれから6年、早いものです。

折りしも沼津のSBS学苑では
『千の風になって』が課題曲でした。
今日は何度この歌を歌ったことか…。

この歌を初めて聴いたとき、
思い出した詩がありました。
高校生の頃、ノートに書きとめておいた詩です。

 『私が死んでしまっても』
 
 私が死んでしまっても
 やさしい君よ
 私のために悲しい歌を歌わないでください
 私の上に 薔薇の花も
 かげふかい糸杉の木も植えないでください
 ただ そこには 露にぬれる
 みどりの若草を しいてください
 そして あなたが 思い出すなら思い出して
 忘れるなら忘れてください
 私はかげも見ないでしょう
 雨も感じないでしょう
 苦しげに鳴いている 
 夜鶯(ロシェル)の声もきかないでしょう
 そして朝も夜もないうすあかりのなかで
 私は永久にうつらうつらと
 思い出したり忘れたりしているでしょう

            ―――クリスティナ・ロセッティ―――


雑誌か何かにイメージ写真と一緒に載っていたものです。
当時はちょっと目に付いた詩を
こんなふうに片っ端からノートに書きとめていたのです。
乙女のロマンチシズムです。
忘れていました。

さて、沼津から帰って東山湖へいくと
久し振りにラジコン青年と会いました。
ミャーはすぐに出てきて一緒にラジコンを見ていました。(Photo-1)
今日はペットボトルでブイを立てて練習していました。(Photo-2)
ミャーも興味津々です。(Photo-3)

帰りがけ、土手の上に見えたミャーのシルエットが淋しそうでした。
タマジがいたらもっと楽しいのになぁ…。

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