5月21日 (土)  水戸道中記

19〜20日の二日間、水戸で
「タイム・ファイブ」とのジョイントコンサートが行われた。
茨城県の常陽銀行の友の会のお招きで、
19日の夜、20日の昼、夜の3回公演。

スーパー常陸の車中で事務所の野村くんや
「タイムファイブ」一行と一緒になる。
水戸駅には前乗りしていた飯塚くんが迎えに来てくれていた。
その飯塚くんの面白い体験談。

駅に迎えに来るタクシーの運転手さんに
「アオイスタジオって、葵の御紋と何か関係があるんですか?」
と聞かれたらしい。
「さすが黄門さまのお膝元ですよね」と感心しきり。(笑)

「タイムファイブ」の皆さんとは
数年前にもご一緒させていただいたけど、
洗練されたコーラスと一緒というのは
歌っていて実に心地いいんだよね。
自分の歌が上手くなった気にさせてくれる。
今回は「EDELWEISS」「見上げてごらん夜の星を」「池上線」に加え、
私の希望で私が日本語訳した「LET IT BE」を
ラストナンバーに入れてもらった。

オリジナルの部分では、今回は塩入くんに演奏してもらった。
塩入くんはピアノも凄いけど、アコーディオンも弾く。
一度「AZAMI」をアコーディオンだけで歌ってみたかったので、
今回はそれが実現できてうれしかった。
バンドだと決まりごとなんかがあるのであまり遊べない。
でも二人だけだとお互いの呼吸で自由に入り込めるので面白い。
同じステージが3回とはいえ、
毎回違う歌と演奏になって、楽しかった。
「おひさまのたね」もまた一味違う「おひさまのたね」になった。
お客様にも歌の想いが伝わってくれたみたいで、
皆さんとても喜んでくださったのでよかったナ!

今回は泊まりだったので、
19日の夜はタイムファイブの皆さんは勿論、
スタッフとも一緒に飲みに行ったので親しく話も出来た。
おかげで気心が知れて
20日のステージでの話も緊張感が抜けてよかった。

時間が無くて、お土産の納豆が買えなかったのが心残り。
20日は遅くなったので東京まで帰るのが精一杯。
新宿のホテルに泊まる。
11階というからさぞかし見晴しがいいだろうと思ったのに、
窓の外は、やっぱりビルの谷間だった。
でも疲れてバク睡。

21日。
午前中のバスに乗り、昼過ぎに御殿場に帰った。
今日は土曜日なので高速も込んでいて到着が30分近く遅れた。
途中、小山町のあたりで富士山が見えるとほっとした。

たった二日留守にしただけなのに、
花の成長が著しいのに驚く。
コスモスの芽が畑中にいっぱい…(嬉しいけど困った…)。
バラたちもたくさん蕾をもって、
トケイソウがツルを伸ばし始めていた。
キジが鳴き、ヤマガラが鳴き、アオサギが上空を飛び…。
あぁ、やっぱ家がいいわぁ。