5月11日 (火)  富士山のこと

SBSの「ほのぼのワイド」の仕事で
静岡県の岡部町の佐藤工業所におじゃました。
高速道路や橋のコンクリの金型を作る工場で、
大きなものを作るのに、実に緻密な仕事を求められる所。
もっと雑然とした所を想像していたのに、
清潔感のあるきれいな所でびっくり。

近くに「宇津の谷トンネル」と言うのがあり、
これが明治、大正、昭和、平成、
それぞれの時代に作られた4つのトンネルがあった。
中でも明治のトンネルはレンガ造りで趣があり、
時代を感じさせるものだった。
一見の価値有り。

ところで富士山というのは
実に面白い山だ。
同じ場所で見ていても日毎、時間毎に
違う顔を見せてくれるが、
見る場所でも違う顔をしている。
御殿場では裾を長く引く女性的な富士山だけど、
静岡の当たりだと妙に背高のっぽに見える。
そして殆どの人がこう言うのだ。
「家のほうから見た富士山が一番いい」ってね。