6月7日 (火)  ツバメとシジュウカラにエール

大家さん家のガレージにあるツバメの巣がカラスにやられた。
いつもならこの時期、
ツバメの親子が家の前の電線で
「ピチュピチュビービー」
騒々しいほどに鳴いているはずだった。
以前、蛇に狙われたことがあって、
大家さんが追い返したという武勇伝は聞いていたけど、
まさかカラスとは思ってもいなかったようだ。
毎年大家さん家に来ているツバメは、
ここ数年、前年の巣を直して再利用している。
「ツバメもリフォームが流行っているんだね」
なんて冗談を言っていたばかりだった。
楽しみにしていただけに、
奥さんはガックリと肩を落としていた。
でも去年は二回も子どもが生まれたから、
きっとまた頑張ってくれるよね。

野生の鳥って、見ているとけっこうたくましい。
めげたり、後ろを振り返ったりしない。
いつも前だけを見て生きているって感じ。
ケガをしたスズメも最後まで飛ぼうとしていた。
グズグズ悩んだりしたときは
思いだして見習おう!

我が家の裏庭には数日前からシジュウカラが
子どもたちを連れて来ている。
まだ頭が黒くなりきれずに
灰をかぶったような子どもたちが
親鳥たちに混じって十数羽で来ている。
親が餌を与える姿はなんとも言えずかわいい。
子どもたちはまだ上手にヒマワリの種を割ることが出来なくて
見よう見まねで四苦八苦。
しっかりここで学習してってね。
これからはノラ猫に気をつけてあげなくちゃ。

楽しそうに空を飛んだり遊んだりしているように見えるけど、
自然の中で生きるって、ほんとに厳しいんだよね。
ツバメもシジュウカラも、みんな頑張って!!