12月16日 (日)  池上線に揺られながら…



東急電鉄『池上線』が80周年を記念して
特別臨時電車『名曲池上線号』を出しました。

思えば31年前、『♪池上線♪』を出した時に
「車内で流して欲しい」と
キャンペーンの協力を東急電鉄に頼みに行ったスタッフが
歌詞をみて断わられたという経緯がありましたが、
今回は東急電鉄からの依頼で電車の中でのライヴとなりました。
普通の電車の中で歌った歌手はもしかしたら私だけかもしれません。
もちろん聴く人も初めてだと思います。
東急電鉄でも初の試みです。
『池上線』の中で『池上線』を歌うのです。

実は音響のセッティングがいちばんの問題でした。
音響用の電源が無いのです。
結局非常用の電源を使うことになりましたが
それでも容量はギリギリでした。
PAさんと東急電鉄の努力で何とか実現できることになりました。

午前中、雪谷大塚の操車場にスタッフが集合。

Photo-1
 ☆操車場の中にあるのは『池上線号』です。
 ☆中ではPAのセッティングが始まっていました。
 ☆電車に乗り込む沢田さんは鉄道マニアの子どものようです。
  操車場ではヘルメットの着用が義務付けられています。
  もちろん私もかぶりました。
 ☆社内で打ち合わせとサウンドチェック。
 ☆操車場から蒲田へ向かう電車の中でもう一度音合わせ。
  感慨深いものがあります。
 ☆ワーナー時代の宣伝マンだった仲間が
  昔の写真を持ってきてくれました。
  30年前のキャンペーンの時の写真です。
  (詳しくは『ヤクシ団欒物語』に…)
 ☆30年後の記念撮影。
 

Photo-2
 ☆『池上線号』が蒲田の駅に近づきました。
  ホームではスタンプラリーを経て
  抽選に当たったお客様たちが待っています。
 ☆ドアが開いてお客様が乗り込んできました。
 ☆蒲田駅を出発。
  場内アナウンスのあと、私のトークが始まります。
 ☆ほんとうに池上線の中で『池上線』を歌いました。
 ☆寒いと思ってジャケットを着こんでのライヴになりましたが
  駅に止まってもドアが開かないのでむしろ暑いくらいでした。
  この車両では隙間風も吹きません。
  車窓の風景もずいぶん変わりました。
 ☆ライヴは3両編成の内の1両でしか出来ないので
  往復でお客様は入れ替わります。
  他の車両では戸越銀座のマスコット『銀ちゃん』こと
  猫の『戸越銀次郎』が皆さんのお相手をしました。

Photo-3
 ☆往復1時間のトーク&ライヴはあっという間に終わりました。
 ☆『銀ちゃん』を囲んで職員の方たちと記念撮影です。
 ☆池上線は新しく生まれ変わります。
  26日から人と環境に優しい新車両が走ります。
 ☆最後に『池上線号』の前で記念撮影。

今回のイベントを企画してくださった東急電鉄の皆さん、
沢山のスタッフの方々、参加してくださった皆さん、
30年越しの思いを受け取ってくださって
ほんとうにありがとうございました。

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