11月10日 (木)  人身事故現場報告。

SBS学苑のため静岡へ。
御殿場線で沼津に到着。
東海道線に乗り換えて静岡へ向かう。

いつものように向かっていたのに
草薙の手前で連結部分にある車掌室から
「ピーピー」と、何だかヘンな音がする。
「大丈夫なのかな…?」
周りを見ても、案外みんな気にもとめていない様子。
そのうち電車が突然止まった。
「ほうら、やっぱり…」
ここへ来てようやくみんなが気にし始めた。
相変わらずピーピーという音は続いている。
車内放送があって、草薙駅の先で人身事故があったとのこと。
途端にみんな携帯電話をかけはじめた。
「予定の新幹線に乗れそうもない…」
「帰るのが遅くなる…」
「待ち合わせに遅れる…」
「仕事に遅れる…」
私はいつも早めに行くので
最悪でも食事をする時間がなくなる程度だろうと思った。
私の乗った車両が止まった場所が、
ちょうど小さな踏切の上で、
横断できないおじいちゃんが
「何があったのか…?」と車内の人に話しかけていた。
結局30分ほど遅れて静岡に到着。
食事をする時間もあった。

それにしてもこういう事故の時って、
みんなもっと騒ぐのかと思ったのに
意外と冷静というか、気にかけていないというか。
どこかに「まさか、自分は大丈夫…」って思う気持ちがあるのかな?