8月6日 (日)  薪能 & 富士山駅伝

今日は河口湖の富士浅間神社の薪能を観賞に行った。
毎年この時期に行われる梅若薪能で、
私の最年長の友人で小鼓奏者の鵜沢さんが出るのだ。
で、ご招待いただいている。
ところが始まる前に控え室を訪ねると
肝心の鵜沢さんが来ていない。
検査入院とかで、今回は息子さんが急遽代役を務めることになったという。
以前にも大病をして何度か手術をしているので、ちょっと心配…。


浅間神社で行われる薪能はとても厳かだ。
対の御神木の間にある神楽殿の両脇に、火入れ式で薪が焚かれる。
今日の演目は
  能『巻絹』
  狂言『佐渡狐』
  能『鵜飼』
始まる前に評論家の金子直樹さんが解説してくださる。
この先生の解説は気取りが無くて、とても分かりやすいので好きだ。
今年は天気にも恵まれた。
今年の演目はどれも動きがあり、華やかで面白かった。
しばし幽玄の世界に浸る。


実は今日の御殿場はお祭りだった。
昼間は富士山駅伝が行われ、
夜は花火大会やよさこいが行われていた。
帰った頃には祭りの後。
町は静かになっていた。


家に帰って録画しておいたビデオを見ると、
富士山駅伝は案の定、自衛隊の部では地元・滝ヶ原自衛隊が優勝。
一般の部では群馬県山岳連盟が優勝した。
富士山をわずか3時間37分17で往復するなんて滝ヶ原は超人的だ。
一般の部でも3時間49分37というスピード。
砂走りのタスキリレーのシーンは今年も迫力があったなぁ。