2月15日 (木)  野良の品格


昨日の嵐はすさまじいものでした。
第一餌場の屋根が飛び、
第二、第三餌場も水浸し。
ガーデンテーブルは地盤が緩んで傾いていました。

それでも鳥たちが元気に顔を出してくれると、ほっとします。


今日は昨日とは打って変わって快晴です。
空がこんなに青かったのかと思うほどです。


午後から東山湖に行ってみました。
東山湖には平日にも係らず、
きょうは釣り人の姿が多く見られました。

富士山が見事です。(Photo-1)
風が強いので山頂の雪が高く舞って
雲と見分けがつきません。

東山ミャーたちのテリトリーへ行きましたが
ミャーやタマジの姿が見えませんでした。

管理小屋へ行くと、シロがいました。
「そのへんにいるんじゃないですか…」
といわれて探しに出ると、
土手の下でうずくまるミャーを発見。
まずはオカカを一袋。
風が強いので飛ばないようにするのが大変でした。

管理小屋の前にタマジも姿を現しました。
3匹一緒に撮影しようとミャーを抱いて
管理小屋に入ろうとしましたが、
ミャーは降ろした途端に外へ逃げていきました。
ミャーは絶対に中に入ろうとしないのだそうです。
野良猫の意地というか品格というか。

小屋の中で、若い管理人さんから
マタタビのコナを嗅がされてタマジはすっかりいい気分。
でもシロはぜんぜん感じていないようです。
「シロはもう慣れすぎちゃって…、薬漬け(笑)」
なんて危ないセリフ。
タマジがマタタビに浸っているのにシロはこの通り。(Photo-2)

外へ出るとミャーが私を待っていました。(Photo-3左上)
オカカがまだあることをちゃんと知っていました。

藤色の服を着た老婦人が土手の階段に座っていると、
ミャーは早速仕事開始。
側へ行ってバックの中をチェックしてました。(Photo-3左下)
そこへ東山散歩夫人登場。
どうやら藤色の老婦人は散歩夫人のご家族のようです。
東山散歩夫人の犬のチェックも忘れません。(Photo-3右上)
仕事を終えて戻るミャー。
野良の誇りと品格に満ち溢れています。(Photo-3右下)

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