10月29日 (土)  里親会

朝からシトシト雨。
今日は静岡へ行くので早めに起きる。

今日の講演会は、静岡県里親会の主催。
打ち合わせの時に会長さんたちとお話をして、
里親の定義が私が思っていたことと
ずいぶんかけ離れていたことを知って驚いた。
単に『親のいない子供を引きとって育てる』のが
里親だと思っていたのだ。
里親には『養育里親』『短期里親』『専門里親』『親族里親』
というのがあって、それぞれの状況によって分けられている。
アメリカなどと比べ、日本は施設は多くても里親が少ないという。
それでも静岡県は他見に比べ力を入れている方らしい。
子供たちを取り巻く環境は本当に様々で難しいんだね。
私の話がお役に立てるのかなぁ…って心配になる。
でも私は教育者じゃないし、自分の経験の中で話すしかない。
『おひさまのたね』を通じて沢山の感動を経験したし、
大切なことを学んだ気がする。
それを素直に話せばいいんだよね。
今回も里親制度とその必然性に加え、
それを支える人たちのご苦労を学ばせていただいた。
会場に来てくださった方たちも、
私のつたない話に真剣に耳を傾けてくださり、
『おひさまのたね』も手話を交えて一緒に歌ってくださった。
また少し「おひさまのたね」が広がった気がする。