7月16日 (水)  ひなた現る



午前中、買い物に出た帰りに
ウォーキング中の散歩嬢に会いました。
散歩嬢は一日8キロぐらい、歩きます。
とても軽快に歩くので、すぐにそれと分かります。

車のクラクションを鳴らすと小走りにやってきました。
やはりこのところひなたを見ていないと言います。
でも管理小屋の芹沢さんが見たという情報もありました。
「では、あとで…」ということで別れました。


午後、東山湖に向かう途中のトマト家の前で
ジュリーに会いました。
ジュリーは私について管理小屋前まで来ました。
やはりひなたはいません。
散歩嬢はもう来ていました。
ジュリーに餌をあげるとゾロが出てきました。
ジュリーはゾロには猫パンチしませんでした。
そんな光景を見ながら散歩夫人、散歩嬢と
ひなたや子供たちのことを
あれこれ憶測しながら案じていました。
すると私たちに見向きもせずに餌場に向かうひなたが…。
「ひなた!」と呼んでも知らん顔です。
3人とも唖然…。
仕方なくひなたにも餌をあげました。

Photo-1
 ついてきたジュリー。
 ジュリーが食べているとゾロが…。
 ひなたが私たちの脇をすり抜けていきました。
 ジュリーと餌を食べるひなた。

Photo-2
 ☆ひなた、食べ終ってこの態度。
  ほんの数分いただけで帰って行きました。
 ☆スーさんの車の臭いをかぐジュリー。
 ☆今日はなぜか上が気になるようです。


さっさと帰ってしまったひなた。
それにしてもあの心配は何だったんでしょう。
「ちゃんと時間に出てきたからあげてたのに…。
 来るなら来る、来ないなら来ない。
 はっきりさせて欲しいわよね」と散歩夫人。
ジュリーは散歩夫人からも餌をもらって大喜び。
じっと座って餌を待つ姿に
「ジュリーの方が姿も可愛いわよね」と散歩譲。
たしかにおっしゃる通りです。
ひなたは貧弱で柄もはっきりしないし、
鼻の上にほくろみたいな斑点があるし、
尻尾は曲がってるし、おまけに声がちゃんと出ない。
そんな子だから誰も面倒見てくれないと思い、
私たちが手を差し伸べたのに
当の本人(本猫)はのん気なもんです。
まあ、私たちには及びもつかない苦労があることは察しますが、
これが自然に生きる野良と言うものなのでしょう。
実に逞しいです。

ジュリーは私が歩き出すのを車に下でじっと待っていました。
案の定、ついてきます。
「今日は私たち車なので、
 帰りにすみれちゃん達にあげてくださる?」と
散歩夫人から預かった餌をあげている隙に帰ろうと思ったのですが、
ジュリーはもうお腹がいっぱいでなので私についてきます。
上手く逃げようとしたのですが走ってきました。
仕方なくいつものコースを一周。

Photo-3
 走って追ってくるジュリー。

「もう帰るからね」
と言って別れたつもりでしたが
まだ追ってきます。
仕方なく角を曲がったとたん隠れて、
全速力で走って帰りました。
知らない人が見たら、きっとものすごくおかしな光景です。

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