1月18日 (水)  野鳥天国

朝、窓を開けるとうっすら白い。
雪だ。
よく見るとまだ降り始めたばかりだったようだ。
でもすぐに雨に変わった。

時雨模様の裏庭をしばらく見ていると、
裏庭の小道に置いたベンチの陰で、
プルプルと身震いしてる大きな鳥がいる。
何だろうと思ってよく見るとオスの雉だった。
その周りで、スズメ、ヤマガラ、シジュウカラ、
キジバト、ヒヨドリ、メジロ、シロハラなどが
飛び交っている。
まるで野鳥天国って感じ。

雉はしばらく佇んでいたけど、
ゆっくりと動き出し、
気づかれまいと窓際で固まっている私を尻目に
目の前の小道を通って裏の畑の方へ歩いていった。
(そういえば今日は鳴かないな…)と思っていたら
いつもの「ケン!ケン!」という乾いた咳のような声ではなく、
「キャン!キャン!」というような子犬のような声で
遠慮がちに鳴いた。
それにしても大家さんの畑や
我が家との間の道路を徘徊する姿は見かけていたけど、
こんなに近くで雉を見たのは初めて。
窓越しとはいえ、2〜3mのところだ。
眼の周りが紅いことや、首筋の青や緑の胸、
尾の模様や背中の色分けなど、
はっきりと見分けられた。
何だか得した気分!