12月23日 (土)  新しい餌

クリスマス・イヴ・イヴ。

昨日、中野の実家に行ったときに、
隣の小鳥屋さんを覗きました。
ミクシィの野鳥倶楽部の仲間の写真で、
手乗りしているヤマガラにあげている餌が
ひまわりの種とは別のものだったので
それを訊こうと思ったのです。


久しぶりに会った小鳥屋の和ちゃんにヤマガラの話をすると、
喜んで教えてくれました。
「あぁ、それはきっと麻の実だろ。
 炒って食べると香ばしくて美味いよ〜」
そう言って出してくれたのは、
確かに写真と同じものでした。

「そうそう、これこれ!」
「ヤマガラもシジュウカラもきっと喜ぶぞ〜」

そう、そしてきっとミクシィ仲間がしたように、
二羽いっぺんに止まってくれるに違いありません。
そう思うだけでワクワクしました。


「じゃあさ、これもやるよ」
和ちゃんは一緒に生き餌の虫をくれました。
のそのそ逃げないように、
ケースごとポリ袋に入れて
そっと持ち帰って来ました。(Photo-1)



朝、
いつものように餌場に立ち、
片手に麻の実、片手にひまわりの種をもって、
ヤマガラを呼びました。

ところがです。
ヤマガラは麻の実には目もくれません。
みんなひまわりの種だけを持っていきます。
「なんで〜?」


そこで麻の実とひまわりの種を混ぜてお皿に入れ、
別のお皿にとっておきの虫を乗せてみました。
(この間、ヤマガラたちは木の上から
 私のしていることをジ〜ッと見ていました)

今度こそ…と思いきや、
やっぱり虫にも麻の実にも目もくれず、
ただひたすらひまわりの種を食べるのです。
その結果がこれです。(Photo-2)


仕方なくひまわりの種と麻の実の中に
虫を入れてみました。


やがてシジュウカラが来て、
しばらくいつもと違う餌に警戒したあと、
ようやく虫を咥えました。(Photo-3)


夕方、もう一度餌場を確認すると
麻の実だけが残っていました。


麻の実、けっこう高かったのです。
一袋700円もしたのです。
ひまわりの種よりもずっと高いのです。
二袋も買ったのに、
このまま食べてくれなかったら悲惨です。


家に来るヤマガラは偏食なのでしょうか。
よく分かりません。



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