2月2日 (金) 東山ミャーの探索3『昔の名前で出ています』 「♪京都〜に居るときゃぁ〜♪ ♪しのォぶぅ〜と呼ばぁれ〜たのォ〜♪」 東山散歩夫人の口からでた衝撃の言葉、 それは「しのぶ」でした。 あまりにも唐突で一瞬めまいを覚えたほどです。 「え? この子のどこかで飼われているんですか?」 そう尋ねると、 「う〜ん、野良は野良らしいけど、 あそこの管理小屋でそう呼ばれているらしいわ」 東山散歩夫人は毎日二匹のワンコを連れて この道を散歩しています。 「しのぶは犬を恐がらなくて、 寄ってくるから困るのよね」 そう言って『しのぶ』こと『東山ミャー』を気にするワンコたちの紐を グイグイと引っ張りながら去っていきました。 管理小屋に入ると、猫がストーブの上で気持ちよさそうに寝ています。 管理人のスーさんは不在でしたが、 他の若い管理人さんがいました。 ミャーのことを尋ねると、 「飼っているのはこのシロだけなんだけど、面倒は見てますよ」 そういえばミャーの首には首輪がありました。 ミャーの話をしてから 「もう一匹いますよね」というと 「あぁ、シュンイチね」と言います。 なんだか野良たちの方が 立派な名前をもらっているような気がします。 真相はわかったけれど、なんだか複雑な心境です。 しのぶと呼ぶべきか、東山ミャーと呼ぶべきか…。 「♪京都〜に居るときゃぁ〜♪ ♪しのォぶぅ〜と呼ばぁれ〜たのォ〜♪」 今日の写真 Photo-1 首輪をしているミャー(しのぶ)と ここらで飼われている東山犬たち。 Photo-2 飼い猫のシロ。 グレーだけどシロ。 朝から晩までストーブの上を動かない横着者。 Photo-3 管理小屋の中でくつろぐシュンイチ。 野良とは思えない存在感。 |