9月1日 (月)  今日から9月


9月になった途端、市内の車が少なくなったような気がします。
さすが観光地です。
人が減ると風も涼しくなったように感じるのは、
体ではなく心なのかもしれません。

それにしても今年の夏は雨が多くて
夏らしい日が少なかったせいか
なんとなく忘れ物をしているような気がしてなりません。


午後、トマト家の前を通ると
網戸の修理屋さんが駐車場で仕事をしていました。
猫たちは居場所がなくてあっちへウロウロ、
こっちへウロウロ…。
私が通ると一斉に集まってついてきました。
職人さんが驚いてこちらを見ました。
なんだかちょっと気恥ずかしいです。


お向かいの別荘の脇の小道で
猫たちに昨日のサンマの食べ残しをあげていると、
トマト家のご主人とリュウくんが来ました。
散歩に行く所です。
「うちで網戸の修理をしているんですよ」と御主人。
「でもやったのは猫じゃなくてリュウくんなんですよ」
「え!猫たちじゃないんですか?」というと、
「コイツ、雷が大っ嫌いで、
 怖くて網戸を掻き毟って助けを求めるんです」と苦笑い。
それもまた可愛いと言っているようです。


土手に上がるとなんとなく風が秋めいてきたように感じます。
半月もすれば東山湖にも徐々に水が入るのでしょう。


管理小屋前の橋まで来ると、
ジュリーが管理小屋の方を向いて待っていました。
私が呼ぶと振り返りました。

Photo-1
 ☆橋の上で待っているジュリー。
 ☆私の声に振り返ったジュリー。
 ☆お皿に残った餌は手繰り寄せてから食べます。
 ☆私が動くと散歩すると思って、ついてくる準備をします。


ひなたを呼ぶと、管理小屋の奥から出てきました。
ジュリーと同じ缶詰めをあげましたが
餌の前に座って私を見あげます。
この目は……。そうです。
以前仔猫用にあげていたパック入りのカルカンを
要求している目です。
私がバックから出して見せると、
声なき声で「hya〜」と言いました。
子供が生まれた頃、ついつい甘やかした時に、
口が贅沢になったのを思い出したようです。
食べるだけ食べると、さっさと帰ってしまいました。

Photo-2
 それでも可愛いと思えるひなたです。

Photo-3
 散歩夫人はトムとノッキーが
 自分があげた小屋に入っているのを見て嬉しそうです。

20080901-1.jpg 20080901-2.jpg 20080901-3.jpg