9月14日 (木)  課外授業

御殿場の駅に着くと、
切符売り場の前に小学校の一年生(?)が
沢山しゃがんでいた。
どうやら社会勉強の課外授業らしい。
駅員さんが券売機の説明をしていた。

子供達が持っているのはリュックにもなる画板兼道具入れ。
なんて便利な物なんだろう。
私の時代には無かったな。
必要が産んだ発明品に拍手!


ホームに降りると
反対側の松田方面のホームに電車が止まっていた。
御殿場線は単線なので
上りと下りの電車がホームで待ち合わせをする。

私が電車を待っていると
子供たちが先生と駅員さんに先導されて降りてきた。
松田方面のホームに電車が止まっているのを見て
「あ、電車だ!」と喜ぶ子供たち。
何か電車を見て喜ぶ子供たちって、いいなぁ。

子供達はホームの一番前で再びしゃがみ、
駅員さんのお話を聞いていた。

電車がホームに入ってきて、私は電車に乗ったけど、
子供達はお話を聞いただけで、また戻っていった。

東京に住んでいたときは
こういう授業を受けている子供たちに会ったこと無かったけど、
今の都会の子供たちはどんな授業を受けているんだろう?


そういえば、今朝のワイド番組で
先生が子供たちから暴力を受けているって話を聞いたけど、
殺伐とした現実に愕然とした。
様々な規制などの問題にがんじがらめにされて、
大人も子供も、どう接したらいいのか分からないのだ。


そんな暗いニュースの後で
あんな風に元気で無垢な子供たちを見ると救われる気がする。
どうかあの子たちの「おひさまのたね」が
やさしくつよく育ちますように…と祈るばかりだ。